■スポンサードリンク
チーム
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
チームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み切って感じたのは、同じような題材としている小説「風が強く吹いている」よりも、グンと完成度が高いということ。 他のレビューの方も書いていたが、「風が強く吹いている」では、実際に走ったことがある人ならば 絶対にありえないと断言できる内容で話が進んでいくので、読み手側としては、冷めてしまう。 この小説「チーム」は、そういう意味で、安心して読める一冊だった。 ところどころは、ふつうはレース前に試走しているはずだから、 レース当日にコースの特徴を初めて知ったような感想が、選手の視点から出るのは、 違和感があるけれど、それ以外は、上手くまとめていると思う。 すべての区間を、細かく描写していくのではなく、 特定の区間に重点を置いて、描写していくのも読み手を飽きさせず、効果的だったと思う。 スポーツ小説で難しいところは、読み手としては 「ラストは優勝して終わってほしい…」という気持ちと 「優勝までいくと、物語として嘘っぽい」…という気持ち。。。 でも、この小説はその両方を巧妙なバランスで、ラストを迎えることになり、 筆者の技量の高さが伺える。 駅伝という小説の題材は、ある意味、展開が同じようになってしまうが その中でも、一番、リアルに近く、読んでいて違和感がない。 小説を読んでいるというより、途中からは中継を観ているかのような感覚になってきて この作品の臨場感の高さに感心した。 スポーツ観戦をしたときのような、爽やかさがこの作品には感じられた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いい!! 昔マラソンは人生と似ているっといっている人がいたが やっぱりその通り、 長距離には人生を投影できる何かがあると感じられる。 もともと大好きな箱根駅伝が題材だ! だからか本当に感動するシーンが多い。 そしてその中にちりばめられている言葉が 色々とあれこれは自分の人生にもいえることなんではないだろうかって思った 「逃げたい」という話もそうだし、「限界」の話とかもそうだ! 決断の話もそう! そう考えると内容ひとつひとつがすっごく大切な物語になる。 僕みたいに特に箱根駅伝が大好きな人には かなりおすすめの本だと思う。 まだ読み終わってないのですが、先に今のところまでの感想を書いてしまいました(笑) 堂場瞬一さんのスポーツ小説はいい。 他のもどんどん読みたくなりました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
堂場さんの著書の中で一番好きです。 駅伝の小説がこんなにも面白いとは思わなかったです。 正直、箱根駅伝はじっくり見たことはなかったのですが、来年の箱根見たくなりました!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スポーツものとして感動して読みました。良かったです。時間を見てまた読み直します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Verrrrrrrrrrrrrry Gooooooooooood!!!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝という注目されている大会の中で「学連選抜」に焦点をあてた小説である。 予選会で敗れた大学から選ばれる即席チームをまとめることの難しさがよく描かれている。 駅伝という特殊な競技でチームワークというものの大切さが伝わってくる。 感動的なスポーツ小説であり、今の時期に読むのがおすすめである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学連選抜に焦点をあてるとは・・・来年の箱根から学連選抜も注目してみたい。バラバラだったメンバーが徐々に一つになっていく様は、三浦しをんの箱根ものにも通じるところがあるかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
別に箱根駅伝のファンでもないのだが、寄せ集めのチームである「学連選抜」を主人公に据えた設定と、同じ堂場瞬一の『大延長』が面白かったので読んでみた。 読んでみて思ったことは「期待以上に面白い」ということだ。 物語をここまで面白いものにしているのは、良くも悪くも山城の存在にあるのではないかと思う。 山城は学連選抜に入ってまで出場する理由を「2月のマラソンの調整のため」とか、浦や門脇がチームやチームワークを説いても悪態をつくばかりだった。 3区で大ブレーキをし、順位を大幅に下げた朝倉には「こいつはここまでの選手」とまで言った。 自分は見ないのでよくわからないが、この小説の見どころの一つはリアリティのある描写だという。 だが私はそれは、さんざん悪態をついていた山城がレースが進むにつれて「チーム」に対する考え方が変わっていくところにあるのではないかと思う。 皆解っているようで解っていない「チーム」というものを山城や、浦や門脇吉池の言葉から考えてもらいたいというのが作者の意図ではない可と思う。 