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(短編集)
第四解剖室
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第四解剖室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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どの話もグロテスク。キング独特の世界が広がっている。生々し過ぎる人間の肉体が破壊されていく描写。映像にしたらきっと恐ろしいものになるだろう。心理的恐怖も圧巻。特に「黒いスーツの男」は、読む者に言いしれぬ恐怖を味わわせる。どの話もあまりに強烈過ぎて、拒否反応が起こってしまった。できればもう少し穏やかな話を・・・。 | ||||
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2分冊の1冊。これを読んでからもう一つの「幸運の25セント硬貨」を買うつもりだった。一緒に買わなくて正解。キングのどんどん先に引っ張るような筋立てがみられない。かといって小粒でピリッとという趣もない。O.ヘンリー賞を取ったという作品もどこがいいのかわからない。例えばエリンの短編集のようにナイフで胸を突き刺すような作品が一つでもあれば短編集としての価値があるのに、大変残念でした。 | ||||
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本書は元々1冊の本を2冊の文庫に分けて出版されたうちの一冊で、その2冊の文庫に両者の関係がわからないタイトル(「第四解剖室」と「幸運の25セント硬貨」)がつけられています。 本書の目次には編集部註として、「収録作品数は13篇となっております。ご了承下さい。」とある一方、続編として「幸運の25セント硬貨」があるという話は書いていません。したがって、本書に13篇収録されていると誤解してしまいますが、実は2冊合わせての話です。 収録作品は、全部で6篇、「第四解剖室」、「黒いスーツの男」、「愛するものはぜんぶさらいとられる」、「ジャックハミルトンの死」、「死の部屋にて」、「エルーリアの修道女<暗黒の塔>外伝」です。 一方で、レビューは元々の1冊の本について書かれたものが多いので、混乱するかもしれません。「Luckey Quater」なる短編、ある女性の悲劇の物語「That Feeling, You Can Only Say What It Is in French」、幽霊ツアーガイドブックのライターがついに本物の幽霊に出会う「1408」、ずっと夢見ていた仕事に就いた少年を悪夢が襲う表題作?「Everything's Eventual」、血なまぐさいラストが驚愕を誘う離婚劇「L.T.'s Theory of Pets」、O・ヘンリー賞を受賞したという「Riding the Bullet」などの作品は「幸運の25セント硬貨」に収録されており、本書には収録されていません。続編は本書とタイトルが全く違うので、注意が必要です。(なお、O・ヘンリー賞を受賞した作品は「黒いスーツの男」で「Riding the Bullet」ではありません。) 作品は、ホラーから普通の小説っぽいものまで様々な味わい、玉石混淆。人によって好き嫌いが分かれると思います。スティーヴン・キングならではのホラーを期待する方には、オススメしません。 | ||||
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