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代官山コールドケース
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代官山コールドケースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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地味な展開ですが、最後まで楽しく読み終えた。 | ||||
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地層捜査の続編。 前作の欠点だった真犯人がわかってもすっきりしない、は本作では解消されている。 その点で前作より評価は高くなった。 気になった点は今回の相棒は既婚子持ちの女性刑事。 世相を反映しているんだろうなとは思うのだが、肝心な場面で子供を保育園に迎えに行っていなくなる。 作者がいまひとつ女性キャラをうまく回せていないという印象は残った。 それでも地味な捜査の末に犯人を見つける展開は面白く、警察小説が好きな方にはおすすめ。 | ||||
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新聞のあなたは、探偵、警察小説どっち派書評を見て購入。 | ||||
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満足しました。 | ||||
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一気に読みました。代官山の当時の風景や雰囲気も色濃く伝わってきて、警察社会もリアルに描かれています。 本の状態もよく、感謝します。ありがとうございました。 | ||||
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1995年に代官山で起きた女性殺害事件。その後容疑者の自殺により事件は解決したかと思われたが、それから17年経ち、代官山事件で見つかった犯人 以外のDNAが今度は川崎での女性殺害事件で見つかることで17年前の事件の洗い直しが必要となる。男女一名ずつの刑事にその特命が下る。時効こそ 制度上廃止となっているものの、当時事件を終わらせた警視庁は、どうしても川崎事件の捜査にあたっている神奈川県警よりも早く事件解決を図る必要が あるという設定だ。この二人の必死の捜査や、当時この事件の捜査にあたった刑事の協力もあり、両事件の接点が見つかっていく筋立て。1995年当時 オウムの捜査で警視庁がこういった一般の事件に人出がまわすことが出来なかったという説明はあるが、余りにも短時間で両事件が解決することに大いに 違和感を感じてしまう。TVドラマ化されるとのことだが、ある意味その程度の作品なんだなと納得してしまった。 | ||||
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初めて,Kindleで電子書籍を購入し、 読んでみました。 想像よりもかなり読みやすく 使いやすく、上々でした。 まず、直ぐ購入出来て、本が貯まらないのが一番ですね。 さて、本小説は、1995年、代官山で起きた性犯罪を水戸部裕警部補と朝香千津子巡査 部長のコンビが、中島翔太科学捜査研究員の力を借りて、犯人を追い詰めてゆく過程 が、大変、リアル。本当の事件を追っている時も、きっとこんな感じであろう! とさえ思える容疑者と2人の捜査官の会話、言葉から真実を探り当てる手腕が、抜群 に面白い。本物の捜査、聞き込みに同伴している感じである。そこが凄い。 ただし、代官山コールドケースの事件そのものは、被害者を暴行目的で仮死させた 男と実際に殺害した男が異なるという展開で、いかにも土曜サスペンス劇場的あり ややチープな感が漂いますが、現在進行形の事件も絡み、読者を飽きさない作り になっています。 佐々木譲氏の本は、第二次世界大戦3部作 「ベルリン飛行指令」、「エトロフ発緊急電」 「ストックホルムの密使」の冒険小説最高の面白さに無我夢中で読破していた頃を想い 出しました。 警察小説に作品が移ってからは、初めて読みましたが、十分楽しめました。 | ||||
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テンポ良くストーリーが進み、松重豊のイメージを持ちながら読むと目の前に画像が浮かぶようで傑出した一冊となった。 | ||||
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佐々木譲さんの作品については警察小説を中心にこれまで色々と読んできましたが、話題になっていた本書を久しぶりに手に取りました。 代官山を舞台に17年前に起こった殺人事件について、当時警視庁が下した判断が間違いであったということが、神奈川県警によって白日の下に晒されるかもしれないという状況下、主人公が警視庁上層部から、神奈川県警に先駆けて犯人を逮捕するよう特命を受けます。 当時の記録の読み返しから始まり、関係者の聴取、証拠物の点検といった地道な捜査を通じて犯人に迫っていきます。本作は、警察小説でありながら、良くできたミステリという要素もあり、楽しめました。最近、本格的な警察小説というのが流行のようですが、私個人としては、警察内部のドロドロにウエイトを置きすぎた作品は、何だかどうでも良い下らない話が多過ぎるような印象を受けてしまい、今一つ好きになれません。本作は、その意味で、警察内部の話にウエイトを割き過ぎず、良い塩梅であるように思います。 終わってしまえば、本作品の一連の話はごく短い期間で終了するのですが、そんな短い期間に全てが起こったとは思えないくらい濃密な出来事満載の話で、たとえて言うと米国ドラマの24を小説で読んだような気分がしました。 | ||||
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不起訴となっている17年前の未解決事件を掘り起こしていくといったユニークな設定です。 やむなく見直しせざるを得なくなった案件について新たな着眼点により洗い出していきます。 その過程は、地道にコツコツと希少となった証拠と事象を積み重ねていきます。 17年前の現場の聞き込み、現在の同様事件、17年前の事件と現在の事件に関する科学捜査が並行していきます。 それぞれがタイミングよくカットインされてきて、読者を飽きさせない切り口となっています。 全般に亘って派手さはありませんが、謙虚に一歩一歩を理詰めで核心に迫っていくところはリアル感が感じられます。 また、代官山のロケーションを語ることにより、何故この場所でといった社会背景がよく理解できます。 | ||||
