絡新婦の理

評判

絡新婦の理の評価:

4.51/5点 レビュー 93件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全194件 81〜100 5/10ページ
No.114
(5pt)

登場人物の相関図を自作

A4紙に大きく書き出したものの、複雑に絡み合う糸で紙面いっぱい埋め尽くされた。
まるで蜘蛛の巣のよう。その文様はめまいがする。

これは驚くべき傑作だった。

憑き物落としのシーンは長きページにわたって肌が粟立った。
ある登場人物のあまりの痛切さに息が苦しくなった。
ラストのシーンの美しい情景に恍惚とさせられた。

身体的に影響のある読書体験こそ本物だ。
『絡新婦の理』は本物の読書体験をもたらしてくれる。

最大限に楽しむために、前作すべてを読了すること(大変な分量だが少しも苦痛にならない)

あとこれは頭の悪い私だからかもしれないが・・・。
よりしっかり内容を俯瞰するため人物の相関図を作成しながら読みすすめてはどうだろう?
なるべく大きな紙で、できるだけ余裕を持って。

妖怪絡新婦のつむぐ糸に絡みとられることは至上の快楽だった。京極夏彦恐るべし。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.113
(5pt)

登場人物の相関図を自作

A4紙に大きく書き出したものの、複雑に絡み合う糸で紙面いっぱい埋め尽くされた。
まるで蜘蛛の巣のよう。その文様はめまいがする。

これは驚くべき傑作だった。

憑き物落としのシーンは長きページにわたって肌が粟立った。
ある登場人物のあまりの痛切さに息が苦しくなった。
ラストのシーンの美しい情景に恍惚とさせられた。

身体的に影響のある読書体験こそ本物だ。
『絡新婦の理』は本物の読書体験をもたらしてくれる。

最大限に楽しむために、前作すべてを読了すること(大変な分量だが少しも苦痛にならない)

あとこれは頭の悪い私だからかもしれないが・・・。
よりしっかり内容を俯瞰するため人物の相関図を作成しながら読みすすめてはどうだろう?
なるべく大きな紙で、できるだけ余裕を持って。

妖怪絡新婦のつむぐ糸に絡みとられることは至上の快楽だった。京極夏彦恐るべし。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.112
(4pt)

複雑怪奇さが際立ってます

蜘蛛の巣のように張り巡らせた糸のように次々とおこる事件、事件、事件。
複雑さが売りの京極堂シリーズのなかでも難解さが際立ってます。

「鉄鼠の檻」の仏教(禅)に続き、ユダヤ・キリスト教への理解が深まる書でもあります。

お嬢様学校が舞台なのに、二大暴力キャラである木場刑事と榎木津探偵の活躍が光ってます。
女子高生相手の教育者より強面刑事や傍若無人探偵の方がずっと公正で思いやりがあるのは皮肉。
分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫)より
4062752883
No.111
(4pt)

『無題』

本書は非常に美しい情景を頭に浮かばせる序章から始まる。
その後は幾つもの犯罪がタイトル通り女郎蜘蛛の「理」に沿って進む。
見事なのは物語が進む中での犯人のチラつかせ方である。移りゆく真犯人象は、読んでるその時は当然の如くその人と思ってしまうが、京極堂の「憑物落とし」によって期待を裏切られるとともに、違和感なくその象は推移していく。
序章を2度読ませる技も上手い。
京極夏彦を期待して読める本である。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.110
(4pt)

『無題』

本書は非常に美しい情景を頭に浮かばせる序章から始まる。
その後は幾つもの犯罪がタイトル通り女郎蜘蛛の「理」に沿って進む。
見事なのは物語が進む中での犯人のチラつかせ方である。移りゆく真犯人象は、読んでるその時は当然の如くその人と思ってしまうが、京極堂の「憑物落とし」によって期待を裏切られるとともに、違和感なくその象は推移していく。
序章を2度読ませる技も上手い。
京極夏彦を期待して読める本である。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.109
(5pt)

