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昨日は彼女も恋してた/明日も彼女は恋をする
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昨日は彼女も恋してた/明日も彼女は恋をするの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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引き込まれる文章と、人の細かな感情が伝わってくる言い回し、心からワクワクしました | ||||
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タイムパラドックス物で、ホラーよりのミステリーかな? 1巻で歴史が変わった原因、あの事故で助かるべき人間と死ぬべき人間を見極め、歴史を本来あるべき姿に戻して非常に綺麗に終わった。 ....かと思いきや、ラスト数ページでここまで救いのない話にしあげるとは。これだからこの作者は侮れん。 タイムパラドックス物で、ありそうで意外となかった話。短編集の「時間のおとしもの」とならんで、ライトな時間SFの隠れた傑作と言えそう。 ただし、この作者の文体に合わない人にとっては「つまらない駄文」がダラダラと続くので、あまりオススメできない。もし読むなら、先に短編集である「時間のおとしもの」の方をお勧めする。 | ||||
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上巻を読み下巻の本作品の終盤までは天真爛漫にしてバカっぽい主人公たちの幼少期の描写に和みながら淡々と心地良くカップル復縁話をメインとした定番のタイムマシンモノを楽しんでいるつもりでした 見事に著者の仕組んだ「仕掛け」にひっかかりました 作中の島の神は島の命と幸福の総量に厳格なのでしょう この島では命や幸福にウィンウィンな関係を築こうとしても摂理によって阻まれてしまうのでしょう こんな島にタイムマシンがあったら島の人はどうするどうなるんでしょうかね そんな事を最初に立ち返って思いました | ||||
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上下巻で成り立っていますが、初読の時には、1冊目を読了した後では作者のトリックは見抜けませんでした。2冊目の途中でやっと気付き、1冊目からもう1度読み直し、感心した次第です。よく読みこめば、伏線もちゃんと張ってあるし、カバー・イラストもヒントですね。これ以上書くとネタバレになりますので書きませんが、変わった時間SFが好きな方にはおススメだと思います。私自身はとにかく「やられたー!うまい!」の一言(二言?)です。 | ||||
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商品の紹介通り新品同様でした。 あちこちの古本屋さんでも置いてなくてやっとここで 見つけました。 | ||||
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とりあえず、月刊入間人間を追いかけることを諦めて、ゆっくり追っ掛けているところ。上下巻で揃えられたタイトルが気持ちよくて買っちゃった。 まあ、こんなことがあれば、仲良くなるよなぁ。チビっこの力は偉大。それと、元気なころのばあちゃんみたいな展開には弱い……。 下巻への期待が膨らむ終わり方だった | ||||
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「昨日は彼女も恋してた」「明日も彼女は恋をする」の上下巻構成で綴られる小説です。 タイトルもイラストもほんわかとした印象なので、甘ったるい恋愛小説なのかな~と思って 手に取ると若干肩透かしを食らいます。まあ恋愛小説であることには変わりありませんが…。 上巻「昨日は彼女も恋してた」を読み終わった時点ではわかりませんが、 下巻「明日も彼女は恋をする」を読み進めていくと世界観が少しずつ変貌していき、 上巻の内容も含めて、なるほどこういう小説だったのかと気付かされます。 著者の叙述トリックや、イラストも含めて、読者を欺いてやろうという気概に満ちた作品でした。 | ||||
