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検察側の罪人
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検察側の罪人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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話としては、大変面白かったけど、こんなことをしてしまった必然性があるとは思えない。 なので、どの登場人物にも、あまり共感を持てない。 過去にあんなことがあったとしても、自分の人生をかけてまで、こんなことをやることは考えられない。 とはいえ、映画も見てみたい気がする。 | ||||
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犯人の吐く痰が印象深い。そして石狩鍋も涙をそそる。正義とは何か、冤罪とは何か、それぞれの光と影を強力に顔面に叩きつけれた気分だ。犯人に告ぐとはまた違った分野だが素晴らしい。映画はまだ見ていないがキムタクでは役不足ではないかと心配になった | ||||
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読み終わった時は心にずっしりと重いものを感じたけれど 面白くてどんどん引き込まれていった。 検事であるが故の最上の歪んだ正義は 人としても間違ったことをしてしまった。 冤罪は決してあってはならない事だ。 結局殺人犯であることに変わりはない。 しかし殺人犯の松倉は逃げ延び 時効によって法の制裁を受ける事がなかった。 何かやりきれないのも感じたのも確かだ。 大体、時効という法律があった事自体が間違いの元だった。 実際日本の事件の判決はあまりにも軽い。 加害者の人権ばかり守り被害者の人権がないがしろに されがちな法は正義だと思うかと聞かれれば 私はわからないと応えるだろう。 でもこれだけは思う。 法は不完全だ、何故なら不完全な人間が作ったからだ しかしどんなにあがいても 今の法を遵守していきそれで生きていくしか為す術が ないのも現実だ。 | ||||
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読み進めるうちに、行間における著者との対話のような時間を感じるようになる。 それは、没入の読後感なのか、それとも、読み手としての自分といち個人としての自身の内面との葛藤だったのか。 | ||||
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上下とも、木村拓哉の映画って事で読んでみたかったので、購入しました。 実際どんな映画になるのか楽しみです。 | ||||
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年を取ったということでしょうかねえ。こういう、重いけれど、生き方や人生を考えさせられるような話が胸にグッと来ます。こういう重厚な作品を読むと、トリックとかアリバイ崩しとかは、どうでもよくなりますね。 そっちは違うよ、そうじゃない! 止めろ! 途中から最上に対して叫びたくなりました。本当におもしろかった。昨年度のミステリーベストテンに入っているのは当然ですが、どうして1位じゃないのか不思議です。 | ||||
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こんなことがってはいけないが、冤罪はこのようにして生まれていくんだろうと認識できた。 | ||||
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こんなことがってはいけないが、冤罪はこのようにして生まれていくんだろうと認識できた。 | ||||
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戦後の文豪、大岡昇平ばりの法曹界・捜査機関のディテール。司法を志す若者にもオススメの一冊だ。 ネタバレ・レビューが散見されるのが残念だが、それでも「裁判所もの」として思わず、へーと新知識を得ることもできるエンタメ作品だ。 | ||||
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最初から最後まで、楽しめました。ただ、映画ではラストは変えてほしいと思いました。あれでは報われないです… | ||||
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最近、冤罪事件は耳にする事が多くなったような気がします。 無実の罪で逮捕された男の過去は時効になった悲惨な事件の犯人だったという設定。 法の裁きを逃れた男を追求するがうえに、事件を起こして、その男が法の裁きを受ける設定。 冤罪を晴らして行こうとする男。 冤罪を晴らす事を生業とし救世主のような知名度を上げ儲けようとする男。 検察官の師弟関係の間柄。 正義を問いにし、そこから広がる複雑な人間模様を展開していく。 時効になれば処罰されない法律の壁。 凄惨な事件に対して、犯人が分かっているのに、罰する事ができない法律の壁。 ならば、私刑あるのみなのか。 法治国家としては私刑は許されるべきものではない。 このシチュエーションのなかで、ひとが取るべき行動に対する答えはあるのだろうか。 | ||||
