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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時



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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時の評価: 4.45/5点 レビュー 119件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全103件 81~100 5/6ページ
No.23:
(4pt)

好きな人を想う気持ちが溢れた五浦の言葉が素敵

江戸川乱歩の作品を巡る事件を通じて、深めた思いを栞子に伝えた五浦。栞子の答えは「今はただ待ってほしい」だった。
再び姿を隠した母親への複雑な気持ちを抱えたまま、またも起こる古書を巡る謎。

シリーズ5巻目。さすがに登場人物が出そろって、それぞれの魅力がしっかりと認知されているだけに安定した作品になっています。
4巻が長編でこれまた良い出来(TVドラマ版はグダグダでしたが)だったので、短編に戻ってどうかと思いましたが、短編ミステリと物語を繋ぐ「断章」という作り方がやっぱりビブリア古書堂シリーズには合っているような気がします。

今回取り上げられた作品は古書店の経営者が発刊していた雑誌「彷書月刊」、手塚治虫の「ブラック・ジャック」、寺山修司の「われに五月を」の三編。あと、冒頭とエピローグにはリチャード・ブローティガンの「愛のゆくえ」。
特に「彷書月刊」はどんなものなのか、ついつい検索してしまいました。

取り上げられた書籍の蘊蓄を交えて、その書籍に関わった人が抱える謎を解決するスタイルは変わらず。それに五浦と栞子の恋模様と、栞子と母が抱える葛藤をスパイスに、相変わらず巧い、読ませる小説です。
エピローグで五浦が栞子さんに自然に掛けた言葉が、微笑ましくて、「そうだよなぁ」と感じる好きな人を想う気持ちが溢れていて大好きです。

シリーズは後半になってきましたが、最後まで失速せずに素敵なシリーズになれば良いなぁ……
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)より
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No.22:
(4pt)

ここまでのシリーズ最高傑作と思います

「この世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる」あたりのくだりにグッときました。

シリーズ当初の安楽椅子探偵+本好きメガネ巨乳二次元的萌え短編という展開から離れて、ストーリーも魅力的になり、その中にウンチクがうまく散りばめられています。

この展開を最初から狙っていたのか、作者の腕前の成長によるものかは分かりませんが、実に面白くなってきました。
母親と本作最後に出てくる「張本人」を交え、ミステリ的にも盛り上がりそうな次巻にも大いに期待したいです。

【ちょいネタバレ】
作中にミスリードの仕掛けが隠されています。(うっかりすると気付かない)
ストーリーを面白くするという点からは全然関係ないのですが、ここらへんからも作者が腕前を上げて余裕がでてきたのでしょうか?などと思い、ニヤッとしてしまいました。
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)より
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No.21:
(4pt)

作者どうした

1巻は、話題になっていたので読んでみて、大して面白く感じませんでしたが、古書好きなので、なんとなく続けて読んでいました。

2巻、3巻はダラダラしていて、4巻で少し上向いて来たなぁ〜って思っていましたが…

…この5巻は、かなりの面白さです。

また、最初のページから読みたくなりますよ。
ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)より
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No.20:
(5pt)

待望の最新刊

待望の最新刊。
期待を裏切らない面白さです。
『ブラックジャック』は泣けました。
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No.19:
(5pt)

面白かった

ビブリア古書堂の事件手帖の五巻目です。

前回がかなり気になる終わり方だったんで、早速買ってスグ読んでしましまいました。

今回も謎が色々と解けていき面白くなっています。

志田の話も面白かったですが、ブラックシャックの話は凄く勉強になるし面白かったです。

また最後も気になる終わり方なんで、次の巻も楽しみです。
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No.18:
(5pt)

今回も期待を裏切らず、非常に面白かった

シリーズ第五弾。今回も期待を裏切らず、非常に面白かった。

このシリーズは、古書にまつわるミステリーと篠川栞子と五浦大輔の恋の行方、智恵子と栞子の親子の関係が渾然一体になり、この物語の軸となっている。

プロローグ、第一話、第二話、第三話、エピローグという構成なのだが、各話の後に断章という形で、各話を補う話が挿入されており、一粒で二度美味しい作品になっている。

第二話の手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)で、長年の謎が解明され、非常にスッキリした。

