■スポンサードリンク
(短編集)
教場
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 101~120 6/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「文春ミステリー」1位、宝島の「このミス」2位と話題の小説「教場」。警察学校を舞台にした連作長編。話のスケールは小さいがよく書き込んであってグイグイ引き込まれる。妙な緊張感が続いて息が詰まるが、いかにも玄人受けしそう。「半落ち」の横山秀夫とか、そっち系かな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【ややネタバレ】 警察学校での物語(短編)。 最初はやけにブラックなオチがつくので、こういう路線なのかと思って読み進めると、後半なんかさわやかな物語になってくる。 そのアンバランスが私にはイマイチでした。 最後はきれいにまとめたけど、エピソードが展開せずに空中に消えていくのが多いので、(あえてエラそうに言わせていただきますが)もうちょっとなんとかできたんじゃないかと思う。 ひとつひとつの短編は面白く読めるんだけど、読後感が不完全満足でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判どうり、ミステリー小説。 警察学校舞台の小説は、少ない。警察学校を知っている人しか、教場と言うタイトルは付けない。なので、少しは警察学校関係者か、警察学校を途中退職した方のルポでも参考に書かれているものと期待したのですが・・・本当にただのミステリー小説。スレを見ると、警察学校の厳しさ、他職種は育てるところ、警察学校はそぎ落とすところのが垣間見れる内容を期待したが・・・まったくありえない内容。警察学校が、まるで犯罪の場。申し訳ないけど、警察学校を馬鹿にしてる。警察学校を目指している方、家族、警察関係者の方には読んで欲しくないです。あまりにタイトルが馬鹿にしている気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パワハラによる警察官の自殺が相次いでいる。権力で統制される組織でパワハラが起きることは一般に知られているが、 日本の警察社会は本当に陰湿なのだろうか? この小説が日本の警察社会への印象をもとに書かれているのは確かだとは思う。 事実はともかく、あまり読後感のいい読み物ではなかった。これを読んで警察官になりたいと思う人はいるのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察小説にはあらず、警察学校小説であります。 さまざまな理由で警察学校に集まった学生たちの織りなす、友情と裏切りの人間模様。 ミステリとしてはシンプルかつ簡潔にまとまめられた短編集であり、凝った仕掛けなどはございませんが、伏せられたオチが後ろのエピソードで明かされたり、謎解きの手がかりが前の方のエピソードで言及されていたり、連作ならではの小技が利いていてニヤリ。 あの小説、あのドラマ、あのマンガの警察官たちもこんな教習課程を過ごした(?)なんて考えると妙な気分になります。シリアスですが読みやすさは抜群。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察学校を舞台にした『傍聞き』のような連作ミステリー。どこか謎めいた警察学校教官の風間公親が生徒たちを指導しながら、彼らの本質を暴くといったストーリー。エピローグで風間の謎の正体が明らかになる… 長岡弘樹の作品は考えられた伏線とプロットには驚かされるのだが、どうにも登場人物の姿が見えて来ない。『傍聞き』のような短編であれば、それも気にはならないのだが、連作となると非常に気になる。主人公の風間公親は横山秀夫の『臨場』の倉石に匹敵する魅力的な主人公となり得るはずなのに…勿体無い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中身は皆さんが散々書かれていますので、そちらには触れません。 本を開いて読み始めて驚いたのは、活字の大きさと行間の広さです。 完全な上げ底造本。 かさ増しでページ数を稼いで、価格を吊り上げているのは明らかです。 今時、こんな商売はまかり通りませんよ!出版社殿。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これって犯罪だよね…の話が続き、 仮にも警察官を目指した人間が、こうも簡単にやっちゃうわけ?…とは感じましたが、 それだけ警察学校の環境が、精神的に追い詰められる特殊なものだということでしょうか。 そういった違和感もありましたが、 警察学校という舞台がわりと目新しいことと 風間教官のキャラクターにひかれて おもしろく読めました。 ただ、人間ドラマというか、物語としてはそう新しい感じはなく、 横山秀夫の「臨場」をはじめとする短編集とか、 柳広司の「ジョーカーゲーム」などとイメージがかぶるような気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
