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(短編集)
教場
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全152件 81~100 5/8ページ
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この本の年代設定、地域設定が不明、警察学校では、係長は、警部、教官は、警部補、係長が教官になることはない。 内容が現実相違、期待ハズレ | ||||
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時間がない中、書店で帯の派手さにつられて買ってしまいました。 最後に何かあるはずと思って最後まで読みましたが、何もありませんでした。 。 。 この本には「伏線」はありません。 ご注意下さい。 | ||||
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この作者の本を初めて読みました。 かなり辛辣な意見が多いのもわかります。 然しながら、「人間(特に若者)の知性・理性が狂い・退化した架空(であって 欲しい)世界における警察学校を舞台にした小説」と割り切れば、十分及第点 であるとの感想です。高村氏、横山氏とも異なる独自の世界観を、ぶれること なく今後も貫かれればよろしいかと。 全体を支配する重い雰囲気や章を跨いだ伏線など、初読はかなり楽しめました。 ただし、皆さんが指摘しているとおり、学校生の異常かつ稚拙な行動に無理が あるので、再読するとかなり空虚な内容に思えてしまうのが残念です。 あと、「すべてが伏線。一行も読み逃すな。」...の惹句は頂けませんね。 続編がまもなく刊行されるようですが、多くの読者が批判しているのですから、 出版社の反省および違う切り口の宣伝に期待します。 | ||||
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警察学校を舞台に繰り広げられる幾つかのストーリーが連絡短編集となっています。 警察学校の実態がこれほどまでに陰湿で大変なものなのかどうかは分かりませんが、過酷ともいうべき環境が描かれます。そこに諸々と屈折した癖のある生徒たちが色々な事件を起こし、それを不気味な教官がおさめていくというのが、各短編に共通した話となっているようです。 背表紙に書いてあるような「全てが伏線」というほどの印象は感じませんでしたし、派手な宣伝文句で煽る帯ほどには凄みを感じませんでした。また、正直なところ、リアルなのか現実とかけ離れているのか判断がつきかねるところでしたが、全編を通して緊張感漂う独特の世界観のようなものがあり、その中でちょっと不気味ながら興味深い教官がクールに立ち回る様はなかなか興味深くて、話としては素直に面白かったです。 | ||||
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帯の「2014年このミス第2位」につられて購入しましたが、完全に駄作~凡作のレベルです。 まずミステリーとしての質は、短編の連続構成である為もありますが標準以下。 そして一番の問題点は「登場人物の非リアリティさ」です。 登場人物である警察学校のある期の生徒の多くが、一般人の思考では考えられないとんでもない行動を多くとる事です。 ちょっと気に入らない事があっただけで、その相手に対して人命に関わるような報復を簡単にしでかします。 これが刑務所の様な犯罪者の更生施設での出来事なら、まだ許容できる範囲なのですが、 すくなくとも警察学校の中で起こる話として読むには無理がありすぎます。 | ||||
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陰湿なイジメの世界が繰り広げられるが意外感は全く無い。 警察官を志すのはこの程度の底辺の人間が多いのだろうと日頃思っていたからだ。 教官に至ってはその最たるものである。 もちろんフィクションではあるがリアリティーを持たせるためにも警察学校関係者、退職者を取材して書いているはずだ。 こんな教育を受けている限り冤罪が後を絶たない訳だ。 | ||||
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フィクションでかまえたほうがよいよみんな本本気なんです必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だなにせ身内に警察官になりましたものがいますし読んでいて胸糞悪くなりましたじっさいに入行式卒業式教場先生と施設も拝見しましたとにかく胸糞悪いのひとこと読後に感じました現役の警察官読んだら怒るだろうななにせ本当の警察学校を見てますし授業のこともこの本のっことフィクションだ学生さん必死なんですようそくせいな | ||||
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警察学校が舞台のお話です。 多分、実際の警察学校とはかけ離れているのだとは思います。 しかし、フィクションでそういう設定と思ってしまえば、短編の割には伏線などもあって、人間心理を上手く利用して書いていて楽しめると思います。 特に何も情報を持たずに、期待せずに読んだ為か、楽しめました。 短いですので、気軽に読むのにはお勧めです。 | ||||
