花嫁の時間割
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 | 1995年03月31日 花嫁の時間割 (角川文庫) おなじみの女子大生・亜由美のもとに、高校時代の友人・ゆかりから、結婚式の招待状が届けられた。なぜか同時に三通―しかもそれぞれ相手の男性の名が違っている。おっとりして世間知らずなゆかりは三人からのプロポーズを断りきれず、とりあえず全員と式を挙げることにしたのだという。何とか思いとどまらせようとする亜由美だが、三人のフィアンセのうちの一人が式を目前に殺されてしまったから、さあ大変。亜由美と愛犬ドン・ファンの名コンビがまたまた活躍、お待ちかね“花嫁”シリーズ登場。 (「BOOK」データベースより) |
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| 主人公の亜由美の友達が、 今回結婚する話ですが… やはり、事件に巻き込まれます。 そして、ドン・ファンも、 大活躍でした！ ストーリーの形は、同じですが、 やはり読みやすい一冊でした！ | ||||
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| 3人と同時に婚約し、同じ日に結婚式を上げる。 常識では考えられない状況を、 登場人物の性格描写で押し通してしまう。 主人公の透明感のある性格が、異常事態の現実味を色づけする。 どんな結末になるか、伏線がすこしある。 花嫁シリーズでも異色の作品。 | ||||
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| 今回、亜由美の前に現れるのは一般常識に欠けたような、社会で生き抜いていけるのか不安なお嬢さんです。彼女にとっては重婚もたいした問題ではないようで、亜由美を困らせます。表題作の他、恋人の家に現れる姿無き女のために亜由美の友達が自殺を決意する「透き通った花嫁」も収録されています。人には表の顔だけではなく、裏返ることもあるというのが二つの話の共通点のように思います。 | ||||
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