■スポンサードリンク


チーム



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
チーム
チーム
チーム (実業之日本社文庫)

チームの評価: 4.20/5点 レビュー 79件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 61~63 4/4ページ
No.3:
(4pt)

one for all の走り

陸上は本来、自分の記録の更新をめざすものです。けれども、世界の中で日本にしかない駅伝はチームが強調される特異なジャンルであり、特に箱根駅伝は、チームや母校のために頑張る姿が感動を呼び人気を博しています。そんな箱根駅伝に学連選抜はあまりしっくりこないと思われがちですが、ここに一つの答えがありました。

自分の記録のために集められたメンバーが、やがてチームの勝利をめざして走る時大きな力を出し始める。最後まで自分にこだわっていた山城がある事をきっかけに初めて他人のために走り、限界を超えた走りへと脱皮する・・・

ジョイスにも似た秒単位での感情の描写が臨場感を煽り先を読むのがもどかしいほどです。
チームAmazon書評・レビュー:チームより
4408535400
No.2:
(5pt)

箱根駅伝ファンは思い切り楽しめます。

箱根駅伝の季節が近くなってきました。
毎年色々なドラマがありますが、この小説は「学連選抜」を主人公にしています。
そうか、そういう手があるか・・・とこの段階で心をつかまれレジへ行きました。
「学連選抜」で走る選手たちの少し屈折いた想いと、寄せ集めがチームになっていく様は
読み応えがありました。
特にレースのシーンは圧巻でした。
レースを走っているランナーたちの心理描写や、ランナー視点の情景描写は
臨場感があり、夢中になって読んでしまいました。
これは面白いと思います、特に箱根駅伝ファンには特に。
おススメです。
チームAmazon書評・レビュー:チームより
4408535400
No.1:
(4pt)

敗者の意地

箱根駅伝の敗者たちのチーム、学連選抜の物語だ。
彼らの葛藤と意地と執念が生き生きと描かれた作品。
2008年の現実のレースでは、総合4位になったことを記憶してる方も多いと思う。

走ることのスピード感、爽快感、苦しさ。
陸上競技の底知れぬ楽しさが鮮やかに描かれている。
ローカルスポーツである駅伝の不思議な魅力が行間からあふれ出している。
選手たちのキャラクターは誰も皆、素晴らしい。
特筆すべきは天才ランナーの山城だ。
彼のキャラクターの際立ちが無かったら、この作品の価値は半減したと思う。

ああ、来年の正月もまた、箱根駅伝を見てしまうんだろうなぁ。
チームAmazon書評・レビュー:チームより
4408535400

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!