それにしても、古書に関する薀蓄には毎回、驚かされる。
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No.17:
(4pt)

ついに栞子さんと大輔さんの関係が・・。

前巻では大輔さんが栞子さんに思いをつたえました。
その結果がこの5巻ではでます。
それまでの間にはまた古書にかかわるミステリーがあり、
栞子さんのおかあさんがでたり・・
 
本が好きな人はとてもすらすら読むことができる作品です。

6巻がまた気になる・・。
早く出して!言ってしまいそうです(笑)
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No.16:
(5pt)

ミスリーディング

今回の巻の最大の特徴は章によって語り部が変わること。

既巻は基本的に「五浦大輔」の視点で物語が進むのだが、今回は大輔に加えて栞子、志田など他のキャラクター視点で語られる章が挿入される。

この「語り部が変わる」ことが重要なミスリーディングになっており、最後まで読むとちょっとした???のあと、「なるほど」と思わせる仕掛けになっている。

今までのファンなら安心して読める内容。ラストには次巻への重要な伏線も張られており、大輔、栞子の関係も含めて続きがとても楽しみ。
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No.15:
(5pt)

智恵子さんの悪のカリスマぶりがハンパない

今回も大変面白かったです。栞子さんと大輔くんの恋愛の行方も気になりますが、それもミステリ部分がキチンとしているからこそ。古書を媒体にした物語と謎解きの楽しさは先を読まずにいられない魅力があります。今巻は特に大好きな漫画(ブラックジャック)が扱われていたので、その思いもひとしおでした。このシリーズに要求したいことは、刊行の間隔をもうちょっと短くして下さい、これだけです。
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No.14:
(5pt)

待望の5巻も期待を裏切らない楽しさ

皆さんが内容についてはレビューしているので詳細は省きます。
待ち焦がれていた5巻を読了し毎度裏切らない楽しさと、もう読んでしまったという後悔で悶えています。
実を言うと2/3を読んだ時点で、その日は本を置き次の日に一から読み直したくらいです。
5巻まで通して読んだ感想として在り来りかもしれませんが個人的な感想を書きます。
一番はやはり登場人物の個性がしっかり書かれています。これがしっかり書けているかいないかで評価が大きく変わってきます。今回のみなさんが『???』となり必ずと言っていい程読み直した部分でも口調など違和感を覚えるべき点に土台となっている『個性』がしっかりと出ています。
二番目は話の構成でしょうか。皆さんの感想にもありますがとても読みやすくなっています。会話文が多いことも読みやすさに直結していますが、これは一番でも挙げた登場人物の個性に馴染んでいくに従って会話口調が淀みなく頭に入ってくるからだと考えます。これにより文章を追う作業から開放されより物語へ没入することができます。
構成の点はそれとは異なり5巻では『断章』という形でより顕著に構成を楽しませてくれています。これは説明が野暮になるのでご自分で是非読んでください。また1巻から通して読むと各巻同じ構成を嫌い、読者を飽きさせない工夫と話の面白さをまとめて解決しているようにも見受けられます。
偉そうなことを書いてしまいましたが本当にオススメのシリーズです。
些細なミステリーを上手くまとめて大きなミステリーを解く鍵へ。その過程での主人公と周りの人の心情や変化も楽しめます。『余すとこなく』読める楽しめるはずです。未読の方は是非!
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No.13:
(5pt)

物語は佳境に入ります(ネタバレあり)

まず、表紙イラストは横顔ではなくやや正面斜め上のアングルから描かれた栞子さんです。雑多な古書に囲まれて幸せそうに本を読んでいる姿には、大輔くんじゃなくても見とれますね。
そして、表紙を開いて飛び込んでくるカラーイラストには、今回物語に出てくるモノレール(お恥ずかしい話ですが鎌倉にモノレールが走っているとは知りませんでした汗)が描かれています。その裏にはビブリア古書堂の店先で出会う文香ちゃんと志田さんがいます。
お話は、大まかにプロローグ、第1話、第2話、第3話、エピローグと各話の後に断章1〜3がそれぞれ挿入される今までにない構成となっており、特に断章は主人公「三浦大輔」ではない人物の視点で物語が進み新鮮です。

