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GMO



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【この小説が収録されている参考書籍】
GMO(上)
GMO(下)

GMOの評価: 3.87/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

GMOの怖さを強調しすぎるきらいが・・・

GMO(遺伝子組換作物)を利用した、アグリビジネスの怖さを、
全編にわたって強調した作品です。
確かに、ここまでのバイオ技術を持った企業が、
ここまで企業倫理を無視してビジネスに突っ走れば、
有り得ない話でもないですが、ちょっとリアリティには欠けます。
GMOを食べたら、その遺伝子が食べた動物に乗り移ってしまうなど、
荒唐無稽な話まで出て、読者を惑わします。
GMOについての本を、もう何冊か読んで、
偏った知識を修正しておいたほうがよいでしょう。
しかし、作者のデビュー当時の切れ味はどこに行ってしまったのでしょうか。
全く持って残念。
GMO(下)Amazon書評・レビュー:GMO(下)より
4104616028
No.1:
(2pt)

考えさせられます

GMO というホットなトピックをトリートいるので、ニューズペーパーでアドを見て早速よみました。ワインのグレープのストーリーだとアサンプションしていましたが、コカのストーリーにターンし、だんだんリアリティーからアパートして行き、ターニングポイントでは、「オー、マイゴット」のストーリー。フィロキセラに注目していただけたのは植物病理学者のはしくれといたしまして、光栄です。ちょっとカタカナが多い。
挿入される「解説」は、かなり専門性があり説得力があります。現実の遺伝子組み換えの技術で、クラゲから取り出した光るタンパク質GFP の遺伝子を組み換えによって導入した蛍光下で光るメダカがペットショップで売り出されるとか、売っているとか。遺伝子組み換えに関して、どこまで現状が進んでいるのか、レイパーソンがどこまで理解しているのかわかりませんが、遺伝子組み換えに関しては「ジュラシックパーク」のように、具体的な遺伝子と、設計図の記述がなければ私のようなSF ファンは納得しないと思います。結びも「ジュラシックパーク」に似ていると感じたのは、私だけでしょうか?極めれば、どのような生物であれGMO をフィールドに出すか否かという問題は、真剣に考えなければならない問題です。
最後に、植物病理学という学問は、あまり注目されている学問の分野ではありませんが、この著書を読んでいただいた読者の多くの方に興味を持っていただけると、専門家といたしましてもうれしく思います。
問題性の大きい題名に、日本人の著者が挑戦するということでかなり期待していただけに、問題の大きさが伝わらず、ちょっと残念な作品でした。
GMO(上)Amazon書評・レビュー:GMO(上)より
410461601X

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