■スポンサードリンク
ハードラック
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ハードラックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
薬丸岳の作品は全部読んでいるが、とてつもなく印象に残り読後、考えさせられる重いテーマがある。ネタバレになるので詳細は書けないまでも、確かに重い描写はある。ただ、何と表現したら良いのか、陳腐な作品になっている。まず伏線がないので、ひょっとしてコイツかな?と思わせるところがあり、まぁそのまんまなため驚きがない。重いような軽いような煮え切らない作品。スピード感があるので一気に読める。ただラストに向かえば向かうほど、正直、もともとリアリティのない作品のため、余計にリアリティが欠如する。ライトに読めるのですが、薬丸岳作品の中では、おススメできない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
闇の組織とか闇サイトとかが出てきて、闇がマジックワードとなって、何でもござれという小説。 私はこれを移動中のバスの中でKindleをトントン叩きながら読んだのだが、テンポよく叩けて心地よく、読み終わったらためらいなく捨てられるので、紙の本だったとしても旅のお供にはちょうど良い。 以下、ネタバレありだが、文庫のBL的な表紙がすでにネタバレである。 具体的な計画もないのに闇サイトで仲間を募集し、集まった連中が怒るでもなくファミレスで鳩首して襲撃計画を練る。東京と軽井沢の間を自動車で移動するが、1行で行ったりきたりするスピーディーさ。途中の描写はないので、作者は現地に行かず地図だけを頼りに書いたか。それはいい。むしろかったるい風景描写的なものがない方が早く物語が進む。犯行に使うレンタカーを借りるのに自分の身分証を使うバカさ加減には呆れる。 カネがないのに仙台まで二人連れで往復し、向こうに着いたら電話帳で調べただけでとんぼがえり。それならネットで住所を入れれば電話番号がわかるだろう。 持っていたマッチから行きつけのバーを探し出し(いまだにこのてを使うか)、バーのマスターが店に飾ってあった写真にちょうど捜索相手が映っていて(!)、その人に借りたものを返したいので住所を教えてくれとベタなやり口で頼んだら、サラサラと書いて渡してくれた。警察でもないフラリとやってきた見ず知らずの人に個人情報をためらいもなく教える。いいねぇ。そうでなくっちゃこの小説は進まない。昭和初期の推理小説なら読者を騙せたようなお気楽さ。 上げていけばキリがないが、何といっても何日も一緒に行動を共にした相手が女装した男だってことに気づかないバカさ加減には呆れる。まあそのオンナ男は役者だったってことにしてあるから、もう怪人二十面相みたいなもんなんだろう。こいつは闇サイトを利用したっていうだけで相手を次々殺してしまうんだからヒドイね。おばあちゃんの復讐をするほど人情味があるのに、殺人の動機が弱いってことなんだけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天使のナイフ、夏目信人シリーズが凄く面白かったので、 それらの作品と比べると辛めの評価になってしまう。 最初の導入部分を読むのがちょっと億劫でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章も場面展開 もストーリーも上手く書けていて読みやすいのですが、リアリティ 不足で薄っぺらく感じてしまい、主人公の怒りや不条理にも感情移入ができませんでした。主人公と同年代の読者に向けた小説ですね。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!