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警察モノ好き、帯に惹かれて購入した一人です。他の人も言及されているように帯で煽り過ぎ、これに尽きます。つまらなくはない、でも大したことない。伏線も結構ふつうです。構成は短編っぽくなっているので、大オチに向かって次に期待しながら読みましたが、横山秀夫の期待値で臨んだ私にはガッカリでした。設定は少し違いますが、空気感は柳広司のジョーカーゲームシリーズに近いかも。で、柳広司の方が俄然面白いです。 | ||||
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小説を気分転換やワクワクした気持ちを起こさせるものとして読む私には時間の無駄で、途中で放りだしました。ただ、警察官がなぜ陰湿なのかが、この警察学校での訓練の様子を小説化した本でわかりました。職質を受けたり、取り調べを受けたりする可能性がある人は警察官がどういう知識、思考方法で迫ってくるのかの参考の糸口くらいにはなるかもしれません。 | ||||
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警察学校を舞台にしたミステリー。 生徒同士の確執や、生徒と教官のやりとりが、 ミステリーに仕上がっています。 本書はなんといっても、風間教官でしょう。 義眼の風間教官と新入生たちのやりとりは、 緊張感たっぷりです。 凄惨な現場や取るに足らない派出所の騒動など、 千差万別な事件を経験してきた風間教官は、 その経験と同じくらい、警察学校の新入生や卒業生を、 目の当たりにしてきたのでしょう。 そうした風間教官の、 これまでの警察官人生に思いをめぐらせたくなる、 魅力的なキャラクターです。 また、ミステリーとしての要素も十分なので、 事件や騒動の顛末も楽しめます。 しいて読む前の注意点を挙げてると 本書は場面転換が頻繁なので、 短編のような印象を持つ方もいるかもしれません。 短編が得意ではない、嫌いだ、そうした方へは、 立ち読みをすすめさせてください。 本の中の舞台は、通して警察学校であり、 主人公はその学校の“生徒”という意味で、 一貫してはいますが、 物語や事件はいくつかあるので、ご注意ください。 本の閉じ方というか、物語りの終わり方のようなものは、 個人的に好きですが、読後感がやや物足りないです。 読書の箸休めのような感じ。 また、ミステリーの要素が楽しめないと 読者にとって本書の評価は、 さらに低いものへなると思われます。 加えて、 2014年12月末時点で、 文庫本は発売されていないようです。 そうした理由で、マイナス2,5。 個人的はそれなりに楽しめたので、 僭越ながら、 星の数は、3つとさせていただきました。 | ||||
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長岡弘樹の作品では「傍聞き」を読んでおり、それが面白かったので「陽だまりの偽り」にも手を出したが、何れも状況説明を極力抑えた文体が新鮮で気に入っていた。「教場」は2013年の週刊文春ベストミステリーの1位で、「このミステリーがすごい!」でも2位なので、いよいよ長岡弘樹も全国区に躍り出たかと歓んだものだが、遅ればせながら内容を見て行こう。 風間教官が軸足になっていて、何でも見通すような眼が怖く、キャラクターも冷徹で存在感ある。それに個性の強い学生が絡み、舞台が警察学校という特殊性も相まって魅力のある連作ミステリーになっている。 なかでも、親しいと思っていた人間に裏切られ、それでも何とも思っていないフリをしていた者が、最後に強烈な復讐を遂げる「蟻穴」は強烈だった。 はるか昔、同期で入った民間企業から警察へ転職した男がいて、はるばるその警察学校へ面会に行った事があった。久しぶりに会ったその男は、軍隊のような規律生活に驚愕していたのと、面会の間でも、いかにも年下であっても年次が上の人間には丁寧な挨拶をしていたのを思い出す。学校内部の様子はあまり話さなかったが、本書を読んで、その過酷さに今更ながら同情した。 長岡弘樹はやはり書ける作家で、横山秀夫に似た感がする。どちらも面白い小説を書こうという執念みたいなものがあり、それが凄い。 | ||||
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ストーリー性が全くありません。しかも読んで行くと胸糞悪くなる最低の書物です。 おもしろくない作品は記憶から消えるけどこんな胸糞が悪いのが続くのは、これが初めて。 現職の人間が読むと、作者に殺意さえ沸く。 まず筆者は勉強不足。警察官について何も理解していない。 警察学校を舞台に??舞台にすらなってません。ただの胸糞悪い集団生活の話です。 もし、警察官になりたい人間がこの書物を手に取る事を危惧します。 | ||||
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本物の警察官が読んだら怒るんじゃないかと思いました。 腹が立った相手に対する犯罪行為から、しょーもない嫌がらせまで、警察官のやることとは思えない。 それから伏線張りすぎです。 伏線張れば張るほど面白い小説になると思ってるのかなこの人は。 読者からすれば「都合良すぎ」「勘が良すぎ」「考えすぎ」で白けます。 「傍聞き」「波形の声」も読んじゃったけど、この人の本はもう読まないことにしよう。 | ||||
