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信玄忍法帖
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【この小説が収録されている参考書籍】
信玄忍法帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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「ザ・ワールド(世界)」といったら、JOJOの最強ボスDIOの時間を操作できるスタンド。 この信玄忍法帖では、まさにザ・ワールドと同じような時間を操る忍者が登場。 対するは、史上最強の剣豪は誰というアンケートをとったら、おそらく宮本武蔵を抑えて1位になるであろう新陰流始祖「剣聖」上泉伊勢守信綱。 これはもうドキドキせざるを得ません。 その死闘の結末には、思わずジャンプの別のマンガ、「お前はもうすでに‥‥」というセリフのアレを思い出して痺れることでしょう。 信玄の死を影武者を使って隠そうとする、実は川中島で死んでいなかった山本勘助と若き日の真田昌幸および配下の忍者猿飛と霧隠。 彼らと、信玄の生死を明らかにしようとする家康および服部半蔵配下の忍者たちの虚々実々の闘い。 登場人物だけでもワクワクが止まりませんが、彼らの繰り出す奇想天外な忍法がホントJOJOのスタンドを彷彿とさせる凄さで、本当にお勧めの娯楽小説。 | ||||
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おまえはすでに死んでいる これ信玄忍法帳からですよね 最初漫画を読んだとき台詞真似たなと ニヤリとしました。 | ||||
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この作品は著者の作品の中では「比較的」エログロに関しては 控えめな作品だと思います。 ですが、ないわけではなく もちろん定例のお色気作戦等は出てきますので あしからず。 信玄の死をひた隠しにしようとする武田側と それを暴こうとする徳川側の攻防。 もちろん追う側に使われているのは精鋭の忍者たち。 幾度も出会う相手を翻弄せしめます。 まあ、こういうのは現実だったら 絶対にありえることのない物語。 でもそれを知っていても読みたくなる。 著者の忍者小説はそういうとてつもない 魔力を秘めているのかもしれません。 最後も、控えめな作品に 相応しいラストになっていますし。 でも、エログロは一応「ある」ので 読む際には要注意。 | ||||
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本書に登場する忍者の最高のキャラは「えびら坊」であり、その忍法は巨大化する京人形です。 風太郎独特の術語が人形の製法時にも駆使されたが、その巨大化の過程では脳味噌が沸騰するような独壇場をむかえ、その結末には「アホか!」とおもいっきりツッコミを入れたい最高のオチとなります。必読。 | ||||
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山田風太郎のn対nの戦いが信玄の影武者対徳川忍者であるが、武田の大軍師「山本勘介(道鬼斎)」の出現により、大変おもしろくなっている。また、この小説の最後では史実に基づいた結果を迎えるが、その直前に胸にジーンとくる場面が待っている。 | ||||
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~あらかじめ結末をさらした上でストーリーを展開させるのは風太郎の得意とするところですが、今作は信玄まことに死せりや?というテーマを巡る歴史小説です。 大久保岩見守、北条家、風摩一族、服部半蔵に徳川信康と、これらの史実人物が武田家滅亡を予感させ、物語が加速度的に武田家の悲運へとつながっていくさまはまさに圧巻。 武田信玄の偉大さ、歴史の~~恐ろしさを教えられる一作です。~ | ||||
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忍法帖を彩る忍法は、どれもこれで殺されるのは嫌だというものだらけです。 そんな忍法の中でも「コ、コレだけは勘弁してくれ!」とファンが真っ先にあげそうな「春水雛」が登場。そのシュールさにはじめは笑いつつ、読み進むうちに「やめてくれぇ!」と絶叫したくなることうけあいです。忍法のみならず虚実ないまぜになったプロットも見事。満を持して復刊の傑作です。 | ||||
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「我の死後三年は喪を秘せ。」三方ヶ原の合戦後、無念のうちに 鬼籍となった武田信玄はこう遺言した。信玄の前には川中島の 合戦で死んだはずの山本勘介が座っていた。勘介は真田昌幸、 猿飛、霧隠の3人と計り、信玄の影武者たちを表に出し 「信玄未だ死なず」と発表するが・・ ここに家康の命を受けた服部伊賀忍者9名が甲斐に忍び込む。 武田方は信玄の死の秘密を守ることができるのか。 信玄忍法帖は忍法帖シリーズの中でも忍者合戦が充実しており、 おもしろさも上出来の部類に入る。伊賀者たちの忍術を 楽しんでほしい。 | ||||
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