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(短編集)
教場
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 61~80 4/8ページ
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警察学校を舞台に繰り広げられるミステリーのような社会派のような小説。そして短編。 警察学校という特殊な舞台がどういうところか知らないので、なるほどそういうもんか…と思いつつ興味深く読んだ。 しかし、なにやら嵌めたり嵌められたり、恨んだり恨まれたり…。そこまでするかな?というぐらいの人物たちが続出。 物語というのは、人物への共感が重要だが、誰一人そのような人が見つからなかったのでもう一つの読後感になってしまった。 | ||||
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(実際の警察の組織体質はどうだかわからないが) 警察小説等によく出てくる、小説上の組織的隠蔽は 警察組織に入ってからで身に付けるものではなく、 警察官になる前の教場で最初に刷り込まれたものだ というのがよくわかる小説。 あと実際には全く解決してない案件(傷害未遂、殺人未遂等)を無理やり 解決したかのように、いや些末であるかのようにしている点では 作者が風呂敷をきちんとしまえていない。 教場から出てしまったことはまるでアンタッチャブルであるかのようにしている点で 消化不良が起きる。 | ||||
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妹にすすめられ購入してみました。 続きが気になり、夜更かし。。 | ||||
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"2013年ミステリーベスト1位""すべてが伏線。一行も読み逃すな"と帯にあり、ハードルが否応なくあがってしまう。横山秀夫の名が帯にあり、氏の本だと思って買ってしまった。氏はコメントが出しているだけ。 警察学校あるクラスの学生達を、章毎に主人公を変えて描いていて、それぞれを見ると6話の短編小説集と呼んでもいいと思う。 読んでみると、登場人物がちょっとキチガイなのとか、指導教官が完璧すぎるとか、いろいろ突っ込みどころはたくさんありるんだけど、一番は伏線が細かすぎて、日を置いて読むとついていけない。え、そんなこと言ってたっけ?とかってことが結構ある。一気読みしないといけない本。けど、最後の6話は好きだなぁといえる。警察学校の日記は事実しか書いちゃいけなくて、事実と異なることを即放校というのを巧みに使った一話。 この第6話がなければ星は2つか。 | ||||
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2-3年前に、新しいジャンルの警察小説ということで非常に話題になった作品を今手に取る。横山秀夫がなかなか新作を出してくれない 中、今、安藤能明の作品がその隙間を埋めてくれているが、この「教場」も大きな意味では同じようなジャンル、あるいは、警察学校という 新たな背景で描かれた、非常に面白い警察ミステリーである。刑事ものイーコール警察小説と言われたころから見ると、横山が切り開いた 「警務もの」、そして、今長岡弘樹が開発しつつあるこの「警察学校もの」も警察の中では、今まで陽が当たらなかったが、今後興味深い ネタを与えてくれる場を提供したことでも、大いに意義がある。6話に亘るエピソードで、第98期短期警察学校での生徒たちと、それを 指導する教官が描かれる。何人かの教官が言うように、警察学校とは警官を育てること以上に、不向きなものを振るい落とす場であり、 それに耐えながら育つ生徒と、極めて人間臭く、脱落する人間、あるいは犯罪まで犯す生徒たちが登場する。作者は、巧みなプロットを 準備するが、一方、それぞれ6話にわたる幕切れはやや唐突感を以て終わらせ、次のエピソードでまたそういった人物を登場させ、 種明かしやエピローグを簡単に披露するという構成にしている。これが巧い。主人公は、碧眼の教官風間公親である。何を考えているか 分かりにくい男だが、状況や人間分析力に殊更優れている。10人近い警官の卵たちが登場するが、それぞれ癖もあるし、何か人に 言えない過去も背負っている。ここまで人間を掘り下げて描く筆力もすごいと思う。どんどん、新作を出してほしい作家である。 | ||||
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警察学校で起こる生徒たちの各エピソードに教官が絡むという小説。警察学校の内情が垣間見れて、興味深かった。刑事ものの小説だから、事件が起きるかと思ってたけど、そういう類いでもなかった。第二弾が出てるから、それも読んでみますか。 | ||||
