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ブロンドの鉱脈



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ブロンドの鉱脈の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

デラを南米に売り飛ばす企み 1962年6月出版

ペリー メイスン第67話。Toronto Star Weekly連載(1962-4-7〜4-14) ボレロ・ビーチに住むデラの叔母。デラはメイスンを海水浴に誘います。メイスンは裏切り合戦が大好きと告白。ドレイクは電子尾行器を使用。「行方不明の相続人と隠れた不動産」(Missing Heirs and Lost Estates)という名の会社。ヘイ リューブ(Hey Rube)という暗号。メイスンものではお馴染みの、見張っている部屋に人が次々おしよせ、最後に死体が発見されるというルーティン。法廷シーンは予備審問ですが、担当がリバーサイド郡なのでバーガーは登場しません。最後の最後でメイスンは真実に到達します。解決は鮮やかですが、全体的に冗長な感じは否めません。
ブロンドの鉱脈 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブロンドの鉱脈 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150702403
No.1:
(5pt)

うまい話にご用心

ペリー・メイスン・シリーズの1962年の第67作。メイスンとデラが休暇先で出会った、肉感的なブロンド美女のダイアンは、ものすごく高カロリーの食事を1日5食も平らげていた−それも毎日毎日。ある特異なモデル契約により、一定期間内に相当量の体重を増やす必要があるのだという。メイスンはこの契約には裏があり、ダイアンはだまされていると直感、彼女を救うため秘かに行動を開始する。

まず、冒頭の突飛なモデル契約の話に、コミカルな味わいがあって楽しい−ダイアンにとっては全然笑い事ではないが。また、事態が予想外に込み入った様相を呈してくるのも、なかなかおもしろい。さらに、推理物としても結構出来が良い。特に時間的要素がカッチリと組み立てられている。

欲を言えば、”被告席のダイアンは、ここしばらく食事が喉を通らなかったらしく、以前の体重に戻りつつあった”等々、オープニングのおもしろさを生かしたコメントが、終盤にちょこっとあれば良かったと思う。
ブロンドの鉱脈 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ブロンドの鉱脈 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150702403

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