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前作がなかなか面白かったので注文しました。 前作同様に地味な捜査で事件解決しますが 協力してくれる刑事が二人もいるので こつこつと捜査が実ってきます。 アクションは無いですがこういうストーリーも 良いて思います。 | ||||
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じっくリ読ます見事な推理小説、佐々木譲久々の快作!映像化が楽しみだ。 | ||||
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川崎で強姦殺人が発生。 遺留品のDNA鑑定の結果、17年前に代官山で発生した現場のものと一致。 しかし、その事件は被疑者死亡で解決。 17年前の事件は解決していなかったのか。 過去の事件と今の事件と、 じわじわと少しずつ着実に捜査が進展していく展開が非常に面白いです。 佐々木譲さんの道警シリーズ以外の作品では、一番面白いと思います。 | ||||
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佐々木譲の作品としては珍しい設定のサスペンス。代官山や四ッ谷の路地に詳しくなる余禄付きで面白かった。 | ||||
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好きな作家でありいい本である。今後も引き続き読んでいく予定である。 | ||||
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よく言えば丁寧、わるく言えばくどい(笑) ほんの40時間のことをよくもまあまあこんなに長く書けるなと。 で、こんなに長いのに一気読みできる面白さです。 17年前の強姦殺人と今の強姦殺人との もつれにもつれまくった糸が ほどけていく様がなんとも気持ちいいです。 今のところこの作者の作品は外れることなく楽しめます。 ちなみにコールドケースとは未解決事件のことです。 勧善懲悪ってほどではないけど、 やはり憎い強姦殺人犯人が追い詰められていくのは快感でした♪ | ||||
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神奈川県で発生した殺人事件の遺留品が,過去に代官山で見つかった死体の遺留品とDNAが一致した.ところが代官山の事件は既に被疑者死亡で決着している.真犯人は違うのか? もし神奈川県警に真犯人を見つけられたら,警視庁の面目は丸つぶれ.神奈川県警より先に真犯人を見つけろ.ただし既に決着済みなので公式には捜査員は動かせない.そんないかにも日本的な理由ではじった再捜査の,真犯人を見つけるまで二日間を描いた本. シリーズ前作の地層捜査が面白かったので,こちらも読み出しましたが,作品としての質はこちらのほうが数段上.捜査の流れがテンポよく,一度読み出したら止まらなくなりました.最近の佐々木作品はちょっと元気がない感じだったので,この面白さは意外.よい作品だと思います.同時期に発生した看護婦殺しの捜査も並列に進行.それらが互いに絡まりあってラストのアクションシーンへと流れていく.その両方に関係する科研の研究員のエピソードも面白く,分厚さをまったく感じさせない傑作でした.お勧めです. #誰か映像化しないかな. | ||||
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17年前に代官山で女性店員が殺された。 3日前にも、同様に若い女性が殺された。 女性たちの部屋からは、同じDNAが検出された。 捜査員である、三戸部と朝香は17年前の事件の再捜査を命じられる。 捜査員の被疑者に対する尋問は、非常に緻密である。 小さな手がかりや矛盾を基に捜査を進める過程はリアルだった。 状況証拠だけでなく、DNAなどの科学捜査の力も加わり 被疑者を追い込んでいくこととなる。 作者の作品を初めて読んだ。 非常に隙の無い、硬派な小説だった。 | ||||
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他の方のレビューにもあるように、実に作者らしい警察小説で一級品です。 18年も前のカフェ店員殺人事件の再調査が実にスムーズに進んでいきますが、それがテンポよく実に読み易い。 物語の構成は、主に刑事たちの聞き込み捜査と科捜研の分析捜査のみの単調な展開です。しかし読んでいて全く飽きがこないのは、事件の真相に対する興味深さと、一癖も二癖もある参考人たちと敏腕刑事とのやり取りの妙の素晴らしさだと思います。 現在発生した殺人事件が18年前の殺人事件の冤罪の可能性を示していて、その真相を神奈川県警に先んじて解明しなければならない、という設定の巧みさもさることながら、ほぼ刑事の地道な聞き込み調査だけで読者の興味を惹きつける作者の筆力には脱帽です。 | ||||
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前作の『地層捜査』よりも間違いなく面白い。 前作はバブルという時代背景が捜査員の先入観を誘い迷宮入りとなった事件の再捜査だったわけだが、今作は同時期に地下鉄サリン事件が起きていたため満足に捜査員を避けず、実は誤認逮捕してしまったのではないかということでの再捜査。なんとなくありそうな設定だ。しかも警視庁と神奈川県警の綱引き状態のため、極秘ながらも再捜査を急がなければいけないという背景も、これまたありそうな設定で面白い。 全体を通して派手な展開こそ無いものの、地道な聞き取り調査で少しずつ真相に迫っていく過程が良い。先入観を持たず、出てきた情報をしっかり吟味して捜査を進めれば、おのずと答えが導き出されるということか。 地味な展開なのに、これほど面白いと感じた小説は近年あまり無い。 | ||||
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