緋色の研究

評判

緋色の研究の評価:

4.30/5点 レビュー 165件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全219件 181〜200 10/11ページ
No.39
(5pt)

懐かしくて新しいシャーロック・ホームズ

ホームズものは何種類か読んできたが、本書は最近の訳であり
アップツーデートな装いが良い。
また、表紙の絵や挿絵も雰囲気があり同じくグッド。
近時、海外ドラマで現代版ホームズが制作され、ベネディクト・
カンバーバッチが好演しているが、この本と比べてみるのも
一興かと思う。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.38
(3pt)

原点ですね。

ホームズの原点で、最初のドクター・ワトソンとの出会いの場面は、ドキドキします。ラストがどうも無理っぽいのが残念ですが・・・。
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.37
(4pt)

高校時代の受験勉強

私も七〇才を超えて、この英語テキストで勉強した高校時代の受験生活を思い出しています。あの先生もずっと前なくなり、今度は私の番ですが、死は逃れられないものですね。
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.36
(4pt)

ホームズとワトスンのなれそめ

ホームズとワトスンの出会いを描く、ホームズシリーズ第1作。

新訳のおかげで、とても読みやすいです。

小説自体は、現代の推理小説とは趣が大きく異なり、
推理小説というよりは、むしろ冒険小説?

2部構成になっていて、
1部では、ホームズとワトスンの出会いや、
事件のあらまし、そしてホームズの天才的推理と
犯人逮捕までが描かれる。

読者はホームズの推理を
「これだからこうだ」と一方的に聴かされる立場で、
誰が犯人なのかを当てることはできません。

事件が起こったと思ったら、
すぐ名探偵の謎解きが始まっちゃう感じ。

だから、一般的な推理小説のおもしろさはありません。

そして、2部では、いきなり舞台がアメリカに。
殺人が起こるにいたった歴史的背景を、
まるで西部劇か何かのような壮大なスケールで描く。

正直言って、
二つの小説を強引にくっつけちゃった感じです。

でも、
推理小説というジャンルも技法も確立していない、
今から130年近くも昔、
科学的手法によって事件を解決する名探偵と、
彼の魅力をより輝かせる相棒とを創造したというだけで、
コナン・ドイルはすごいと思いますね。
緋色の研究 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (角川文庫)より
4042982212
No.35
(5pt)

傑作で かつ

study in scarletは「緋色の習作」なんだが と言われても
旧約聖書の雅歌(旧約聖書〈13〉ルツ記 雅歌 コーヘレト書 哀歌 エステル記収録)4章三節
「君の唇は緋色の糸」
からとられた緋色の糸をもつれた糸かせから探し出すんだから、研究だろう!ということらしい。
て言うか1995年から「緋色の習作」だったんだな。

 評論家の呉智英先生が、aろくな証拠もなしに b自分の推理だけで cよく大衆の前で犯人を決めつけて名誉を傷つける、
のが趣味の愉快犯シャーロック・ホームズを、法治思想の信奉者とかが「面白い面白い」つうてよく読んでいる
と言っていたので読んでみる。
 この一発目では、「一民間人」の「顧問探偵」が、一般人A(スコットランド・ヤードが目をつけてすらいない)をだまくらかしてとっ捕まえて、
「この人が今回の事件の犯人です」
 …法治国家でもあるアメリカで、これが発表された際、描かれるそこの地理が適当であるにもかかわらず、「次書け」と言われたという…
しかも全編 前述のナニは墨守してて…
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.34
(5pt)

後半の冒険物語も素晴らしいです

ホームズ物語から離れる後半のモルモン教徒の物語も面白いのですが、
その部分が見事に朗読ドラマとして再現されていて素晴らしいです。

縮約版と言っても殆ど本文と変わらず、本を読むよりも手軽に何度も聞けて凄く楽しめました。
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.33
(1pt)

これ何が面白いの?

世の中にはシャーロピアンとか言う、シャーロックホームズファンの方々がおられるようですが
その人達以外は全く面白くないんじゃないですかこれ?

読者には推理不可能なので推理小説ではありませんし
話として面白いかと言われても、延々と犯人の動機話見させられて
あんなに長々と描写する必要あるのかと問い質したいです、何が書きたいのと
「外傷の無い死体の側に血が!→犯人の鼻血でした」とか、ギャグなんですかね、今時ラノベだってこんな酷いこと書きませんよ

昔の時代では面白い小説だったのかもしれませんが
現代では論外でしょう、シャーロックホームズの名前で高評価なだけでは?金と時間の無駄でした
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050
No.32
(4pt)

