緑衣の女

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緑衣の女の評価:

4.21/5点 レビュー 62件。 A ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全93件 41〜60 3/5ページ
No.53
(5pt)

DVなんて言葉のなかった時代にもDVはあった!

幸福な国ランキング上位常連のアイスランドですが、それでも女性が暴力で
虐げられる問題は昔も、そして多分今もあるんでしょうね。

派手さはありませんが、人間関係というか生きることのやっかいさを
いろいろと考えさせられる作品でした。

メインの事件の傍らで繰り広げられる主人公と娘さん(私の中でミレニアムの
リスベッドと外見のイメージがかぶっています)との話に惹きつけられます。
本作では、どん底の中に小さな希望を感じさせつつ終わっています。
自作が楽しみです。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.52
(5pt)

DVなんて言葉のなかった時代にもDVはあった!

幸福な国ランキング上位常連のアイスランドですが、それでも女性が暴力で
虐げられる問題は昔も、そして多分今もあるんでしょうね。

派手さはありませんが、人間関係というか生きることのやっかいさを
いろいろと考えさせられる作品でした。

メインの事件の傍らで繰り広げられる主人公と娘さん(私の中でミレニアムの
リスベッドと外見のイメージがかぶっています)との話に惹きつけられます。
本作では、どん底の中に小さな希望を感じさせつつ終わっています。
自作が楽しみです。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.51
(5pt)

人間描写豊かな傑作

本作品は、最近、注目が集まる北欧産ミステリのひとつで、アイスランド発のもの。
レイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公としたシリーズの4作目だが、邦訳されたものとしては、第3作目「湿地」に続く第2弾ということになります。
北欧のミステリ大賞であるガラスの鍵賞を受賞したのみならず、英国推理作家協会賞(CWA)のゴールドダガー賞とのW受賞となった作品。
日本でも、翻訳が発行された2013年末の出版社主催のミステリランキングで上位に位置しています。

物語の発端は、レイキャヴィク郊外の家で誕生パーティーが開かれる中、その家の赤ん坊がしゃぶっているものを、招かれていた医学生が、人骨だと見抜くところから始まる。
それは、パーティーの主人公の男の子が近くの建設現場から拾ってきたものだった。
その骨は、60~70年前のものと判明するが、エーレンデュル捜査官は、気がかりな事件として、捜査を開始する。
一体人骨の正体は何者なのか?

物語は、この事件捜査と並行して、家庭内暴力が横行しているある一家が描かれる。
それは、夫の妻に対する暴力で、その描写には目を覆いたくなるほど。
そして、エーレンデュルも家族間に問題を抱えていて、それが第3のテーマとして、物語は進行していく。

本作品は、ミステリとは言っても、本格ミステリのような、意外な犯人やどんでん返しがあるものではありません。
その代わり、じっくりと人間を描き、どんな背景のもとに、なぜこんな犯罪が起きたのかを探っていく物語です。
その方向性は、かつて松本清張が目指した社会派推理に近いものがあるように思います。

同時並行の3つの物語は、終盤で見事に収斂していくのであるが、特に、最後のたった1ページの章は、読む者を強く惹きつけるに相違ないと感じています。
心に闇を抱える人物たちに彩られた物語の最後に訪れる、ある事象に、私は、思わず声をあげそうになりました。

なお、「本文のあとにお読みください。」と注釈のついた「訳者あとがき」は、この作品の狙いや、アイスランドミステリの背景が綴られていて、とても充実していました。
これを読むと、作品への理解がぐっと深まると感じられる、優れた「あとがき」だと思いました。

「湿地」と同様、素晴らしい作品と、オススメします。
このシリーズの次の邦訳が刊行されているので、いずれ読んでみようと思います。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.50
(5pt)

人間描写豊かな傑作

本作品は、最近、注目が集まる北欧産ミステリのひとつで、アイスランド発のもの。
レイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公としたシリーズの4作目だが、邦訳されたものとしては、第3作目「湿地」に続く第2弾ということになります。
北欧のミステリ大賞であるガラスの鍵賞を受賞したのみならず、英国推理作家協会賞(CWA)のゴールドダガー賞とのW受賞となった作品。
日本でも、翻訳が発行された2013年末の出版社主催のミステリランキングで上位に位置しています。

物語の発端は、レイキャヴィク郊外の家で誕生パーティーが開かれる中、その家の赤ん坊がしゃぶっているものを、招かれていた医学生が、人骨だと見抜くところから始まる。
それは、パーティーの主人公の男の子が近くの建設現場から拾ってきたものだった。
その骨は、60~70年前のものと判明するが、エーレンデュル捜査官は、気がかりな事件として、捜査を開始する。
一体人骨の正体は何者なのか?