さて、肝心の物語内容についての感想です。タイトル通りネタバレ前提で書くことにします。
ざっくりとした印象は、前半は淡々と物語が進み、第3章の終わり頃から一気に読ませる展開だったように感じました。
というのも、この作品におけるボスキャラとも言える存在の智恵子さんが登場し、かつエピローグではあの難敵との再対決がほのめかされるからです。
もちろん、大輔「くん」と栞子さんの関係について進展があったことが物語的には最大の見せ場なのでしょう。しかし、古書に魅せられ狂っているとも言える人物が出てきて二人の前に立ちはだかると思うとなんとも燃えますね。
その他印象に残ったのは、第三話に出てきた「門野澄夫」という男の本性というか、性格でしょうか。
彼が古書を手放した相手とその理由が、その古書にまつわるお話の読後感を多少なりともさっぱりとしたものとしてくれたからです。彼は当初栞子さんですら負の感情を露わにするかなりの厄介者として描かれていたので、いい意味で裏切られたと感じました。
最後に、第5巻では栞子さんの親友であるリュウさんが登場しますが、彼女が栞子さんを評して飛び出したあるフレーズが一番衝撃的で笑ったと思います。作者さんの遊び心が垣間見えました。

第6巻も待ち遠しくなる「ビブリア古書堂の事件手帖」第5巻でした。まさか「彼」が再び主役の二人の前に立ちはだかるとは思っていなかったので、また第1巻から読み返して第6巻の発売を気長に待ちたいと思います。
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No.12:
(5pt)

心憎いねー

私もプロローグを読み違えてましたぁ!成る程。
レビュー読んで良かった。
読後感は爽やか、ドキドキで読み終えました。6巻が早くも待ち遠しいです。やっぱりビブリアは良いのう〜。
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No.11:
(4pt)

読みやすいです 

相変わらず読んでいる間は時間を忘れることができ、楽しいです。すらすらと読みやすいです。
小説に出てくる本は、一度読んでみたくなります。
ただ、古書についての歴史や薀蓄はともかく、その古書をめぐって登場する人たちの人間模様の描き方が以前より大雑把な気がしました。
古書堂を訪れる人たちには、それなりの理由や背景があるので、もう少し深く人物設定したほうが説得力もあって違和感なく読めるのですが。。。
この本は、(1)古書についての薀蓄 (2)古書をめぐって起きるささやかな事件、
これに(3)「俺」と女店主の関係(4)女店主と実母のストーリー、が加わっているのですが
3)と4)が、少々うっとうしいのです。
馴染みのない古書の業界についてや古書についての知識がさらさらと書かれているのが面白いし、鎌倉の風景描写が魅力の本だと思います。。
読者の間口を広げる必要があるのかもしれませんが
栞子さんの抱えている謎?のようなものにフォーカスし過ぎると、凡庸な小説になってしまう気がします。
名探偵自身が無理に謎を抱えていなくていいんじゃない?という感想です。。
それより、古書の謎解き中心のストーリーにして、延々と続けてもらいたい。
「クリスマスにはクリスティを」というコピーがあったように
毎年定期的に発表されるシリーズになれば嬉しいのですが。
あとがきにもあったように、物語も終盤を迎えているようですから、あと数巻で終わるようで残念。
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No.10:
(5pt)

おめでとう!

