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氷壁



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氷壁の評価: 4.37/5点 レビュー 83件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.37pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(1pt)

あまりに状態がひどくて驚きました。

中古(良い)の評価だったので購入したのですが、カバーはふやけて本はシミだらけ。あまりに不潔で手に取る気もしません。返送料がこちらの負担でなければ返品したいです。
氷壁 (1957年)Amazon書評・レビュー:氷壁 (1957年)より
B000JAWWLG
No.4:
(2pt)

時間が勿体なかったです。

昔の文学で仕方ないが・・・ 登場人物が現実とかけ離れている考え・行動をとるので、途中から真剣に読めなくなってきました。
氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.3:
(2pt)

ちょっと古い感じ

中途半端に時代が古いし、恋愛ネタも古臭いので自分的には感情移入できなかった。
氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.2:
(2pt)

昭和の風俗小説

登山小説であるかどうかという前に、これは極めて古いホモフォニーなナラティヴに無意識に貫徹された風俗小説というほかなく、最後まで読み終えるのがなかなか大変だった。女性の描き方が当時の作品としてもあまりに男目線であり、その心理描写も、作者がそのことに完全に無頓着なだけに、当時の作品として古過ぎる。これを傑作と言っては、ニッポン文学も可哀想だろうというようなものだ。

それでも★二つを献呈したのは、まあプロットはそれくらいはあるかなというところ。

作者=主人公ではないのは小説読みの常識であるが、ここに描かれる登場人物たちの心理と地の文のナラティヴは作者の視点が色濃い。すなわち作者の反動的なジェンダー観がモロに出ている点でも、陳腐な大衆文芸の域を一歩たりとも出ていない。
氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
4101063109
No.1:
(2pt)

内容が見え見えで冗長・・・全くの期待外れ

山登りに興味があるので関連本のこの作品を読んだ。執筆当時が今から55年前なので何とも言えないが、現代の感覚で言えば、敢えて読むほどのこともない小説である。まず、著者の井上靖氏は登山の経験が一体どれ程あるのだろうか?登山状況をそれなりに描いているが、素人くさい。ましてや小坂が滑落する場面は、単純で現実感が無い。次に、ロープの切断について、ああでもないこうでもないと寸法まで引用して冗長に書いている。本来、切断したなら、魚津がそのロープの一端を持参し下山すべきだろうが、遺体発見までロープは回収されておらず、新製品のロープで切れる、切れないの実験の堂々めぐりを展開している。本来、民間会社がそういう実験をするだろうか、また、事故原因に事件性があるなら、警察が捜査すべきものだろう。それを、小坂の遺体発見でやっと、ロープの切れ端の一部を回収して、それでも原因不明として話を展開している。
また、美那子とかおるの恋愛感情も不自然で、その心理描写も見え見えである。小坂の遺体回収した山小屋で、かおるが魚津に結婚を申し込むのは唐突で、一体どんな経緯からそうなったのか、また、遺体回収にプロポーズとは、失礼だが笑いの種でもある。
また、美那子と年上の旦那との心理的関係、魚津との問題・・・これらは、その辺のありきたりの恋愛小説如きで飽きてくる。最後の魚津の遭難死・・・そういう場面においても魚津が自殺かどうかの話を持ち出している。自殺の余韻を残して、一体読者に何を訴えようとしているのだろうか。

当時の山ブーム、また、男女の恋愛感情は、今と大いに異なるので、当時の人達は読んでそれなりのインパクトを受けたのだろう。でも、今の世情に照らし合わせると、飛ばし読みで十分で得るところがあまり無い。しかも、文章がだらだらと長くて冗長である。これも馴染めない。
井上靖氏には申し訳ないけど、もっと内容の濃い作品と思っていただけに、アテが外れ期待外れである。

追記であるが、小坂の遭難をきっかけに魚津と人妻の美那子との恋愛を甘ったらしく思いたっぷりに描いてる。小説と言えど、実際に冬山で遭難した遺族にとっては冒涜ものではないだろうか。
氷壁 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:氷壁 (新潮文庫)より
4101063109

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