「SHERLOCK」の復習にも

BBCドラマの「SHERLOCK」があまりにも面白かったので、御本家の1作目を読んでみました。
今年(2012年)発行された新訳で、訳者は1962年生まれと若いせいもあってか、大変読みやすかったです。
シャーロックが魅力的なことはもちろんですが、構成の大胆さに驚きました。
発表されたのは1887年、いかにドイルに才能があったことか。
「SHERLOCK」が、こんなことまで引用していたのかにもビックリです。
緋色の研究 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (角川文庫)より
4042982212
No.31
(5pt)

古き良き古典文学

二人の友人が十九世紀のロンドンを舞台に、新拓の職業を営む。
如何にも古典文学的だ。
出版の違いがあり、台詞にも訳にも当然、違いが生まれる。
とは言え、この日暮氏の訳でも心に残るであろう名台詞は多数、見受けられる。
そしてそれらは、ホームズとワトスンの会話の中でこそ発生する現象である。
二人が出会う記念すべき作品だが、往々にして見所はトリック暴きでも、動機探しでも、犯人当てでもない。
推理小説としては必ずしも傑作とは言えない。
しかし、古典文学として捉えるのならば、ホームズとワトスンのやりとりは実に興味深い。
また、歯切れが良く、文章自体も読み易いのはこのシリーズの特徴ではないだろうか。
相棒が居た文学は案外に少ない。
ホームズとワトスンは共に良き友人を得た。
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761712
No.30
(5pt)

古き良き古典文学

二人の友人が十九世紀のロンドンを舞台に、新拓の職業を営む。
如何にも古典文学的だ。
出版の違いがあり、台詞にも訳にも当然、違いが生まれる。
とは言え、この日暮氏の訳でも心に残るであろう名台詞は多数、見受けられる。
そしてそれらは、ホームズとワトスンの会話の中でこそ発生する現象である。
二人が出会う記念すべき作品だが、往々にして見所はトリック暴きでも、動機探しでも、犯人当てでもない。
推理小説としては必ずしも傑作とは言えない。
しかし、古典文学として捉えるのならば、ホームズとワトスンのやりとりは実に興味深い。
また、歯切れが良く、文章自体も読み易いのはこのシリーズの特徴ではないだろうか。
相棒が居た文学は案外に少ない。
ホームズとワトスンは共に良き友人を得た。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.29
(5pt)

古き良き古典文学

二人の友人が十九世紀のロンドンを舞台に、新拓の職業を営む。
如何にも古典文学的だ。
出版の違いがあり、台詞にも訳にも当然、違いが生まれる。
とは言え、この日暮氏の訳でも心に残るであろう名台詞は多数、見受けられる。
そしてそれらは、ホームズとワトスンの会話の中でこそ発生する現象である。
二人が出会う記念すべき作品だが、往々にして見所はトリック暴きでも、動機探しでも、犯人当てでもない。
推理小説としては必ずしも傑作とは言えない。
しかし、古典文学として捉えるのならば、ホームズとワトスンのやりとりは実に興味深い。
また、歯切れが良く、文章自体も読み易いのはこのシリーズの特徴ではないだろうか。
相棒が居た文学は案外に少ない。
ホームズとワトスンは共に良き友人を得た。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.28
(3pt)

推理作品(犯人当て)としては失格

本作は後の「恐怖の谷」とまったく同じ2部構成で、1部でホームズが犯行を推理し、2部が犯人の冒険譚という内容も同じである。
異なる点は、「恐怖の谷」の推理は犯人に行き着くまでの手がかりが読者にきちんと呈示されているので、犯人当ての推理作品としても充分に評価に値するが、本作はホームズが犯人を名指しするまでその名前が一度も登場しないのだから、読者には推理のしようがなく、その点で完全に失格である。

2部は「恐怖の谷」同様、血肉の通ったドラマが感じられる面白い内容である。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.27
(4pt)

原点。

何はともあれ、たぶん世界一有名なコンビの出会いが描かれている貴重な作品です。
これが世に埋もれたまま終わってしまわなくて本当に良かった。
そのおかげでどれだけたくさんの人に楽しみが与えられたことでしょう。

謎めいた男とハウスシェアすることになったワトスンの抑えがたい好奇心、
それを知りながら、たぶん焦らしてからかっているホームズ、
微妙な距離を保ちつつ、相手を探り合う様子が否応なしにおもしろいです。
そして事件を通して、不思議な絆が生まれ始めます。
でもこれはホントに始まりに過ぎないのです。

とにかくキャラクター設定が良かったんでしょうね。
三人称でなく、ワトスンの回想録という形をとったのも大正解だったでしょう。
ポーのデュパンと「私」を思い起こさせますが、
ドイルはそこに人間臭さをてんこ盛りにした感じです。