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小さな離島に住む僕と車イスにのる少女。僕たちは不仲だ。そんな僕たちが、時空を超えた。 「過去」に来たとわかったのは、向こうから走ってくる“幼いころの自分”を見たからだ。 僕は驚き、そして思いつく。ずっと後悔していたことを、やり直すことができると。 『昨日は彼女も恋してた』『明日も彼女は恋をする』の上下構成です。 上巻は、過去へタイムリープしてしまい、自分たちの未来をやり直す過程が描かれています。 下巻は、未来を変えてたことによる代償として、大切なものを失い取り戻す決意から始まります。 この作品は、「どんなときも、あなたのために」という決意で始まり、終わりを迎えます。 時間を超えるという自分の運命を大きく変えることのできる状況におかれても、 ただただ一貫して「大切だから守りたい」という想いと、「好きだから嫌いになれない」という 二つの気持ちを抱えたまま、物語は最後まで走り切ります。 もし時間旅行を通じて「世界を救う」とかいうものだったら、味のないものになっていたでしょう。 時間を超える。でも、それは自分の大切な人のために。 そのために運命へ抗い戦おうとする彼と彼女の姿を見ていて、強く心を動かされました。 この作品に興味をもたれたら、ぜひ『明日も彼女は恋をする』と一緒にお買い求めください。 | ||||
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過去から戻った私に待っていたのは、彼の消失だった。 そして、私の歩けなくなっていた足が元通りになっていた。 この『現在』では、彼は九年前に死んでいた。私が歩ける毎日、それは彼が死んだ現代。 決めた。私は必ず取り戻す。彼とわたしが世界を、必ず。 『昨日は彼女も恋してた』『明日も彼女は恋をする』の上下構成です。 上巻は、過去へタイムリープしてしまい、自分たちの未来をやり直す過程が描かれています。 下巻は、未来を変えてたことによる代償として、大切なものを失い取り戻す決意から始まります。 この作品は、「どんなときも、あなたのために」という決意で始まり、終わりを迎えます。 時間を超えるという自分の運命を大きく変えることのできる状況におかれても、 ただただ一貫して「大切だから守りたい」という想いと、「好きだから嫌いになれない」という 二つの気持ちを抱えたまま、物語は最後まで走り切ります。 もし時間旅行を通じて「世界を救う」とかいうものだったら、味のないものになっていたでしょう。 自分の大切な人のために時を超える。 運命へ抗い戦おうとする彼と彼女の姿を見ていて、強く心を動かされました。 この下巻にて二人の物語は、それぞれの結末を迎えます。 けれども、どうか二人の物語がここで終わりますように。 | ||||
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仕掛けに全く気付けず、最後まで著者の手のひらの上で踊らされてしまいました(笑) 著者独特の文体も相俟って、おそらく最初から疑いをもって読まないと気づけないと思います。そのくらい良く出来てる。 ただ、個人的には読んだと後に前向きな気持ちになれるような、そんな恋愛もとい青春ものを期待していたのですが、不遇な人が多すぎるバッドエンド?でしたし、またその執念に恐怖を覚えてしまいました。 二回読みたくなる作品です。 | ||||
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本書は「明日も彼女は恋をする」と上下巻構成になっており、その上巻にあたります。 タイムスリップものなのですが、このジャンルにありがちな過去の自分に会ってしまうと大変なことになる、などといった制約はなく逆に深く関わっていく所が新鮮で面白かったです。 大きな展開があったところで終わっているので、下巻が非常に気になります。 | ||||
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これはラノベではない。文学作品だ。 入間節炸裂。 読者は読解力が必要。何も疑わず、素直に読んでると最後マジで泣きます。 | ||||
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この作者の著作を読むのは初めてで、上巻を読んでいた時、文章に違和感を持つ部分が多少あり、 「明らかにこの描写はおかしいだろ」と感じるものもあったので、 「この作者はなんでこんな文章を書くんだ?担当は注意しなかったのか?」と思っていましたが、 「なるほどこれがやりたかったのか」という感じです。 世の中に数多くあり、最近また頻繁に見かけるようになったタイムスリップものでどう差別化をはかるのかと思っていましたが、 なるほどこういったやり方もあったなと、してやられた思いです。 ただ、上巻でどうしても描写の不自然さに気づいてしまうので、そこが少し残念でした。 余談ですが、この本のレビューを見ようと思って少し検索してみたところ、 某質問サイトでこの本のトリックを解説している方がいたんですが、その解説が間違っていました。 それくらい分かりにくいものだということで、一度読んでみてください。 | ||||