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雫井脩さんの本を始めて読みました。 ユニークな構成でおもしろく、小説の中にずんずんはまりこんでいきます。 豪華なキャストで、映画「検察側の罪人」は2018年に公開されます。 人間模様を描いていく必見のサスペンス。 ベテラン検事と若手検事が対峙。 それは私情なのか、正義なのか、読者のこころも答えを求めて揺れ動く。 罪を犯したものに時効はあるべきなのかを問う。 法の裁きはあるべき。 しかし、その法の裁きはひとがひとを裁くものである。 取り調べで犯行を否認し続けるものは、真実を述べているのか虚偽なのか。 | ||||
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最近、歳のせいかどうも涙もろくてしょうがありません。 検事の正義とは 帯に書いてありましたけど、木村拓哉と二宮和也ですか いいですね~ 是非見ます! こういう本を読むと、時効の撤廃は正解ですね。 切ないです。 沖野ー お前なんてことをしたんだー(涙) そんな沖野に対して大先輩の検事は 「すまなかったな」 | ||||
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はっきり言って失礼ながら雫井さんの事は、知りませんでした。 映画化されるというので読んでみました。上刊では最上の犯罪が恐ろしく下巻ではクライマックスで 最上の犯罪の行く末に泣いてしまいました。 | ||||
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一度通して全部読み、映画のキャストが分かってから登場人物を俳優と重ねて読み返した。 最上を木村拓哉さんが、沖野を二宮和也さんが、橘沙穂を吉高由里子さんが、他の俳優さんも重ねて読むことで面白さが増した。 映画も早く観たい。 | ||||
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ある日、老夫婦刺殺事件が起きる。 捜査に立ち会った最上は、一人の容疑者の名前に気付いた。 既に時効となった女子中学生殺人事件の重要参考人として、 当時、注目されていた人物(松倉)だった。 最上は、殺害された女子中学生と交流があり、 犯人が逃げ果せたことに憤りを感じていた。 最上は、松倉に過去の事件の償いをさせようとする。 それには、今回の事件の真犯人が捕まっては困る。 最上がとった真犯人への行動とは・・。 松倉は、冤罪のまま裁かれることとなるのか・・。 最上が下した決断には、賛成できないまでも 理解できる部分はある。 当然、犯罪や冤罪は許されるものではないが、 作者が投げかけてくる「正義とは・・」という問いを 考えながら読み続けた。 ラストの達観した最上の言動には、 最上なりの矜持を見せられた気がした。 | ||||
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執念という感情は 人間を変えてしまう。 立場が違えば それぞれの正義も違ってくる。 法律の名のもとには絶対悪ではあるが すべてが終わったときに 結局、どちらが正しかってのかを 考えさせられる著書でした。 | ||||
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ストーリーとしては、検事の殺人、それも時効の犯人を罰するためというもので、それ自体はなるほどと思わせますが、あまりにも短絡的な殺人という方法を検事ともあろう者が実行するというのはちょっと無理があるとどうしても思います。 とはいえ、それでストーリーは進んでいくわけで、最後の辺りでそれを事実上告発した主人公が、勝ち誇った時効の犯人に対して そこからどうするか期待したが、しり切れとんぼで終わってしまった感がどうしても読後感としては拭えません。 | ||||
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数ページ読み進めていき、失敗したと思いました。 難しい言葉が羅列して読むのに時間がかかりました。 半分くらいでやっと馴染めてきて後半はいつもの 小説と変わらずに読み終えました。 ただ、この上巻はちょっとだけ悶々というか苛々します。 | ||||
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上巻でつまづきましたが、下巻は 展開も早くスラスラと読めました。 最後の最後辺りから涙が止まらず、 とても悲しいストーリーなんだと思いました。 ただ、実写化は観ていませんが、ニノはピッタリですが キムタクは全くイメージと異なるのでミスキャストだと思います。 もっとゴッツイ人が合うと思いました。 | ||||
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