シリーズ最高

全体的に見てシリーズ最高です。
他も全て読んだ上で、もう一度
読みたくなったので電子版を
購入しました。
分冊文庫版 絡新婦の理 (四) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理 (四) (講談社文庫)より
4062753170
No.108
(5pt)

京極作品で最も面白いと思う。

京極作品は全て読みましたが、魍魎を超えてこれが一番面白かったです。
絡新婦が張った巣の中心に、糸に絡めとられながら引っ張り込まれる感じがしました。
但しシリーズの最初から順番に読まないと登場人物等がわかりにくいと思います。
それと次の塗仏の宴まで読まないとで、この事件の最終的な結末がわかりません。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.107
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

京極作品で最も面白いと思う。

京極作品は全て読みましたが、魍魎を超えてこれが一番面白かったです。
絡新婦が張った巣の中心に、糸に絡めとられながら引っ張り込まれる感じがしました。
但しシリーズの最初から順番に読まないと登場人物等がわかりにくいと思います。
それと次の塗仏の宴まで読まないとで、この事件の最終的な結末がわかりません。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.106
(5pt)

良かったです

読みたい本が安く手に入ると嬉しいものです。他のシリーズも読みたくなりました。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.105
(5pt)

良かったです

読みたい本が安く手に入ると嬉しいものです。他のシリーズも読みたくなりました。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.104
(5pt)

ここまで京極堂シリーズを読み込んできて良かった、と思える集大成の物語

京極夏彦/京極堂がミステリーの皮を被りながら憑き物落としをしようとしているのは、われわれ読者であることを確信した一冊です。認識論、身体論、性と密教、仏教あるいは悟り、と関連性を持ちながら続いた集大成として生き物/ジェンダーとしての男女まで物語は射程を広げ、ある意味第一話にも輪廻するように、ウロボロスの蛇のような趣のある、このシリーズの集大成の物語でした。久しぶりに、読み切ったところで震えが来て、ここまでシリーズを読み込んできて良かったと思いました。ミステリという枠組みで捉えるのが矮小な気がする世界観を提示してくれる、数珠の一冊です。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.103
(5pt)

ここまで京極堂シリーズを読み込んできて良かった、と思える集大成の物語

京極夏彦/京極堂がミステリーの皮を被りながら憑き物落としをしようとしているのは、われわれ読者であることを確信した一冊です。認識論、身体論、性と密教、仏教あるいは悟り、と関連性を持ちながら続いた集大成として生き物/ジェンダーとしての男女まで物語は射程を広げ、ある意味第一話にも輪廻するように、ウロボロスの蛇のような趣のある、このシリーズの集大成の物語でした。久しぶりに、読み切ったところで震えが来て、ここまでシリーズを読み込んできて良かったと思いました。ミステリという枠組みで捉えるのが矮小な気がする世界観を提示してくれる、数珠の一冊です。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.102
(5pt)

No.1

京極作品の中で一番好きな作品です。
欠点は仰向けで読めないこと(笑)

一つ一つの事件と、それらを繋いでゆく緻密さには脱帽です。
何回も読み返していますがキャラクターが豊富なので飽きることはありません。
むしろ、沢山いる登場人物1人1人の心や行動を一回で理解するのは大変だと思います。

今回な「性に対する様々な形での執着」が沢山語られ
特に女性に関することが多いので、余計に共感しやすく惹き付けられたのかもしれません。

今回は「百鬼夜行 陰」を読んで、新たに理解を深めて再びこの作品を読み、やはり傑作だと思ったのでレビューしました。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.101
(5pt)

No.1

京極作品の中で一番好きな作品です。
欠点は仰向けで読めないこと(笑)

一つ一つの事件と、それらを繋いでゆく緻密さには脱帽です。
何回も読み返していますがキャラクターが豊富なので飽きることはありません。
むしろ、沢山いる登場人物1人1人の心や行動を一回で理解するのは大変だと思います。

今回な「性に対する様々な形での執着」が沢山語られ
特に女性に関することが多いので、余計に共感しやすく惹き付けられたのかもしれません。

今回は「百鬼夜行 陰」を読んで、新たに理解を深めて再びこの作品を読み、やはり傑作だと思ったのでレビューしました。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.100
(5pt)

始終恐ろしく、後半は驚愕!!