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一人称が交互に換わっていきながら進む、恋愛&青春&タイムトラベル物語。 もちろん、なんとなく読んでいるだけでも充分に楽しめるのだが、 この上巻を読んで、次に下巻を読んだ時に、更なる楽しみと驚きがくる。 入間氏らしさもあり、タイムトラベル的な要素もあり、純粋な恋愛物でもある。 素晴らしい一冊です。「え?」となる瞬間、楽しいですよ。 | ||||
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入間さんに見事にやられました。もちろんいい意味で。 面白くて、続きが気になって一気に読んでしまいました! 上巻での話、今回での話の矛盾と違い。 最初読んだときは「え?」となりましたが、読み進めていくうちに謎が解けて行きました。 あまり言うとネタばれになるので控えますが、とても面白かったです。 読み終わった後も少し疑問点が多く、上下巻を手に整理して、考えてみました。 そうすると全てが合致して、「ああ!そういうことだったのか!」となります。 出てきた新キャラ。変わる未来。1234567。そして二人の永遠の恋の戦い。 どちらかが実れば、どちらかが実らない。切なく、悲しく、苦い話。 それと、上巻下巻あわせて。松平さんが色んな意味で魅力的です(笑) | ||||
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上巻「昨日は彼女も恋してた」では、語り手が男性、女性で 頻繁に入れ替わり、お互いの呼び名から男性:ニアと女性:マチの 時間旅行の話として読みました。 過去を少しだけ良い方向に改変した上で現代に戻ったら、 お互いに大事な人が存在せず・・・ ということで下巻「明日も彼女は恋をする」を読み始めましたが、 まずは表紙絵の印象が異なることに違和感。上巻ではマチについて ”フレームの赤色が目立つ車いす”、”変わった髪の色”といった 記載があったのにな〜とは考えましたが、深い意味は無いと 思っていました。 何を書いてもネタバレになりそうなので、深くは書けませんが、 下巻では新たに「林田近雄」「裏袋美住」が登場します。 そして、語り手である(はずの)ニアとマチの言動にズレが生じ、 最後には「映像作品には出来ない、小説ならではのトリックに やられた〜」となりました。 「夢の時間旅行」を入間人間さんが料理したのが本作。 好き嫌いは分かれるかも・・・ですが、私は楽しめました。 | ||||
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入間人間に見事に出し抜かれてしまいました 一人称が「主人公カップルの間で」コロコロ入れ替わる忙しい小説だとは思ってたんですが… まさかその一人称にトリックが(というかトラップに近いでしょ、これ)仕掛けてあるとは! ネタバレ防止のため詳細は避けますが、バック・トゥ・ザ・フューチャーに必要なのって 科学の力じゃなくて自分の想い人に対する執念だったとは。しかも自分の想い人を助けることで 捨てなければならないのが自分自身だけじゃないのがミソ!しっかり他人の恨みを買っちゃいます 正直ラストシーンは「執念」がうすら寒くなるぐらい怖いです。後味も非常に苦いです。 …でもこれが入間人間なんですねえ。 | ||||
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いやー、騙された。 読了後、この後の話を色々考えてしまう。 タイムマシンの理論も新鮮で面白かった。 自分勝手なニア、それに怒る彼女。 松平で始まり、松平のせいで永遠に続く恋の戦い。 | ||||
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入間人間氏の新作はバック・トゥ・ザ・フューチャーです さて!男性諸氏には誰しも一度ぐらいはあるでしょう! 好きな女の子に「好きだ」と言えず、意地悪したり、果ては泣かせちゃったことが! そういう思い出す度に苦々しさが蘇る幼い日の恋の思い出を抱えている方には必読の一冊ですよ、これは 伝えきれなかった想いを抱えたまま、伝えるべきであった相手と顔を合わさざるを得ない状況で生きている そんなダメ青年が悔いを晴らすべく時を超えちゃいます、ジャンプします。 ついでに入間氏お得意の自転車で海面にジャンプします。伝えきれず失った想い人のために必死になっちゃいます。 …でも女性はズルいです。恋愛に関してはやっぱり男の一枚上を行っちゃいます。男はそれでも必死こきます。 そういう必死こいてでも伝えたい想いを抱えている、そんな貴方はやっぱりこの作品を読むべきです。 ちなみに上下巻構成のようです、下巻では一枚上を行っていたつもりの女性が動き始めるようですよ? 想いを伝えられたはずの主人公はどうなっちゃうんでしょうか? 年末に出る下巻を待っても良し、待ち切れずに上巻を読んで期待を膨らませるも良し、です | ||||
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