物語は、この事件捜査と並行して、家庭内暴力が横行しているある一家が描かれる。
それは、夫の妻に対する暴力で、その描写には目を覆いたくなるほど。
そして、エーレンデュルも家族間に問題を抱えていて、それが第3のテーマとして、物語は進行していく。

本作品は、ミステリとは言っても、本格ミステリのような、意外な犯人やどんでん返しがあるものではありません。
その代わり、じっくりと人間を描き、どんな背景のもとに、なぜこんな犯罪が起きたのかを探っていく物語です。
その方向性は、かつて松本清張が目指した社会派推理に近いものがあるように思います。

同時並行の3つの物語は、終盤で見事に収斂していくのであるが、特に、最後のたった1ページの章は、読む者を強く惹きつけるに相違ないと感じています。
心に闇を抱える人物たちに彩られた物語の最後に訪れる、ある事象に、私は、思わず声をあげそうになりました。

なお、「本文のあとにお読みください。」と注釈のついた「訳者あとがき」は、この作品の狙いや、アイスランドミステリの背景が綴られていて、とても充実していました。
これを読むと、作品への理解がぐっと深まると感じられる、優れた「あとがき」だと思いました。

「湿地」と同様、素晴らしい作品と、オススメします。
このシリーズの次の邦訳が刊行されているので、いずれ読んでみようと思います。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.49
(4pt)

幼い子が人骨をしゃぶっている…。

冒頭から暗く悍ましい出来事に気が滅入りながらも、ページをめくる手が止まりませんでした。「湿地」に登場したエーレンデュルが、今回も自分の過去と家族の闇を引きずりながら、怖ろしい事件をコツコツと丁寧に探っていきます。ミステリーというよりも、アイスランドの風土や歴史が生み出した悲しい家族の物語を読んでいるようでした。暴力を受ける妻の痛みと恐怖心、母親を守ろうとする子どもたちの思い。こんな光のあたらない場所で生きていて、叫び声さえ届かない人々がいたこと、今もいることがより恐怖です。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.48
(4pt)

幼い子が人骨をしゃぶっている…。

冒頭から暗く悍ましい出来事に気が滅入りながらも、ページをめくる手が止まりませんでした。「湿地」に登場したエーレンデュルが、今回も自分の過去と家族の闇を引きずりながら、怖ろしい事件をコツコツと丁寧に探っていきます。ミステリーというよりも、アイスランドの風土や歴史が生み出した悲しい家族の物語を読んでいるようでした。暴力を受ける妻の痛みと恐怖心、母親を守ろうとする子どもたちの思い。こんな光のあたらない場所で生きていて、叫び声さえ届かない人々がいたこと、今もいることがより恐怖です。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.47
(4pt)

前作に続き

アイスランドの作家ははじめて読んだので、風土に起因すると考えるのは軽率だが、展開が早く軽快で読みやすい。また独自のストーリーが興味深い。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.46
(4pt)

前作に続き

アイスランドの作家ははじめて読んだので、風土に起因すると考えるのは軽率だが、展開が早く軽快で読みやすい。また独自のストーリーが興味深い。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.45
(4pt)

ドメスティック・バイオレンス

「訳者あとがき」によると
「~物語は三つの方向から語られる。一つは土の中に埋められていた骨の主の正体を追う
警察の捜査。つぎはエヴァ・リンドの危機をきっかけに語られるエーデンデュルの過去。
そして三つめはある家族のドメスチィック・バイオレンスである。~」となるんだけれど
とにかくその家庭内暴力というもののすさまじさには目をそむけたくなった。
ここまでやるか。訳すの、たいへんだったろうなぁとおもう。

先に「湿地」を読んでいたので赤毛に近い金髪の犯罪捜査官エーデンデュルは同僚の
エリンボルグやシグルデュル=オーリーと共におなじみになったのか、三つの同時進行の
話しにもすんなり入っていけた。最初はわかりにくかった、込み入った話しも途中から
道筋が見えてきて、ナルホドとおもったりした。ただ、その分、意外さとかビックリとか
そういうのは今回はあまりなかった。上手に組み立てられてるというか緻密な構成というのが
何となくわかるからかなぁ。鑑識がやたら遅いというのも頷けて。もちろん「湿地」同様
一気に読んでしまう面白さは同じではあったけど。

それにしても、母親は強い。子供に対する愛情。エーデンデュルの別れた奥さん、こいつも
すごい憎しみ、全身がエーデンデュルに向ける憎しみで一杯の感はあるものの子供に対しては
違う。アイスランドの冬は暗く長く寒い。その冬を好むエーデンデュル捜査官。
「緑衣の女」では最後の一行に救いがあってほっとした。次回は「声」へとなるかしらん。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.44
(4pt)