と思えるような人物とエピソードばかりが出てきて、途中ちょっとげんなりしました。 警察学校を舞台にした小説は初めて読んだので、教練の内容などは面白く感じたのですが、疑い・裏切り・保身の行動→報復→退校のパターン部分はイヤ~な気分になりました…。 こんな奴らが警官になったら市民の迷惑だ!って感じで…。 進むにつれて、明るめの内容になって行ったので、読後感は悪くなかったのですが、2度読みたいと思える物語ではありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞ノミネート作ということで、大々的に宣伝されているようなので購入。 さすがに実際の警察学校もここまでは暗くないだろ……というぐらいホラーテイストの強い 作品ですが、その雰囲気さえ許容できるなら紛れもなく面白い。 連作短編形式ですが、前話の「ん?」という部分が次の話で解決されていたりして、 読み進めたいという気持ちが後半に行くにつれ強くなる。面白い構成だと思いました。 人を選ぶ部分はあるかもしれませんが、是非ともシリーズ化して続けていただきたい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は毎月平均約十冊の本を読みます。 多くの方が書いていらっしゃいますが、書店側の誇大広告に釣られたり、本の帯に釣られて本を買う方、騙されて嘆く前に折角書店に行っていらっしゃるのですから頭の数頁を読んでみてから購入を決められては如何ですか。 私は書籍に関してはアマゾンさんで買う事にしていますから、欲しい本はまずレビューを読んでから購入するかどうかを決め(評価が低くても買う場合もたまにはありますが)、決まったら中古があるかを探して程度の良いモノを注文しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを見ると「警察学校ってこんなところなの」とか 「警察を見る目が変わる」とかいうのが多いですが、 これは警察学校には一切取材をしていません(長岡氏が週刊文春のインタビューで語っています)。 だからこれが本当の警察学校の姿と考えるのは間違いです。 純粋なフィクションとして楽しみましょう。 個人的には、長岡氏の作品の中ではこれは若干落ちると思います。 氏の作品は良くも悪くも作り物くさいのですが、 連作にしたことでその作り物くささが蓄積され、風間が最後スーパーマンになってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここでも議論されていますが、新刊の宣伝文句や帯の推奨を信用して買って、 それが期待外れだった場合でも出版社には責任は無いのか? いかにも売らんかなと言った宣伝で売り飛ばして、買ったのは自己責任では 余りにも酷いではないか。 小説自体はそこそこで、客観的に見ても良い方だと思うが、このような販売を 取り締まる規制がないのが現状である。 食品や一般商品は、食品衛生法や景品表示法などで規制されており、事実と 異なる場合は罰則等があるのに、書籍には何も規制が無いのはおかしい。 当然、返金対象となるほどのケースである。 と言ったところで、本来☆3つなのが、業界への反省を促す形で2つ減らして 宣伝に対して☆一つとしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から、ちょっと重苦しい雰囲気。 警察学校の中の物語。 「踊る大捜査線」の青島くんも 古畑任三郎氏も、この警察学校を出たのか・・・・ 確かに、法を執行する以上は きちんと法例を知っていなければ 逮捕などできないだろうな・・・と思う。 で、一般人には思いもよらない対応を 現場の警察官はしているんだということを この小説は教えてくれる。 交番に電話して巡査をおびきだしての犯罪。 車内に覚せい剤をかくしもっていた場合に車のキーといっしょに 手にもったまま車を降りて警察官に車内を捜索させる・・・など テレビの刑事ものだけみてると知らない事ばかり。 一部のレビューで、帯に「一行も読み逃すな」とあるのが不評のようですが 私は面白く読みました。 所詮、小説。 実際にこんな事は警察学校ではおきてはいないでしょうし どんな集団でもいろんな事件はおきるでしょう。 それを娯楽としての「小説」にしたら、こうなった・・・という事ではないでしょうか? 規律がまもられてこその集団・・・その最たるものが 警察と自衛隊。 