ホームズの、自分の能力を認めてくれる相手と出会って、
内心のうれしさを隠しきれてない様子が微笑ましいです。
そしてワトスンの辛辣さがけっこう新鮮でした。
ホームズにくっついている、単純でちょっと鈍い奴という古いイメージとは全く違います。
最近は映画やテレビでも、そういうイメージを覆そうとするものが多いですが、
それも当然だと思います。

あらゆる点で正反対の二人ですが、がっちりとかみ合ってしまうんですね。
その、友情という言葉ではとても言い尽くせない不思議な関係が、
シリーズのテーマであり、不変の魅力なのだと思います。

初めて読んだ方はこの後の作品も読めば、ますます面白くなってゆくと思います。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.26
(4pt)

記念すべき第1作

シャーロック・ホームズの
記念すべき第1作が、新訳で登場です。
1886年に執筆された作品が現代風の訳で蘇りました。

軍医としてアフガン戦争に従軍したワトスンは、
負傷し、イギリスに帰国。
ここで、共同での部屋借りの相手を探していた
ホームズと出会います。
後世に残るコンビの誕生です。
そんな2人のもとに、
ロンドン市内のブリクストン通りはずれにある
空き家で深夜、アメリカ出身の紳士の死体が発見され、
この事件の捜査をお願いしたいという手紙が届きます。
現場には、RACHEという緋文字が壁に書かれていました。
ホームズはさっそく捜査を開始し、
犯人を追いつめていきますが・・・。

物語は二部構成で、
第一部ではホームズの捜査により
犯人が逮捕されるまでが描かれ、
第二部では犯人が犯行を計画するようになった背景を
アメリカ西部に場所を移して描写します。
第二部の最後の二章では、
犯人の独白とホームズの推理が述べられ、
物語は終わります。

読み終えてみますと、
この作品、いわゆるトリックというものはありません。
そもそも犯人が逮捕されるときになって初めて登場します。
事件解決の手がかりが示されている訳ではないので、
読者が推理する余地はないです。
RACHEという文字だって、
別にダイイング・メッセージのように
謎の設定があるわけではないですし・・・。
現代的な推理小説とは
ちょっと趣が違うのではないかと思います。

では、本書の面白さは何かというと、
まず第一に、ホームズという神業的な探偵術を持ち、
かつエキセントリックな人物が
魅力的に描かれているところにあります。
そして名コンビの相方ワトスンとのやりとりの楽しさ、
さらには第二部での冒険小説的な展開が相まって、
読者を引きつけるのではないでしょうか。

いずれにせよ、
世界一有名な探偵ホームズのシリーズは
ここから始まりました。
それだけでも十分に
読む価値のある作品だと思います。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.25
(4pt)

理屈なしで面白い

シャーロック・ホームズは最高に面白い本だとは認識していましたが、久しぶりに読んでみてやはり面白いと再認識してしまいました。
緋色の研究はホームズシリーズの中ではそれほどメジャーでないので映画化、ドラマ化されていないのだと思っていましたがそうばかりではないようです。
当時ヨーロッパにおけるモルモン教徒に関する認識がわかりますが誤解に満ちた部分が現代では信者に遠慮する面もあって放映されていないんだと思いました。
ただ当時、キリスト教徒にとってはモルモン教は新興宗教であり邪教の一種ですから冷たい視線で見ていたのもありましょうし、新興であるが故の過激な部分を教団も持っていたことは否めません。
現実にコナン・ドイルがこの作品を書いた頃はまだ一夫多妻を認めていましたから。
それとは別に作品自体は非常に面白く、読み出すと眠れなくなる感じでした。
訳もかみ砕いた感じでとても読みやすかったです。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社青い鳥文庫)より
4062852004
No.24
(3pt)

推理作品(犯人当て)としては失格

本作は後の「恐怖の谷」とまったく同じ2部構成で、1部でホームズが犯行を推理し、2部が犯人の冒険譚という内容も同じである。
異なる点は、「恐怖の谷」の推理は犯人に行き着くまでの手がかりが読者にきちんと呈示されているので、犯人当ての推理作品としても充分に評価に値するが、本作はホームズが犯人を名指しするまでその名前が一度も登場しないのだから、読者には推理のしようがなく、その点で完全に失格である。

2部は「恐怖の谷」同様、血肉の通ったドラマが感じられる面白い内容である。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.23
(4pt)

原点。

何はともあれ、たぶん世界一有名なコンビの出会いが描かれている貴重な作品です。
これが世に埋もれたまま終わってしまわなくて本当に良かった。
そのおかげでどれだけたくさんの人に楽しみが与えられたことでしょう。

謎めいた男とハウスシェアすることになったワトスンの抑えがたい好奇心、
それを知りながら、たぶん焦らしてからかっているホームズ、
微妙な距離を保ちつつ、相手を探り合う様子が否応なしにおもしろいです。
そして事件を通して、不思議な絆が生まれ始めます。
でもこれはホントに始まりに過ぎないのです。

