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(短編集)
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 141~152 8/8ページ
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帯と内容の関連性については、全くないと言っても過言ではありません。 「悪徳教官」を強く連想させるものですが、基本的には 「強い警察官を、と願う教官」を描いたものだと感じました。 私は警察組織とは何ら関係のない身ですが、警察小説は大変好きでして、 縦社会の厳しさ、と言うのはある程度想像しています。 もちろんコレには悪癖もあると思いますが、それ以上に、組織としての強さが 犯罪に対しての強さでもあるのだと、大きな部分では納得しています。 で、あれば、警察、という縦社会になじませるため、適合させるため、また、 組織の一員として犯罪に対処するために、異様とも言える厳しいしごきは ある意味必要不可欠でもあるのでしょうし、そう言う部分をもう少し 描いて欲しかったかな、と言う気はします。 さて、 本書では、警察学校で起こるプチミステリを、寡黙な教官が暴き正していく、 ことがいくつかの章における柱になっており、その肉付け的に、 警察官を育てる、という部分の話が付随している、と言う印象を受けますので、 概ね、 「読み手が求めた内容と、微妙にベクトルの違う内容」 で有ることが、評価を下げているな、と思いました。 各章で語られる内容も、意図しているのかも知れませんが、 こうさらりと終わりにせず、もう少し描ききってから章を移して欲しかった。 等、多少の不満もあるにはあるのですが、主人公と言えるであろう教官の 態度や、言葉にはなかなか引きつけるものがあり、警察学校小説、警察小説 としては良好であろうと思います。 | ||||
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湿り気のない文章がよかった。 事実を淡々と積み上げていく進め方がよみやすかった。 主人公という設定ではない、短編7話による描き方も冷静な感じでよかった。 帯は、むしろ、逆効果かも。 | ||||
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他の方と同じ印象ですが、電車の広告や帯の「すべてが伏線。一行も読み逃すな。」という宣伝文句で読み始めましたが、正直なところ期待外れでした。 もう少し奥が深い作品(登場人物の相関関係なども含め)だと楽しめたと思います。 | ||||
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クセのあるキャラクターを好む人にとってはたまらなく面白い作品かと思う。 ただ、個人的には主として倫理観に関わる面で共感できない部分があり、読後も疑問もしくは不満を消化しきれずにいる。 わけても終盤に出てくる“現時点ではフィクションでも、事実のほうを後付けして伴わせれば結果的にフィクションではなくなる”という論法がどうにも釈然としない。それがある種の快挙として描かれているだけに。 学生やビジネスの世界でならばまだしも、こと警察界隈に関する限りこれはかなり危険な考え方ではなかろうか。所詮小説の中でのことだから問題ないとスルーすべき?いや、そもそも作中のある原則に照らしても厳密に言って禁じ手なはずだが……? 等々、随所で首を傾げつつ、結局作品世界に入り込めぬまま読了してしまったのが残念だ。 | ||||
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面白いです。 他の人も書いていましたが、横山秀夫の新作が数年に1度しか読めない昨今、 こういう人の存在は貴重でしょう。 作品の出来も手堅くまとめられており、大横山の良い頃に決して見劣りしません。 警察小説好きの人はもちろん、日常の謎系ミステリが好きな人などにも広くおすすめできる 作品と思います。 | ||||
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素直に面白いと思える本。書店で大々的に展開されているのも納得できる。 その一方で、実際にこのような教官(人)がいるのだろうか。 そもそもフィクションにすぎないので真面目に考えるのは馬鹿らしいが、 登場する教官の厳しい面と、どこか安心というか信頼というか(適切な言葉が見当たりません)、 そういった面が共存しているところに強く惹かれるものを感じた。 組織に1人はいて欲しい存在である。 | ||||
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警察学校が舞台ということで、活き活きとした若々しい登場人物が描かれると思っていましたが、生徒の間の「うらみつらみ」からなる、暗鬱な雰囲気の物語でした。 連作ですが、それぞれのストーリーの登場人物や状況もバラバラした感じで、あまり思い入れがもてません。帯書きの宣伝文で期待して買いましたが、ミステリ的な要素も弱く、「なんだかなあ」という思いのまま読み終わってしまいました。 | ||||
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もう二十年以上前、自分も警察学校を卒業した。最初の一ヶ月間は外出禁止だったし、途中で学校を辞める者もいた。真夜中に非常呼び出し訓練で起こされたり、連帯責任で雪の中を裸足で走らされたこともあった。また警備実施の訓練中、転んで怪我をした者を皆で必死で担いで運んだところ、教官が仕掛けた嘘だったこともあった。卒業式、一番厳しかったある教官が、「よく頑張ったな」優しい言葉をかけてくれた。スーと涙が出た。 | ||||
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期待していたよりも、ずっと幼稚な本で、がっかりでした。 100冊に1冊くらいしかいい本にはめぐり合えない。 悪くはないのだろうけれど、作品としてあまりにもレベルが低い。 | ||||
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30代、男です。 作品は切れ味鋭く、好きなテイストです。 横山秀夫さんが好きな人に良いかもしれません。 「鬼教官からの教え」的なノリですね。 作品の中身から離れることなんですが・・ 本は書店で買う楽しみもあります。 (もちろんAmazonさんでも買いますよ) 本屋さんが売りたい気持ちも分かりますけど、 帯やポップが年々どぎつい表現になってきて 作品を違う方向に持って行っているように 私には感じられます。 もちろん、読んで感じることはそれぞれなので どの方向が正しいとは言えませんけど、帯や ポップと作品との違和感は拭えませんでした。 結果、私の場合作品に残念な気持ちが 残ってしまいました。 例えていうと せっかく気に入って着ていた服を誰かに 「それちょっと変だよね」って言われて それ以来その服が着れなくなったような 感覚に似ています。 変なレビューですいません。 | ||||
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基本的に文庫本になってからしか小説本を購入しない私ですが、CMや帯の「すべてが伏線。一行も読み逃すな。」の言葉に魅かれて久々に単行本を購入しました。 2時間かからずに一気に読み上げられるほど読みやすく、警察学校独特の世界を描いた面白い作品でしたが、CMなどで期待していたほどのものは感じなかったので、正直期待外れかなと思います。 CMや帯に魅かれて購入を検討されるかと思いますが、機会があるのでしたら少し内容を確認してから買ってみた方がよいのかもしれません。 | ||||
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警察学校がどのようなものか全く知らないが、ここまで「学園」っぽいとは思えない。職業使命感が全くないのでリアリティを感じない。 それも、仲間内で傷害や殺人未遂が頻発しているのに「学園」っぽさが維持されているっておかしくないか? | ||||
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