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賤ヶ嶽



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【この小説が収録されている参考書籍】
賤ケ嶽
賤ヶ嶽 (双葉文庫)

賤ヶ嶽の評価: 4.31/5点 レビュー 13件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

おもしろい

様々な視点から描かれる岡田ワールド満載な作品でした。
賤ケ嶽Amazon書評・レビュー:賤ケ嶽より
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No.12:
(4pt)

面白いが、長い。

内容的には、すごい面白いです。各々の武将の駆け引き、特に秀吉の動きや、打つ手は、驚嘆させられます。ただ、長いので、読み切るのに、時間を要します。
賤ヶ嶽 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:賤ヶ嶽 (双葉文庫)より
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No.11:
(5pt)

Amazon

非常に面白かった。清須会議 賤ヶ岳 それぞれの視点で書かれていて最高に勉強になつた。登場人物が多いがリーダビリティーが良く 2回目読みたいと思う作品でした。
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No.10:
(4pt)

信長の武将が、秀吉の天下取りへ抱く想いを描いた小説です

本書は、2010年4月に双葉社から刊行されたものを2014年12月に文庫化したものです。
内容は、本能寺の変に際して天下取りを狙った秀吉に対し、
信長の息子や織田家の武将がどのように考え、どのように行動したかを描いています。
本能寺の変から光秀の死までで約四分の一。
柴田勝家が本能寺の変の報せを受けてからの行動と、清洲会議の終結までで半分。
後半は、関東の滝川一益が北条家に惨敗して伊勢に戻る話から賤ケ嶽の戦までです。
読み応えのある内容でした。
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No.9:
(4pt)

太閤記の世界

本能寺で織田信長が倒れて以後、豊臣秀吉が天下人へ駆けあがったことは周知のことであり、様々な歴史小説家がそれに関わる作品を発表している。ただ、私の印象では、秀吉麾下の部将と秀吉の機微(例えば黒田官兵衛)など、秀吉の周囲の人物を主人公にクローズアップしたものが多く、秀吉の鮮やかな天下取りに焦点を当てたものがむしろ少ないという印象を受ける。この本は、タイトルは賤ヶ岳だが、信長が暗殺されて以後、秀吉がいかに天下を手中に収めていったかという、いわば原点の話が語られ、秀吉の視点で見た歴史の流れが非常に面白く描かれている。往年の作家さんの作品で秀吉の天下取りを知っている人は復習として、意外と秀吉をクローズアップしてその心の動きを描いた軍記物的な話をあまり読んだことのない方には、一度流れを確認してみる意味でもお勧めの本だと思う。とても読みやすい作品です。
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No.8:
(3pt)

群像劇といえば聞こえはいいが

小説として見ると主人公が誰なのか不明確で、やや弱いかなと思う。
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No.7:
(5pt)

心理描写に、抜きん出た才能を、感じます。

まだ、清須会議を読んでいる段階ですが、この方の心理描写に、抜きん出た才能を感じます。堺屋太一氏の秀吉を読んでいましたが、賤ケ岳の合戦が、地図が無くて、よく分からなかったので、地図欲しさに、求めました。朝も、昼休みも、寝る前も、読み続けています。これから、注目していきたいと思います。
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No.6:
(5pt)

結構いい復習になった、良かった

様々な作家にて奈辺の時代の作品を読んできたけど岡田 秀文氏の作品も良く書けている。
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No.5:
(5pt)

賤ヶ岳の戦いを双方向から理解できた

柴田勝家が好きで本書を手にした.『賤ヶ岳』というタイトルからして,主人公は柴田勝家しかあり得ないと思った.結果的にその通りだった.

前半部分は勝家にとっては敵方である羽柴秀吉の話が主体である.勝家ファンとしては少々面白くない話が続く.勝家に比して,秀吉の政治手腕は上回っているように思える.だが,読み進めていくと,そうでも無いことが分かる.

この現世に運命というものが存在するなら,柴田勝家は羽柴秀吉に負ける運命にあった.いや,秀吉が日本を統治する運命にあった.そうとしか思えない.勝家の戦略が完璧ではなかったのは,史家の言を借りるまでもない.しかしながら一方の秀吉も状況は同じである.彼は人であって神ではない.だが秀吉の勝利には,あまりに多くの不確定要素が味方しているように思える.

本書を読んで勝家がますます好きになった.そして佐久間盛政を好きになった.賤ヶ岳の戦いの勝敗は,紙一重であった.そして勝敗の鍵を握っていたのは,運命だったような気がする.

とても面白い一冊であった.
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No.4:
(4pt)

ありそうでない?

秀吉から、或いは勝家からのみ描かれた賤ヶ岳の戦いとその前後ではなく、盛政、利家ら各武将の視点からも描いたものです。面白いです。
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No.3:
(4pt)

詳細・賤ヶ岳

本能寺の変直後から賤ヶ岳まで、1人1人の武将に焦点をあてたストーリー展開。山崎の合戦も賤ヶ岳も、実は秀吉軍にはさほど余裕は無かったという事がよくわかります。「そら、そうよな。」てな感じで。個人的に好きな滝川一益の評価が正当に(高く)なされているのがファンとしては嬉しい所です。小説ですが今まで読んだ戦国物の中で一番史実に近いのでは?と思える所が他の小説との違いで楽しかったです。
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No.2:
(5pt)

成り上がりの簒奪者に屈服を迫られる武将の矜持

本能寺の変から賤ヶ嶽の戦いに至るまでに、秀吉という卑俗な人間が主家を凌ぐ強大な権勢を手に入れる。
戦国時代を生き延びるためにかつて己が見下し、己にへつらっていた秀吉に矜持を捨てて屈服することを迫られた織田家の戦国武将の深い葛藤が描かれている。

「秀吉ごとき」に頭を垂れることを潔しとしない者、家の都合や政治的理由からやむなく追従する者、素直にその能力を認めて進んで奉公して目をつむる者、家臣が先に丸め込まれて自由が利かない者、秀吉の調略にまんまと乗せられて都合よく利用されるだけの者…金や恐怖で強引に服従を強いる秀吉の冷酷な側面も次第に現れてくる。

賤ヶ嶽の戦いに関する記載は後半の限られた頁だけなので、何かそうした内面の葛藤を表現するようなタイトルのほうが本書を現わすのに適しているようにも思われる。
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No.1:
(4pt)

先手の秀吉・後手の勝家

本能寺の変の報に接して、先手先手で動いた秀吉。既に光秀を破った時点でこの戦いの結果は決っていたように受け取られた。勝家や信長の子が動いても後手後手に回ったのは仕方ないにしても、チャンスはなかったのかどうか、想像してみたくなった。先手先手で動かなければ、秀吉も勝家と同じ結末を迎えたかもしれないという意識はあったのかは想像の域だが、その後のあまりにも見事に天下取りしたところをみると、何か裏があったのではないかと勘繰りたくなるのは時代小説を読んでいるものの、悲しさか。
賤ケ嶽Amazon書評・レビュー:賤ケ嶽より
457523690X

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