昨日読み終えました。かなり長いですが、淡々と読み進めることができ、後半に入るとすべての伏線が一つなり、驚愕しました。魍魎の筺以上の不気味さを感じさせる作品だと思いました。京極堂の憑き物落としも必見です。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.99
(5pt)

始終恐ろしく、後半は驚愕!!

昨日読み終えました。かなり長いですが、淡々と読み進めることができ、後半に入るとすべての伏線が一つなり、驚愕しました。魍魎の筺以上の不気味さを感じさせる作品だと思いました。京極堂の憑き物落としも必見です。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.98
(5pt)

怖い、奇妙

京極先生の本を初めて読みました。映画化された物も見たことがありますが…これは、映画化された2作品よりも怖くて、奇妙です。

続きが気になるとかもあったんですけど…途中で断念しました。でも、話としては面白いので星5つ
分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 絡新婦の理〈1〉 (講談社文庫)より
4062752883
No.97
(5pt)

チャレンジングな文書構成

本作品は非常に変わった構成になっている。なんとエンディングが物語の冒頭にあるというチャレンジングな構成。最後まで読みきった後で改めて冒頭に戻ることで話の全容を理解することができた。
 今回のストーリーはいろんな事件が複雑に絡み合っていて、それらが各章ごとに別々に進行しているので、途中まではストーリー展開がまるで読めない。しかし物語の終盤に行くにつれて、それらの事件がまるで蜘蛛の糸のように有機的に絡み合ってきて、話の全容をつかむことができた。
 今回も非常にページ数の多いレンガのような本であり、読み終えるのに1ヶ月以上かかってしまったが、飽きることなく読むことができた。
絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321
No.96
(5pt)

チャレンジングな文書構成

本作品は非常に変わった構成になっている。なんとエンディングが物語の冒頭にあるというチャレンジングな構成。最後まで読みきった後で改めて冒頭に戻ることで話の全容を理解することができた。
 今回のストーリーはいろんな事件が複雑に絡み合っていて、それらが各章ごとに別々に進行しているので、途中まではストーリー展開がまるで読めない。しかし物語の終盤に行くにつれて、それらの事件がまるで蜘蛛の糸のように有機的に絡み合ってきて、話の全容をつかむことができた。
 今回も非常にページ数の多いレンガのような本であり、読み終えるのに1ヶ月以上かかってしまったが、飽きることなく読むことができた。
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)より
4062735350
No.95
(4pt)

黒い寡婦(ブラックウィドゥ)は、蝶が網にかかるのを静かに待ち続ける

妖怪シリーズ第5弾。
本書の内容よりもその分厚さに度肝を抜かれた一冊。
さすがレンガ本といわれるだけあって、持つにも持ち運ぶにも一苦労。
通勤中の読書には不向きな作品である。

そんな空前絶後の厚みはさておき。
内容は面白い。 面白いだが、素直に「面白った」といえないこの物語。
それはこの物語が妖怪シリーズの中で、最も悲惨な結末を迎えているせいだろう。

他の作品も悲惨といえば結構悲惨なのだが、この『絡新婦』は何より 「後味が悪い」。
その最たる原因が、開幕後、早々と犯人が世間からも京極堂からも裁かれないことを明示している点だ。
事件は陰湿かつ救いがことこの上ないのに、京極堂さえも手出しできないとなると、
もはやお手上げ状態である。

唯一の救いと言えば、京極堂の薀蓄が健在だということ。
日本神話、キリスト教、ユダヤ教に関する圧倒的な知識の洪水は、いつもながら絶品の味わい。
また、作中でも言及されている「女性」性と「男性」性については、フィクションの中だけでなく、
現実の世界でも突き詰めていかなければならない大きな問題である。


絡新婦の理 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 絡新婦の理 (講談社ノベルス)より
4061819321