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私が初めて著者の作品に接したのは、2008年のこと。 日本推理作家協会賞の短編部門を受賞した「傍聞き」を収録した、同名の短編集でした。 私が、当時綴ったレビューには、「人情噺の短編集」とあります。 本作品は、2013年末の出版社主催の年間ランキングでも、上位を占めたもので、「傍聞き」の作風が、深化しているのでは、という期待を込めて、読んでみました。 結果は、合格点に値する出来だと思います。 今回の舞台は、「警察学校」。 ここで研鑽を積むこととなった、新任の警察官たち(生徒)と、彼らを受け持つ白髪の教官、風間公親の心の交流がメインストーリー。 目次から明らかなとおり、第一話から第六話と記されていることから、「連作短編集」の体裁を採っています。 各話ごとに主人公は入れ替わり、風間が受け持つクラス(教場)の各生徒が、主役を努め、別の話では、脇役として登場したりします。 ただ、一貫して登場するのが、風間教官で、その卓越した観察力から、生徒の警察官としての資質を見抜いていきます。 そこに、ミステリ的な、名探偵による推理に匹敵するものが、生まれ、苦悩する生徒たちの悩みを解決し、場合によっては、警察官として不適格という判断をします。 それでも、作品の底に流れるのは、風間教官の優しい眼差しであり、「傍聞き」に通じる、ある種の「人情噺」の趣は、活かされているように思いました。 なお、「連作短編集」と上述しましたが、全編を読み通すと、新任の警察官たちが警察学校に入り、成長し(ある者は脱落し)、研修期間を終えるまでが時系列的に描かれており、「長編小説」の体裁も整えていると思いました。 警察小説のジャンルの新局面を拓いたと評される本作品ですが、私は、人情噺的な側面を丹念に描くことで、日本人好みの作風になったと感じており、「傍聞き」の文庫版のベストセラーに続き、本作品の好評価につながったと考えています。 | ||||
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長岡氏の「傍聞き」や「陽だまりの偽り」を読んだことがあり、まさに次世代の横山秀夫氏の登場か、と感動した思いもあったため、この「教場」も期待に胸を膨らませて読んでみました。 が、残念ながら、過去の著書のような爽やかな読後感や鮮やかな逆転はなく、言葉は悪いですが「胸くそ悪い」印象しか残りませんでした。 警察学校の厳しさや苛酷さを伝えようとしているなら、まさに逆効果で、警察官になり日本の治安を守ろうという若者たちはこんな歪んだ根性を叩きこまれているのかと勘違いさえしそうになります。 共感の得にくさもさることながら、警察官になろうとしている生徒たち(公務員の試験に合格した人たち)も、スネに傷有り、というか、鬱屈した思いを胸に秘めた人物が多く、素直に楽しめない作品でした。 また、描写の飛躍についていけない部分もけっこうあり、私の読書力の無さだけが原因ではないと思います。 警察学校という相当特殊な世界におかれ、厳しいながらも正義感や包容力、責任感を身につけていくであろう若者たちを、愛情を込めた眼差しで描く、というこちらの勝手な想像はズタズタに裏切られ、暗く、重く、この人達は本当に警察官になろうとしているのかと疑いながら読み進めるアリサマでした。 次世代の横山秀夫氏という称号は、私の中では「いったんお預け」となってしまいました。 | ||||
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以前から警察物になぜか惹かれて読んでいます、長岡さんの作品も2冊めですが、興味深々で時間を忘れて読み込んでしまいます。 ドラマも考えながら推理するのが好きですし、当分飽きずにこのまま続けるでしょう。 | ||||
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面白くていっきに読んでしまいました。警察官も大変な職業だなあと感じる事が出来る。 | ||||
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警察学校の「教場」を舞台に、教師と学生(いずれも社会人経験あり)達の人間模様を描いた連作短編集。警察学校の「教場」という目新しい舞台に着眼した点、各編にある種のミステリ趣向が織り込まれている点は買えるが、全般的に低調な出来に映った。 まず、各編で起こる事件(もどき)がいずれも"幼稚"なもので、とても大人の世界の出来事とは思えない。その癖、警察学校というものが軍隊もどきの如何に陰湿で厳しい世界であるかを強調している所にチグハグさを感じた。また、各編における登場人物の造形(性格・過去等)の掘り下げ方が浅いため、各編から重みを感じられない。 そして、致命的なのは、全編を通じた作者の意匠が不明な点である。全編を通して学生達の成長過程が描かれている訳ではなく、むしろ、「こんな人間が警察官になるんじゃなぁ~」と思わせる様では落第だろう。評判が高かっただけに、読んでガッカリ感を覚えた。 | ||||
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何かの雑誌で、お勧めミステリーとして絶賛されており、読んだのだが、、、、、。 警察学校を舞台にしているが、ミステリーと呼べる、スリルや謎解きはなく、 警察学校の内部を抉るような密着ルポ的な内容もなく、 極めて、中途半端な作品です。 つまらなかったですし、警官、刑事、白バイ希望の若者が、こんな、心の ねじくれた奴らばっかりなら、ホント救いようがない。 | ||||
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