警察学校という、思いもよらない題材を扱った 面白い小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で表せば、「やや期待はずれ」。 上質の作品であるとは思います。 警察学校という場の設定のオリジナリティ、無駄のない描写と文体、 登場人物の輪郭の明確さや各々の持つ陰の部分の描き方、 連作一話ごとの緊迫感と納得のいくオチ、 ぎょっとさせられる最終盤 と挙げていくと文句のつけようがありません。 ただ、著者のこれまでの作品と比べると、 登場人物の置かれた境遇や、そこからもたらされる心理、 良心にさいなまれながらもやむにやまれず起こしてしまう行動 といったことに対する、一種の暖かさを伴った視線が乏しいように感じるのです。 その結果、読む方としては、 「我々の周辺でもこういうことがあるかもしれない」 「自分もこういう境遇に置かれたらこうしたかもしれない」 といった共感に近い感想を持つことができず、 「特殊な世界の変わった人たちの物語」 という印象を持つことになってしいます。 良い作品ですが、 世評ほどの傑作という訳ではなく、 著者の他の作品よりも優れているという訳でもないので、 少し厳しいかもしれませんが、星三つにしておきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長岡弘樹さんは以前に『傍聞き』を読んで、随分と薄っぺらい善を書く人だな、若いからしょうがないのかな、あら、そんなに若くないwと思ったのですが、こちらは薄っぺらい悪が描かれていました。警察官を志す若者たちなのに、ちょっとしたことで腹を立て、下手をしたら相手を殺してしまうかもしれないような傷害罪を簡単に犯してしまう人たちが次々と書かれていました。うわー、あり得ないと思いながらも、それなりにおもしろかった。ただ、気持ちが悪くなってくるので、次に読む本を選びますね。 あと、警察学校が本当にこういうところなのかと思ったという感想をいくつか読みましたが、警察というのは、ほかの業種と違って、嘘ばっかり書かれていても、決してクレームを入れません。クレームを入れることで、じゃあ、本当はこうなんだと内情がばれてしまうことが危険だからです。逆に、取材はいっさい受けてくれないので、正確に書くのは難しいそうです。だから、警察に関してはけっこう適当に書いているそうです。これは多くの作家さんが言っていることです。ですので、これを含めて警察を描いた小説を読むときは、あんまり真に受けない方がいいと思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察小説の新境地になるかどうかはわかりませんが、、、このミスのトップスリーに入ったのも納得です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察官になるための学校は想像以上に常識的ではないと知りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯に釣られて買いました。私のような人は多いと思う。 だが、帯と内容は一致していない。もちろん、帯の方が誇張されている。 帯によるハードルが上がっているため、どうしても評価は辛口にならざるを得ず、そこで損をしていると思う。 売上至上主義なんだろうけど、こういうことやってるとユーザーからいつかそっぽ向かれる事を売り手は分かって欲しい。 肝心の内容ですが、まあまあといったところ。 もうちょっと待って文庫で良かったかなあという程度。良くも悪くも平均点かなと思う。 とにかく、登場人物が陰湿すぎる。 仮にも警察学校に入って将来は警察官になろうと思っている人が、こんなに陰湿だろうか? そして警察学校でこんなに陰湿なイジメみたいなことが起こるのだろうかと思ってしまう。 読後感も本には求められる訳で、いくらミステリでもそこがダメな作品は自分にはちょっと減点対象です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察学校を舞台にするという目の付け所は面白い。私の友人の息子さんも最近、警察学校を卒業して、警察官になっているが、この小説の通りらしい。どこかの学校の体罰も真っ青の愛のムチでしごく教官もいるらしい。この理不尽な訓練や体罰が原因で、精神に異常をきたすものもいるとのこと。 さて、小説だが、ストーリー自体は、読んでいてワクワクするような面白さもなく、人間関係やその心理描写が粗雑でリアルさがない。読後の満足感もなかった。昨年度のミステリー部門のトップと評されるわりに、期待ハズレであった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!