この巻を一言で表現するなら

「おめでとう大輔くん!」

 ということになるだろう(笑)。

 それ以外は、まぁ、いつものビブリアで。とても面白かった。としか言いようが無い。前の巻までが面白いと思ったなら、安心してこの巻も読んで良し。

 人間関係が複雑になってきたし、各々の性格や人格、人間性も深く掘り下げられて来て、物語に深みが増した気がする。これから後二冊くらいで終わるのかと思うが、勿体無い気もする。

 栞子さんは相変わらず可愛いいし、古書の意外な謎も興味深い。あと、鎌倉に行ってみたくなった。

 続きも非常に楽しみ。
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No.9:
(5pt)

待った甲斐があった

待ちに待った第5巻です。栞子さんと大輔君の関係に進展があり、続きが早く読みたいです。大輔君も待った甲斐があったね!ラストに向けての大きな難関が待ち受けていますが、この2人ならきっと乗り越えてくれるはずです!あとがきにもあるように栞子さんに会えるのもあと数巻のようですが、最後までしっかり見届けたいと思います。
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No.8:
(5pt)

お〇〇〇メガネ

メディアワークス文庫の初期ラインナップの中でも、レーベル?の知名度を一気に引き上げたシリーズだと思います。1巻をジャケ買いした時には、どこの書店でも平積みの日が来ようとは思いもしませんでした。
綺麗なマンガタッチのイラスト、職業系日常?ミステリーでふんだんなトリビア、主人公は女性、などなどは多量の二匹目を生み出しました。(コーヒー屋も好きですよ)
本作も純情過ぎる二人に悶えつつ、ビブリオを蓄えることができます。もちろんミステリーも楽しめます(^^)
シリーズも終盤戦とのことで、再度トリ顔のダシにされたり(最近、烏賊川市に来襲!)など、かき回されないことを祈りつつ、ワクワクしながら次巻を半年位待ちます。
ああ、レビューになってませんでした。
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No.7:
(5pt)

時系列が狂っている訳ではありません

何人か読み誤ってる方がいます。これ以上はネタバレにかもしれません。おそらくプロローグとエピローグに違和感を感じているのだと思いますが、断章''3がヒントです。内容に関しては今回も、本好きの心をくすぐる展開で楽しめました。
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No.6:
(4pt)

まだまだ続くよ!

ビブリア4巻の発売からほぼ一年。

いつもどおり栞子が超人的な勘と知識で事件を解決していく。
雑学的なことを知ることができるし、古書ミステリってやっぱりいいなと思う。
読者にとっては栞子、大輔、栞子の母、この三人がどう絡むのかが気になるところ。

なのだが

正直、本書で描かれる「絡み」に対して不満がある。
今後、栞子の母が出てくることでこの不満が解消されるといいのだが。
またストーリーの進行が遅いと感じた。人気作の宿命か、辛抱強く次巻を待ちたい。
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No.5:
(5pt)

普通に良かった

全巻持ってます。純粋な小説として、物語としてはともかくとして、
「ビブリア」として、ふつうに「らしさ」があり、安心して読めます。

今回は、1〜4巻とは「構成」が違います。
ビブリアは通常、主人公である「俺」、五浦大輔の視点で描かれていますが、
章と章の間に「断章」と称して、別のキャラクター視点で描かれる、短いエピソードが追加されています。

プロローグ→一章→断章→二章・・・みたいな流れ。

これが、良い感じの「仕掛け」になっていて、エピローグに繋がっています。
普通に読むと、エピローグで「あれ?」ってなってしまいます。
何か、矛盾してない?と。
しかし、よく読むと、「ああ、なるほどー」と・・・。

少しネタバレですが、断章が、何故「視点」が入れ替わって書かれているのか。
終盤の、栞子さんと母親の会話で語られたエピソード。
そこに出てくる日付。
それらを踏まえて、プロローグをもう一度、よく読み返してみると・・・

あとは、自分で「謎」を解いてください。
本書に、その解は載っていませんが、あえて答えを語らず、読者に解を求めるとは・・・ワタシは生粋のミステリはあまり読みませんが、こういうのはミステリでは良くある手法なのでしょうか?
作者も、なかなか憎い演出をするなぁ、と感じました。
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No.4:
(5pt)

今回も面白かった!

やはり、ビブリアは面白いですね☆
もじもじ恋愛の行く末も気になりますし・・・

あと、他の方々が書かれてるプロローグとエピローグ時系列の狂いというのは、別に間違ってないと思いますよ。
プロローグの二人の正体は本当は・・・
ってことだと思います。
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