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全てが伏線、一気読み、という触れ込みを信じて読んだけど、驚くほどの種明かしもなく、一気読みにも至りませんでした。短篇なので、最後に大きな伏線回収があるのかと期待してましたが、そんなこともなく。まったりと警察学校の日常を垣間見て終わった感じ。まぁ、警察学校の日常という意味では、目新しく多少のトリビア的なのもあり面白かったです。 | ||||
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宣伝文句が良くない。 「すべてが伏線。一行も見逃すな。」 これに釣られて読み始めたら後悔するかも。 内容は、やりすぎ?突拍子もなさすぎて感情移入出来ないし、短編集なので人物像が浮かんできた頃には読み終わってしまう感じ。 すべてが伏線だという割にはもやもやが残った。区切り良くサクサク読めるので移動中にはいいです | ||||
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「傍聞き」は天文学的偶然のオンパレードだった。 今回は,湊かなえのように人間の暗部をえぐり出そうとして,悪意に満ち,性格がねじ曲がった極端な登場人物ばかり登場させ,またもリアリィを失っている。こんだけねじ曲がった奴ばかりが同じ警察学校の同期に揃う確率って何%だよ。 終了。 | ||||
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面白いというわけでも無い。。。 “なわけないだろ” 感が凄いです。 警察(学校)小説はリアリティが大切かと。 2は読みたいと思いません。 | ||||
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幸運にも、私は帯なしの物を借りて読んだので皆様のミステリーを期待して…という肩透かしは避けられました 私も最近、「白砂」の帯にやられて哀しい思いをしたことがあります… 出版業界も、電子書籍の勢いに押されてなりふり構わず売上を伸ばそうとしているようですね… 哀しいことです さて、本書籍ですが私はなかなか楽しめました 少々読後感が悪かったり一部現実離れしているところもありましたがある程度の質はあると思っております 短編で構成されていましたので、もう少し景色の違う話を盛り込んでも良かったのかもしれません 緩急つける、といったところでしょうか もっと鋭いキレ味で、心を抉り取るような作品を期待します その際は、出版社様方余計な帯など不要でございます | ||||
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小説として面白くするために、登場人物は異常なキャラのオンパレード。逆に冷める。 | ||||
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私は、特に帯やキャッチコピーに触れることなく、警察学校を舞台にしたミステリーなのかな、と思い手に取りました。結果的にはミステリーではなく、警察学校の個性的な教習生のエピソードを軸に、観察眼鋭い教員がいつのまにか嘘やごまかしを暴いていくといった内容でした。おそらく警察学校では、エピソードに近い、いじめや特殊事情を持つ教習生もいるかといるのでしょうが、ノンフィクションにしては、ちょっと見せ場がなかったように思います。特に、宣伝に煽らなければ、たんたんと読める感じでしょうか。。 | ||||
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警察小説が好きである。 ただし、「新宿鮫」よりは「制服捜査」、本命は横山秀夫の一連の作品。そういう私が本書を手に取ったきっかけは、しかしやはり帯の横山秀夫氏の「脱帽」のコメントが大きかった。 確かに伏線が多い。 そしてそれらはしっかり回収されている。 短編が一編一編積み重ねられて一冊の本になっている、そういう印象で、まっとうな長編を期待して読むと、肩透かしを食う可能性がある。 警察学校を舞台としたミステリは読んだことがなかった。 司法警察職員と司法巡査の違いが気になるような「本格的な警察小説ファン」であれば、本書はかなり興味深く読めるかもしれない。その面は期待を裏切らない。だが、冗長な面すら感じるほどに警察内部を描いた横山秀夫「64」のような物語は、ここにはない。一種、偏屈で偏執的な登場人物たちが織り成す、一風変わった連作だと捉えたほうがいいと思う。 読後感はすこぶる「悪い」。 これは褒め言葉なので勘違いしないでほしい。 こうした小説は、それこそ横山秀夫の短編に多かった。