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ハードラック
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ハードラックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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最近この著者の本を読み始め、この本で7冊目です。 展開が複雑でなく、スピード感があり、一気に読めました。 主人公が、だんだんと闇バイトに嵌まっていく様子はリアルで、最初から引き込まれました。 あれ、あの時の大きな鞄はどうなった?とか、ちょっと疑問はありますが、そこは突っ込まず.....に楽しみました。 | ||||
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面白かったです。最後まで一気読み。犯人も意外。途中まで「きっとこいつだろうな」と思わせておいて、実は・・・みたいな感じです。 登場人物にも魅力的な人が多い。森川なんて最高のキャラ。きっと俳優ならあの人、と思いながら読んでました。 ただ、どんなに困ってもやはり犯罪はいかん。見ず知らずの金持ちを襲うだなんて。特に前半、主人公に感情移入するのがちょっと難しかった。 | ||||
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「神の子」が気に入ったので本書も手に取りましたが、本書もおもしろくて一気読みしました。 どちらも社会から零れ落ちた人々が題材で、終盤まで読者に展開を読ませない構想力はまったく退屈することがないです。 すっかりお気に入りの著者になったので、また別の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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各登場人物が事件にかかわるまでの背景が過不足なく説明されており、終盤に至るまで全員が怪しく思え、長編にもかかわらず、最後まで飽きることなくストーリーに引き込まれた。 主人公が、森下の人間的な面を見たと錯覚するくだりは、こうまでなって、なお、主人公がお人よしのままという滑稽さを見ることになり、苦いものを感じた。苦さの原因は、結局、搾取されるものは痛い目にあってなお搾取される側から抜けることはできないのかもしれないという危惧だ。 性根がかわるわけではないから、平気で他人を踏みつけるやつはそのままズルく生きてゆくのだろうし、主人公のようなお人よしは踏みつけられながらも人を信じて生きてゆくのだろう。腐った性根を抱いて生きてゆくのが嫌なら、踏みつけられても踏ん張れる強さを身につけるしかないのだろう。昨今の日本における格差の現状とその中でどう生きるかを考える端緒となった。 | ||||
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とにかく現在最も安定して読める薬丸さんなので、読む本が ない時は薬丸さんって感じで、手に取りました。 物語は、都会の片隅で、幸福な人もあれば、不幸な人も沢山。 その不幸な人達は、運もない、騙される。付け込まれる。偶然 出会いの糸がある闇サイトを通じて、犯罪。 ジンなる男が参加した犯罪。 罪を着せられるジン。 ジンが、警察に追われながら、その一方で追い詰めていく真相に、 その答えとは。 という、薬丸さんにしては、比較的よくある構図に手を出したな という感じ。 薬丸さんって、とっても読みやすいのですが、今回はどうしても あだ名と本名が行ったり来たりして、誰が誰だかちょっと分かりにくく、 ちょっと大変大変。 70点。 とにかく構図が良くあるので、落としどころがこう来たかって、 そんな驚きはありましたが、何となく先が読めてしまって、伏線が あまり張っていないので、道は一直線。 けど、安定感はあり、筆の運びも良いので、最後まで。 他の作品に更なるところを期待します。 | ||||
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天使のナイフ、逃走、虚夢、と薬丸岳さんの本を読み進んできて、いままでで一番ハラハラドキドキし、推理小説としてもハードボイルドとしても、また社会派小説としても、いろんな側面から満足できた素晴らしい作品だと思います。 夜に読むのが楽しみで、読み終わるのが切ないくらい楽しい読書体験でした。 | ||||
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出だしから危うい雰囲気満載、もしサトウなる闇サイトの主催者が何らかの役割を担っていたらと思うと戦慄をおぼえる。 | ||||
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ハードボイルド的な内容の本が好きでそんな本をよく読んでいます。 この本はその面の内容とは違うとは思うけど、読んでいくうちに引き込まれて いった感じです。 | ||||
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プロローグからドキドキさせてくれるなぁと思って読み始めたら、あれ?って感じであまり進まなくなりました。 それでもちょびちょび読み進めたら、やっぱり止まらなくなっちゃいました。 正直、悪い奴ら全員に天罰がくだってほしかったです。 | ||||
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簡潔な文章で、テンポよく進んでいく。 社会派ミステリーであり、ハードボイルド。待ち受ける意外な結末。 この作者は視点に優しさがあり、残酷な描写はあっても残酷な結末にはならないので安心して読める。 常に一定のレベルを保っている作者だが、その中でも一際薬丸岳らしい作品。 | ||||
