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乙女の祈り



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【この小説が収録されている参考書籍】
乙女の祈り (講談社文庫)

乙女の祈りの評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

深みがあるが,説明不足の点も

一人っ子の主人公。音楽を志す。
父は報道関係者で命を狙われる。

父と娘のきずなも深い。

誰が父親かでは,なんとなく説明不足な点も感じた。
半分くらいのことろで,結末が見えて来た。

誰が,命を狙ったかでは,深みがある設定だ。
想定外の依頼者だった。

最後までわからないところがあったのは,複雑な構造の成果なのだろう。
乙女の祈り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:乙女の祈り (講談社文庫)より
4062633450
No.1:
(4pt)

家族の絆

智子の父、谷津は真実を知らせるという自分の仕事に誇りを持ち、自分の役割を誠実に果たそうとする人物です。そのため悪事を暴かれたくない人たちから命を狙われます。父を守ろうと智子は奮闘しますが、その過程で周囲の不穏な人間関係が浮き彫りになってきます。そして偽りの安定を保っていた家族がバランスを失い、個々の人間が真っ向からぶつかりあいます。その中で、智子は父との強い絆を感じます。絆とは、今ではとても安っぽい感じのする言葉ですが、親子、兄弟のつながりについて感じるところがある作品です。
チェロを弾くバイト、華やかで厳しいテレビの世界、伝説の殺し屋といった読者になじみの薄い、興味をひく事物が豊富に投入された作品です。最後に明かされる意外な人間関係に驚かされます。
乙女の祈り (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:乙女の祈り (講談社文庫)より
4062633450

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