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刑事の柩: 浅草機動捜査隊
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刑事の柩: 浅草機動捜査隊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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浅草機動捜査隊の辰見は以前殺された大川真知子の娘亜由香の訪問を受け、友達がストーカーされている可能性が高いと相談される。真相は果たして... このシリーズはおもろいなぁ(  ̄▽ ̄) | ||||
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巻ごとにキャラや展開が違ったりすると言われもするが、よく言えば飽きさせない工夫か。 今作は異様な扮装で死体処理まで猟奇的な連続殺人鬼が登場、行動だけでなくその心情も描かれる。(ヒロイン?と共感しちゃったり) 刑事はちょっと個人行動メインと言うか私的暴走気味で、最後は重傷を負いながらも薬物で気合を入れ暴走車の犯人を撃ちまくる大活劇。 今回は「羊たちの沈黙」のような海外小説っぽかった。 | ||||
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読むならシリーズ1作目の「マリアの骨」は読んでからにした方がいいです。 私はコレ先に読んでしまったので?な部分が多々有りました でも面白いです | ||||
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ひたすら一人で突っ走る主人公の辰見も悪くないが、何といっても今回は主人公や被疑者をも暴走させてしまうヒロインのイブこと亜由香だろう。 過去の鳴海作品にも心に傷を負った女性や女子高生が出てくるものがあったが、風俗嬢だった母親を殺されるという大きな傷をかかえながらも、一人でまっすぐに生きていこうとする亜由香の純真な姿は、それらの集大成といえる。 鳴海作品は1994年のデビュー以来何作品か読ませてもらったが、ここまでの登場人物を描くことが出来るようになるまで進化したのかと、感名を受けている。 | ||||
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浅草機動捜査隊はシリーズものですが、この本を本屋でみかけ、興味をもち、順番に読んだ3冊目です。主人公は当然優秀な刑事ですが、抑え気味の人物描写で荒唐無稽のヒーローものでなく、リアル感があります。新作がでたら購入したいと思う、お勧めの一冊です。 | ||||
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「マリアの骨」「月下天誅」に続く待望のシリーズ第3作。今作をより楽しむ為にも「マリアの骨」は先に読んだ方が良い。 ベテラン刑事辰見がかつて担当した事件の被害者の娘大川亜由香から相談を受ける。常軌を逸した連続殺人事件の影が彼女に迫る時辰見は…。 鳴海作品で猟奇殺人者と言えば「鬼灯」の鬼灯や「棘」のスコーピオンマン等が印象深いが、今回の護謨男も単に変態犯罪者というだけでなく深く哀しい闇を抱えた者として丁寧に書かれている。 今作は柩をイメージさせる描写が散りばめられている。題名からして「刑事の柩」。 かつて愛した女の為に警察を辞めようか悩んだ過去を明かした辰見に旧知の男は言う。「辰見さんにとっての刑事は単なる職業じゃない。刑事を辞めるのは自分を捨てることだ。」と。《猟奇殺人者が悪や罪である前に人間である》ように主人公辰見は《刑事である前に辰見》なのではない。刑事という生き方と辰見は切り離せないのだから。 『過去も今も、自分は刑事だった。それが辰見悟郎だ。だが、亜由香を守るためなら…。』静かな決意。そして辰見は走りだす。この刑事の生きざまを追えるのは読者の特権だ。 甘ったれた刑事ドラマ風小説ばかりがもてはやされているが、「警察小説ってのはこういうもんだぜ」とこの作品は指し示す。上っ面で誤魔化さない真のハードボイルドがここにある。 この熱く哀しく優しい物語の結末は是非貴方の目で。いつ読むの?今でしょ!! | ||||
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