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物語は不気味な雰囲気の中進んでいく、最後は、少し無理な終わりかたかなと思えたが、サスペンス小説の面白さは、十分味わえる。 | ||||
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「天使のナイフ」が良かったので薬丸岳作品を読んでみました。 結論からいうと面白い!何者かに嵌められ、事件の首謀者を主人公の仁自身で探しながら、自分もまた警察に追われている。 緊迫感があって最後は一気読みしてしまいました。 ただ、少し出来すぎというか展開が読めてしまう感は否めない。 首謀者は誰なんだ!という謎解きを読者に投げかけている割には、ヒントが多くて簡単に分かってしまう。 しかし、それを踏まえても読みごたえのある作品だった。 | ||||
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薬丸 岳 氏の作品はほとんど、購読しております。一気読みで、寝不足になるくらい毎回、楽しく拝読しております。 | ||||
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誰もがこうなりうるかもと思わせる描写は流石。薬丸岳の作品は常にリアルにある社会の問題点をテーマにしているので、読んでいて考えさせられる。 今回登場した物語のキーパーソンである森下はダークヒーロー的というか漫画的というか、ちょっとリアルな感じはしなかったがキャラクターとしては魅力的だった。 | ||||
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闇の掲示板で共犯者を募り、住宅に押し入り強盗を働く。 やがて自分が強盗放火殺人犯人として嵌められ事を知り、首謀者捜しが始まる。 スピード感あって一気に読み終えました、やはり薬丸さんは良いですね。 | ||||
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闇サイトで知り合った名前も知らない者同士が強盗という犯罪に手を染めるが、そこで思わぬ展開が待ち受けます。主人公である仁は、その謎を追って奮闘し、謎の解明が進んで行きます。 ありそうな、あり得なさそうな、微妙な感じの設定ですが、途中からテンポの良いストーリー進行に誘われて、グングン一気読みとなりました。意外な結末には素直に驚かされました。 謎解きやストーリーの主題には関係のないことですが、主人公の仁のような、20代の若者が真面目に生きていても職にもありつけず、犯罪に手を染めて行かざるを得ないような、そういう社会背景にはため息が出る思いがしました。掛け声だけでなく、本当に景気浮上を果たして、老若男女問わず、真面目に努力すれば報われる世の中になって欲しいものだと思いました。 | ||||
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天使のナイフは少し期待はずれだったけれど これは数段良くなっていると感じました。 テーマがしっかりしているので読んでいて 心に響くものがあります。犯人に関しては ごく早い段階で判ってしまったのですが それを抜きにしても充分に堪能出来る内容 でした。もしかすると、成り行きまかせに 生きている誰もがちょっとしたきっかけで 主人公になり得るのではないかと思うと 人ごととは割り切れない深さを感じました。 | ||||
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これまでの薬丸岳の作品の中でも上位に入るくらいの面白さだったと思うけど、読み終えていろいろと考えてみると複雑な気分になってくる。 仁たちのようになりたくないなら、人を信じず、常に相手を疑えということになるかもしれないけど、それもなんか違う気するし、自分は彼らのように闇の世界にかかわることが100%ないとも言い切れないし、読んでいるととにかくいろいろなことが頭の中を飛び交っていた。 でも、考えてみて思ったことは、この正解のない問題を考えさせることが作者の意図だったのかもしれないということだ。 自分はそんな問題の答えを、常に考えている人間でありたいと、この作品と登場人物たちから思わされた。 「この世に応えのない問題はない」、と思っている人には読んでもらいたい。 そして、その存在を知ってもらいたい。 | ||||
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面白いです♪ 何処かで道を踏み外していたら、 自分にも似たような未来が用意されていたかも知れないと、 そんな気にさせてくれる一冊でした。 | ||||
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面白い!一気読みしました! 騙されてばかりの主人公が犯罪に手を染めていく過程もリアルでした。 闇の社会ってなんでもありで、ほんと怖いですね。 私は犯人は別の人だと思っていたので、こうきたか!という感じでした。 犯罪に手を染めて重罪人に仕立てられた主人公がやるせなかった不幸な過去を「自分の努力次第でいくらでも道を切り拓けたのだから、今抱いている絶望とはまったく比較にならない光輝いた時間だったのだ。」と表現したところが、深く胸に刺さりました。 この作家の本は初めて読みましたが、他の本も読みたいです。 本当は文句なしの星5個にしたかったのですが、BAR好きの私としてはバーテンダーはそんなに簡単にお客様の個人情報教えないよ?で星ひとつマイナスです。 | ||||
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