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黒い墜落機
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【この小説が収録されている参考書籍】
黒い墜落機の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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'理由あり自衛隊機'が過疎村に墜落し、 自衛隊がその証拠と目撃者を隠滅を計る為に 完全武装の自衛隊員を送り込み、 村民と民宿の宿泊客と苦闘を繰り広げるというストーリーは、 読者を引き込むエンターテイメント性が確かにあったし、 一気に読み上げれる展開力もあった。がしかし、 文中の随所に筆者の反自衛隊思想が執拗にちりばめられ、 それは決して客観的表現ではなく、 筆者の思想を押し付けられているようで、 自衛隊に対して独自の思想を持合せていない自分(これも日本人としては問題かも・・・?)にはかえって違和感を感じた。また、結末も何となく読めたし、登場人物の末路も何だか 「そんなラストかよっ」って感じでした。 | ||||
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墜落した最新鋭戦闘機の秘密保持のために、レインジャー部隊が派遣され、寒村の住民の殲滅を計るという、ストーリー。ストーリーの説明のため、至る所に、森村さんの反軍思想、反自衛隊思想がちりばめられています。書かれたのが1976年なので仕方がないかもしれませんが、絶版にはなっていないところをみると、彼の思想は変わっていないのでしょうね。その主張の1つ「自衛隊は国民の合意を得ていない」とは全くの笑止ですが、このレベルの言説のオンパレードです。旧軍も自衛隊も、紛れもなく国民がその成員であり、それらをあしざまに言うことは、国民をののしることになる、とは思い至らないようです。「国防」について勉強した上で、ものを書いて欲しいと思いました。そのような思想を除いても、レインジャー相手に奮闘する民宿の泊り客が、そろいも揃って訳ありで、しかも異能の持ち主であることなど、都合が良すぎます。それからラストの「最後の客」の章は、詳細は言えませんが、しらけます。本当は、星は1つもあげたくない小説です。ただし、一気に読ませる展開になっている点は認めます。 | ||||
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