「動機」「逆転の夏」「深追い」。 編集者はそうしたテイストを著者に求めたのではないだろうか。 が、謎めいた教官・風間の雰囲気は、横山作品には存在しないものだった。 私は、一編目の「主役」である、宮坂を軸にして、警察学校に巣食う巨大な何かと風間が対峙する構図を想像していたが、それはたやすく裏切られることになる。それをよしとするか、しないかは、読んでみてからの判断ということにして、私の☆は4つ。 続編は未読だが、横山秀夫の後継者は目指すべきではない作家だと感じた。まったく雰囲気が違うからである。 「第三の時効」「半落ち」と、横山作品での長編にも、本書のように短編を積み重ねて一本の物語に結ばれるものがあるが、それを本書に求めてはいけない。逆に私が「惜しい」と感じたのは、全編がそれぞれで完結し、最終話でしっかり各登場人物の「その後」が回収されているのは手練れだと思われたが、大団円へまっすぐ収束した感がないからである。 余談ながら。 本書は、運転免許の更新をするために、運転免許試験場の待合室で読んでいた。 そうした意味では、「警察臭」の強い場所だっただけに、読後感も多少違ったものになっているかもしれない。 | ||||
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警察学校での教官と学生とのやりとりを短編で構成されている が、警察学校で警察官に向いているかいないかを篩にかけ、同期 生が退校していくのを予想したり、なぜ、警察官を目指したかを 織り交ぜながら話は進行しているが、同期生同士が庇い合うので なく、やられたらやり返すというあまり好ましいとは言えない内 容である。 内容としては人情にかけた利己主義的な内容であると 思う 。 | ||||
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著者の作品は読んだことなかったのですが、たまたま暇つぶしで読む本を書店で探しててなんとなく購入しました。 他のレビューにもあるとおり、生徒たちの行動の突拍子のなさはちょっと信じられませんが、主人公である風間は、警察に向いてない生徒であれば本人にやる気があっても辞めさせようとしたり、逆に見どころのある生徒は本人が辞めたがたっても導いたりと、風変りな教育方針をするところが面白いです。 生徒の素質を見抜く裏付けとして、どんな些細な変化も見落とさない観察眼を持っておりこの切れ味が爽快感あります。 それと、警察官の職質のテクニックなど、随所にでてくる専門知識は、警察小説好きにはいいアクセントになったと思います。 まぁそれでも舞台が警察学校ではなく、学級崩壊したような教室であればもっと評価はかわったかもしれませんね。 個人的には十分面白くて、久々に寝る間も惜しんで読みました。続編も即購入です。 | ||||
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半分位まで読んだ時、ガックリきた。 その時点であまり面白くなかったという事もあるけど、この作品が多くの人に読まれることで、警察官になろうというひとの数が減ってしまうのではないかという危惧感を覚えたからだ。 だけど、終わりに近づくにつれて自分の認識が間違っているということに気づかされた。 この作品を多くの人が読むことで、もしかしたら警察官になろうとする人の数は減るかもしれない。 だけど、世の中にとって必要とされる、"真の警察官"の数は間違いなく増えるだろうと、そして警察官だけではなく、世の中に必要とされる社会人の数も増える、そんな事を読み終えて感じた。 社会人になる前の中高生、そしてその保護者や周りの大人の方に読んでもらい、語り合ってもらいたい。 | ||||
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文庫の帯に惹かれて買いました。 警察学校ってほんとにこんな感じなんですかね? 作者の取材力は分かりませんが、登場人物があまりに極端に書かれすぎる気がします。 生徒の特殊能力や行動と、k教官の神出鬼没感が半端なくて、ミステリーというよりはホラー的な要素が見られます。 近々パート2が刊行されるみたいですが、期待しない方が良いと思います。 。 。 。 。 | ||||
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1エピソードごとはそこそこだけど、1冊通しての何かがあればもっと良かったですね。 | ||||
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陰鬱だった。 法の元の警察学校なのにこれはないだろという感じだった。 | ||||
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