とにかくキャラクター設定が良かったんでしょうね。
三人称でなく、ワトスンの回想録という形をとったのも大正解だったでしょう。
ポーのデュパンと「私」を思い起こさせますが、
ドイルはそこに人間臭さをてんこ盛りにした感じです。

ホームズの、自分の能力を認めてくれる相手と出会って、
内心のうれしさを隠しきれてない様子が微笑ましいです。
そしてワトスンの辛辣さがけっこう新鮮でした。
ホームズにくっついている、単純でちょっと鈍い奴という古いイメージとは全く違います。
最近は映画やテレビでも、そういうイメージを覆そうとするものが多いですが、
それも当然だと思います。

あらゆる点で正反対の二人ですが、がっちりとかみ合ってしまうんですね。
その、友情という言葉ではとても言い尽くせない不思議な関係が、
シリーズのテーマであり、不変の魅力なのだと思います。

初めて読んだ方はこの後の作品も読めば、ますます面白くなってゆくと思います。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.22
(4pt)

記念すべき第1作

シャーロック・ホームズの
記念すべき第1作が、新訳で登場です。
1886年に執筆された作品が現代風の訳で蘇りました。

軍医としてアフガン戦争に従軍したワトスンは、
負傷し、イギリスに帰国。
ここで、共同での部屋借りの相手を探していた
ホームズと出会います。
後世に残るコンビの誕生です。
そんな2人のもとに、
ロンドン市内のブリクストン通りはずれにある
空き家で深夜、アメリカ出身の紳士の死体が発見され、
この事件の捜査をお願いしたいという手紙が届きます。
現場には、RACHEという緋文字が壁に書かれていました。
ホームズはさっそく捜査を開始し、
犯人を追いつめていきますが・・・。

物語は二部構成で、
第一部ではホームズの捜査により
犯人が逮捕されるまでが描かれ、
第二部では犯人が犯行を計画するようになった背景を
アメリカ西部に場所を移して描写します。
第二部の最後の二章では、
犯人の独白とホームズの推理が述べられ、
物語は終わります。

読み終えてみますと、
この作品、いわゆるトリックというものはありません。
そもそも犯人が逮捕されるときになって初めて登場します。
事件解決の手がかりが示されている訳ではないので、
読者が推理する余地はないです。
RACHEという文字だって、
別にダイイング・メッセージのように
謎の設定があるわけではないですし・・・。
現代的な推理小説とは
ちょっと趣が違うのではないかと思います。

では、本書の面白さは何かというと、
まず第一に、ホームズという神業的な探偵術を持ち、
かつエキセントリックな人物が
魅力的に描かれているところにあります。
そして名コンビの相方ワトスンとのやりとりの楽しさ、
さらには第二部での冒険小説的な展開が相まって、
読者を引きつけるのではないでしょうか。

いずれにせよ、
世界一有名な探偵ホームズのシリーズは
ここから始まりました。
それだけでも十分に
読む価値のある作品だと思います。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.21
(4pt)

理屈なしで面白い

シャーロック・ホームズは最高に面白い本だとは認識していましたが、久しぶりに読んでみてやはり面白いと再認識してしまいました。
緋色の研究はホームズシリーズの中ではそれほどメジャーでないので映画化、ドラマ化されていないのだと思っていましたがそうばかりではないようです。
当時ヨーロッパにおけるモルモン教徒に関する認識がわかりますが誤解に満ちた部分が現代では信者に遠慮する面もあって放映されていないんだと思いました。
ただ当時、キリスト教徒にとってはモルモン教は新興宗教であり邪教の一種ですから冷たい視線で見ていたのもありましょうし、新興であるが故の過激な部分を教団も持っていたことは否めません。
現実にコナン・ドイルがこの作品を書いた頃はまだ一夫多妻を認めていましたから。
それとは別に作品自体は非常に面白く、読み出すと眠れなくなる感じでした。
訳もかみ砕いた感じでとても読みやすかったです。
名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 名探偵ホームズ 緋色の研究 (講談社 青い鳥文庫)より
4061484729
No.20
(5pt)

I love SHERLOCK!!

1995年に改版が出されたとはいえ、最初に訳されたのはかなり前のことなので、現在の日本語では「あれっ?」と思う時もありますが、逆に意味を理解しようとして頭に入ってくる場合もあります。

100年以上も前のロンドンの町並みや、電報など、時代を感じさせてくれるものも大変興味深いです。

「最初の事件の裏がこんなんだったとは!!」と思うものも!
シャーロック・ホームズ&ジョン・H・ワトスンの駆け引きも最高です!!

これを買ったら全巻読みたくなるような本で、おススメです!
緋色の研究 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色の研究 (新潮文庫)より
4102134050