堂場瞬一のスポーツ小説コレクションを読んだことがない人にはお勧めする。 いろいろと考えさせられるものがあるはずだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝ではいつも自分の出身大学を応援していましたが、来年のお正月は学連選抜に出場したそれぞれの選手の想いを想像しながら応援したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝の中でも学連選抜という寄せ集め軍団にスポットをあてて描いていることで内容に幅が広がっています。個人の記録のためか、チームのためかといった葛藤から、ランナーの心理まで本当に面白く読み進めることができます。特に長距離ランナーの走っているときの心理戦は特筆すべき点があり、その駆け引きの中でまるで後ろのランナーの息遣いがまじかに聞えてくるような錯覚さえ覚えます。読み終わり評価として☆は5個かなって思っていましたが、最後にTBSアナウンサーの中村氏との対談を読んで、堂場氏が「僕はあまり取材をしない」的な発言があり、本書のランナーの心理も取材からではなく自分のスポーツ体験(ラグビー)から得ているということなので、残念ながらちょっと本書の信憑性が薄れてしまいました。よって☆は4つとさせていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝はたまにテレビで見る程度だったが、学生選抜のチームって何だろうなと思いつつも特に調べずにいた。この小説はその学生選抜チームの話だ。予選で負けたチームの中でタイムが良い選手が集められて作られる即席チーム。 いつも一緒に練習してきた仲間とではなく、会ったばかりのチームメイトと繋ぐ襷(たすき)。選手たちの心理状態をリアリティ溢れる描写で描きつつ、浦という魅力的な主人公が物語を熱くさせる。 読後は来年の箱根駅伝が待ち遠しくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝好きには、一気に読んでしまう内容です。 チームとしての走り、気持ちの持ち方、感動です。 お薦めの一冊ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
毎年10位までのシード獲得を外れると予選会から勝ち上がらなければ本大会に 出場出来ない、くらいの知識しか持たないであろう「箱根駅伝」。 その箱根予選会がどのように行われているのかにもページを割いて、けして あり得なく無い話が淡々と半ば読者の期待通りに進む。 なんのための「箱根」なのか、なぜ関東ローカルの駅伝大会が全国中継され 熱狂させるのか、速い選手の寄せ集めだけでは勝てないのか、目からウロコの スポーツ根性小説。 自身、正月の二日間をテレビ前で観戦しないでいられない、そもそもの理由が ようやく判ったような気がした。 感動したいからではなく、同じ思いで走る選手達と同じ時間を共有したいのだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
箱根駅伝モノということでは、少し前に読んだ三浦しおんの「風が強く吹いている」が個人的には許しがたい作品でした。 ネタばれになるので詳しくは書きませんが、あまりにもリアリティに欠けるお話にあきれ果てました。箱根駅伝は、 中高で実績を上げた才能あるランナーが憧れて猛練習に励み、集い、死力を尽くす本邦最高峰の駅伝大会のひとつであって、 5キロのジョギングすらまともにできない奴もいたド素人集団が半年ちょっと練習を頑張っただけで大活躍って、 どっかの小さな町のふれあい駅伝大会並みに描かれていいものではないと思うのです。「チーム」の巻末の対談で 堂場瞬一がずばり言ってくれています。「スポーツ小説に関しては小説的な嘘が許されない一面がある。だからどうしても リアリティに即して描く必要がある」と。まさにその通りだと思います。 堂場瞬一といえば「刑事鳴沢了」シリーズは全巻読みました。スポーツ小説はこの本が初読ですが、ぶっきらぼう、 寡黙でありながら情感の伝わる堂場節は変わりませんね。ストーリー展開は正直なところほとんど予想通りでした。 活躍するかもと思った奴が活躍し、トラブりそうと思った奴がちゃんと?ブレーキとなり、着順がこのあたりで、 あいつがこうなって・・・。最後は普通に終わらないだろうなと思っていたらちゃんとひとつありました。劇的な 起伏のあるお話ではありませんが、本戦がスタートしてからはちゃんとハラハラ、ドキドキしましたし。10人のメンバー 全員を書ききっている訳ではありませんが、その辺のボリューム感も逆に散漫にならずに程よいのではないかと思います。 この本の素晴らしいのはなんといってもリアリティですね。学連選抜が何故冴えないのか毎年疑問に思っていました。 予選会でいい成績を残した選手の寄せ集めで、本戦には出られないとはいえ各学校のエース級の連合軍なんですから もう少し上位に来ていいはずだろうと。何故下位に低迷するのか、この本を読んでその理由がよ〜く分かりました。 何のために、誰のために倒れるまで走り続けるのかということですよね。駅伝は個人競技ではなくチーム競技なんですね。 この本のタイトルはシンプルですが深いです。 