ドメスティック・バイオレンス

「訳者あとがき」によると
「~物語は三つの方向から語られる。一つは土の中に埋められていた骨の主の正体を追う
警察の捜査。つぎはエヴァ・リンドの危機をきっかけに語られるエーデンデュルの過去。
そして三つめはある家族のドメスチィック・バイオレンスである。~」となるんだけれど
とにかくその家庭内暴力というもののすさまじさには目をそむけたくなった。
ここまでやるか。訳すの、たいへんだったろうなぁとおもう。

先に「湿地」を読んでいたので赤毛に近い金髪の犯罪捜査官エーデンデュルは同僚の
エリンボルグやシグルデュル=オーリーと共におなじみになったのか、三つの同時進行の
話しにもすんなり入っていけた。最初はわかりにくかった、込み入った話しも途中から
道筋が見えてきて、ナルホドとおもったりした。ただ、その分、意外さとかビックリとか
そういうのは今回はあまりなかった。上手に組み立てられてるというか緻密な構成というのが
何となくわかるからかなぁ。鑑識がやたら遅いというのも頷けて。もちろん「湿地」同様
一気に読んでしまう面白さは同じではあったけど。

それにしても、母親は強い。子供に対する愛情。エーデンデュルの別れた奥さん、こいつも
すごい憎しみ、全身がエーデンデュルに向ける憎しみで一杯の感はあるものの子供に対しては
違う。アイスランドの冬は暗く長く寒い。その冬を好むエーデンデュル捜査官。
「緑衣の女」では最後の一行に救いがあってほっとした。次回は「声」へとなるかしらん。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.43
(5pt)

ストーリーテラー

同じ作家で2作目の作品でした。
現在と過去の出来事、他人の話と自分の話が入り混じって面白く読むことができました。
現代のストーリーテラーだと思います。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.42
(5pt)

ストーリーテラー

同じ作家で2作目の作品でした。
現在と過去の出来事、他人の話と自分の話が入り混じって面白く読むことができました。
現代のストーリーテラーだと思います。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.41
(5pt)

引き込ませる内容、いっきに読ませてくれます

せつなくて悲しい内容が、展開の面白さに増幅して読ませるすばらしい小説です。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.40
(5pt)

引き込ませる内容、いっきに読ませてくれます

せつなくて悲しい内容が、展開の面白さに増幅して読ませるすばらしい小説です。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.39
(5pt)

ゆっくりとしたスタートで、初めはムズムズしていましたが、刑事の娘が救助を求めてきたあたりから引き込まれていきました。ドラマや映画とは違い、刑事たちの生い立ちや人生が織り込まれた複雑な織物を読み解くようです。次のシリーズの本も読みたいと思います。

また、背景にみられる名前での社会。これからは、日本が向かおうとしているID社会を考えさせられます。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.38
(5pt)

ゆっくりとしたスタートで、初めはムズムズしていましたが、刑事の娘が救助を求めてきたあたりから引き込まれていきました。ドラマや映画とは違い、刑事たちの生い立ちや人生が織り込まれた複雑な織物を読み解くようです。次のシリーズの本も読みたいと思います。

また、背景にみられる名前での社会。これからは、日本が向かおうとしているID社会を考えさせられます。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.37
(5pt)

ミステリーと共に描かれる家族の壮絶な物語。

『湿地』に続くアイスランドのレイキャビク警察犯罪捜査官エーレンデュル・スヴェインソンを主人公とする邦訳シリーズの第2作。

前作と同様、本作もまた家族をテーマにした、恐ろしくも、哀しみに満ちた重厚な傑作ミステリーであった。

アイスランドのレイキャヴィクで発見された人骨を巡り、ある家族の壮絶な過去と、エーレンデュルの家族の今が描かれていく…
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.36
(5pt)

ミステリーと共に描かれる家族の壮絶な物語。

『湿地』に続くアイスランドのレイキャビク警察犯罪捜査官エーレンデュル・スヴェインソンを主人公とする邦訳シリーズの第2作。

前作と同様、本作もまた家族をテーマにした、恐ろしくも、哀しみに満ちた重厚な傑作ミステリーであった。

アイスランドのレイキャヴィクで発見された人骨を巡り、ある家族の壮絶な過去と、エーレンデュルの家族の今が描かれていく…
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016
No.35
(5pt)

恐ろしくて止まらない

よくわからない殺人事件、酷いDV、そこに主役刑事の家庭の事情がサイドストーリーで気になって仕方がない。一気に読んでしまいました。
緑衣の女 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 緑衣の女 (創元推理文庫)より
4488266045
No.34
(5pt)

恐ろしくて止まらない

よくわからない殺人事件、酷いDV、そこに主役刑事の家庭の事情がサイドストーリーで気になって仕方がない。一気に読んでしまいました。
緑衣の女 Amazon書評・レビュー: 緑衣の女より
4488010016