(短編集)
恐怖の報酬
- 人質 (101)
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初めて赤川次郎さんの作品を読みました。サクサクと読み進めやすかったのですが、内容としては、可もなく不可もなく、といった感じがしました。東野圭吾さんの作品のように、読みやすいというのは大事な事だと思いますので、色々な小説を読んでみようと思っている方には良かもしれません。 | ||||
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赤川次郎さんの短編集です。ホラー短編集です。 4話収録されています。 「神の救いの手」 「使い走り」 「最後の願い」 「人質の歌」 | ||||
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単純明快で、予想した通りに話がすすんでも面白い。 | ||||
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久しぶりに赤川次郎作品を手にしたが、『恐怖の報酬』(赤川次郎著、角川文庫)は、期待を裏切らない短篇集でした。 とりわけ印象深いのは、「使い走り」です。 「午前十時だというのに、今日も『炎暑の一日』がすでに始まっていた。『まだ出かけないのか』。朝一番の会議を終えて、席に戻って来た課長の寺岡は、机の上の書類を見るより早く、そう言った。課の中が静かになる。――みんな、何も聞こえていないふりをするのだ。『柳井』と、寺岡は言った。『まだ出かけないのかと訊いてるんだ』」。 「寺岡と柳井。――知らずに見れば妙な取り合せだ。課長の寺岡悟は三十六歳という若さ。そしてその寺岡から呼び捨てにされている柳井八郎は、二十以上年上の五十八歳なのである」。 「『冷たいお茶、飲んでく?』。星野貞代は、二十四歳。高卒で、事務をしている。――柳井から見れば、娘の年齢だ。『ありがとう。しかし、外へ出りゃ汗になる。やめとくよ』」。 「できるだけ汗をかくまいと、外では上着を脱ぐが、少し行くとたちまち汗がふき出して来た。――今日も、片道三時間の『お使い』が始まったのである」。 「結局、工場へ着き、先方の庶務の女性に書類を渡したのは、会社を出て三時間後のことだった。向うも、わざわざ遠くまで柳井がやって来たことに、面食らっていた・・・。その日、社へ戻ったのは午後七時近くで、もう寺岡も帰宅してしまっていた。『大変でしたね』。星野貞代が待っていてくれて、『いやがらせするにしたって、ひど過ぎるわ!』と怒っていた」。 会社の景気が悪くなり、リストラ要員となった柳井が辞めないため、面目を潰された上司の寺岡が柳井に毎日、片道3時間かかる工場への書類運びをやらせているのです。ファックスすればすむというのに。 酷暑のある日、工場へ行く途中の乗り換え駅のベンチで、柳井は心臓発作で死んでしまいます。「――柳井が見付かったのは、もう夜になってからだった」。 その後、寺岡と、その妻と、一人息子に、次々と不思議なことが起こります。 何とも、身につまされる怖い話です。 | ||||
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ホラー文庫が大嫌いです。 赤川次郎は,殺人などの恐い話と, 幽霊、死神などの不思議な話と 筋が通らない不条理な話が ないまぜになり,透明感のある女性の登場人物があらわれ, 解決へと進んで行くか、未解決で読者の想像をかきたてるか。 赤川次郎だけは,ホラー文庫が読める。 文学作品として。 | ||||
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