箱根駅伝小説としてのひとつのスタンダードと呼びたいいい作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から面白いという評判を聞いており、書店で見つけて即購入しました。 私自身、陸上経験者であり、 箱根駅伝は大好きなので楽しみで仕方なかったのです。 また、先日行われた全日本駅伝では、 多くの団体を抑えて学連選抜が優勝したというタイムリーなニュースも耳にし、 「もうこれは読むしかないよ!!」と考えていました。 読後には、自分も学連選抜チームの一員になれた気がしました。 監督の胃がキリキリする場面では自分も胃が痛くなったような気持ちになったり、 朝倉が暴走し始めた時には浦の気持ちになってハラハラしたり、 山城がデレたところでは私もにやにやしてしまったり。 そんな感情の起伏が、読んでいる間に湧きおこったから、 チームの一員になった感覚を得られたのだと思います。 何度も起こるチームの危機に、ハラハラしながら一気に読みました。 今年も箱根は絶対見ようと思います!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から面白いという評判を聞いており、書店で見つけて即購入しました。 私自身、陸上経験者であり、 箱根駅伝は大好きなので楽しみで仕方なかったのです。 また、先日行われた全日本駅伝では、 多くの団体を抑えて学連選抜が優勝したというタイムリーなニュースも耳にし、 「もうこれは読むしかないよ!!」と考えていました。 読後には、自分も学連選抜チームの一員になれた気がしました。 監督の胃がキリキリする場面では自分も胃が痛くなったような気持ちになったり、 朝倉が暴走し始めた時には浦の気持ちになってハラハラしたり、 山城がデレたところでは私もにやにやしてしまったり。 そんな感情の起伏が、読んでいる間に湧きおこったから、 チームの一員になった感覚を得られたのだと思います。 何度も起こるチームの危機に、ハラハラしながら一気に読みました。 今年も箱根は絶対見ようと思います!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も言及されていましたが、どうしても「風が強く吹いている」と 比較したくなってしまう。 「風が-」が現実的にはあり得ない話なのに妙な説得力と言うか魅力を 持った話であるのに対して、こちらは十分あり得てしまう話。学連選抜で 走っていた選手たちには悪いけれど、もし現実としてこういう事が起きる と余り面白くはないだろうな、とは思った。 それと、主人公(本作の浦と「風が-」のハイジ)の人物描写が前者の方が 軽いというか、余り魅力的に思えなかった。故障の発生を半ば自覚して走る と言うのは物語ではアリだとしても、現実にキャプテンがそんな事をしては いけないだろう。 気にし過ぎかも知れないが、本作に出てくる「名伯楽」吉池先生は、オリンピック のマラソンランナーを3人育てながら、箱根駅伝には一度も出場すらできなかった? さすがに現実的に考えて、そんな事が起きるはずが無いのでは?自分としてはすごく 気になりました… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
風が〜と比較されてる方もいますが、駅伝がテーマというのが共通なだけで、ご都合主義の単純なお涙頂戴の作品とは、違いチームは非常に楽しめました。 箱根は素人の思い付きで走れるほど甘いレースじゃないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「風が強く吹いている」と同じく箱根駅伝を舞台とした物語ですが、変わっているのは扱っているのが関東学連選抜というところ。所属もバラバラ、意識もバラバラ。合同練習も頻繁にできないからチームワークを作るのも難しい。 物語は半分以上を箱根本戦に割き、キャプテン・浦らメインキャラ4人の走りを詳細に描写。ちょっとした路面の変化や異物踏み、よろけるライバルを避ける動きが後々の走りに与える影響が、走っている人間の感覚で表現されています。 面白く読めましたが、9区・10区で見せ場を作る展開は、構成上仕方ないとはいえ「風が・・・」とほぼ一緒。学連選抜というニッチなものを取り上げたからこそ、チーム形成への過程=合宿シーンをもっと描き込んで欲しかった気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は箱根駅伝の学連選抜チームで走る話である。学連選抜チームは箱根駅伝に出場できなかったチームから選抜された寄せ集めのチームなので、どうやってチームが一体になるかということがポイントになっていく。本書での焦点は、キャプテンの浦が中心となって、個人の記録にこだわる天才ランナーの山城をどうやってチーム一体化に引き込むのかということなんだろう。 三浦しをん著『風が強く吹いている』とよく似ている話である。だから、二番煎じという感じも否めないが、本書は本書で、寄せ集めのチームが一体化したときの強さを感じさせる感動ドキュメントを見れるといういい面もある。そういう点では、こういう視点もありなのかなと思う。それに、箱根駅伝を走っているという臨場感を感じさせる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!