突如、大地震に襲われた“町”。道路が遮断され、15軒の家が完全に孤立した。

押しに弱く、彼氏の坂西と別れられず困っていた歩美。

出世して福岡からやってきたサラリーマン・市野庄介は空港で、通称「踊り屋」と呼ばれる用心深い性格の殺し屋と間違われてしまう。

19歳の女子大生・真鍋今日子は、恋人木村の甘い囁きを頼りに、心中をほのめかす書き置きを残し、失踪した。

生まれ故郷に帰ってきた女性。

洗濯機で女性が感電死する。製造元のK電気工業は欠陥を認めず、非難される。

大晦日に開かれるクラシック・コンサートの手伝いをすることとなった杉原爽香。

家族旅行先で、入水自殺を図ろうとした“AYA”を助けた爽香と明男。

「受け取っていただけますか？」 お金を返そうと「あいつ」が追いかけてくる！ 最終電車が迫っている。

川で溺れている男の子を助けた水泳世界大会金メダリストの沢井聡子。

「三十年。タイム・カプセル。

殺人犯はここにいる！　声なき目撃者と刑事が暴く、邪悪な政治家の罪と罰。

高校一年の大宅令子は、編入先の全寮制山水学園へ向かっていた。同行する父は警視庁捜査一課の警部。

「あの英秀治郎ですか?」 旅行社の風谷は信じられなかった。 誰もが知っている有名作家が、二十年ぶりに英国から帰国する。

テニス同好会の合宿中、妻子ある雇問と火遊びの後、何者かに殺された“彼女”が、後輩たちの前に現れて「私を殺した犯人を捜して」と(幽霊はテニスがお好き)。

反政府的な立場を貫いたために、国を追われた人気作家・三宅。

森はすべてを見ていた。

カルチャースクールを次々と渡り歩き、「フルコース夫人」と呼ばれる主婦・中沢なつきに突然舞い込んだ娘との映画出演の話。

昼近くに目が覚めた高校三年生の小西智子は、ぐっすり眠ってしまったことが自分でも信じられなかった。

駆け出しの舞台役者・三枝彩乃は公演の稽古に励む毎日だったが、ある晩、母が急病で倒れてしまう。

不動産営業マンの太田が、 念願の土地を売ってもらうために倉橋老人の家を 訪れると、そこには倉橋の死体が! 思わず逃げ出し、太田は指名手配されてしまう。

将来有望な夫と可愛い娘のいる沢柳智春が犯した、たった一度の過ち。

陰惨な事件に巻き込まれ両親を失った11歳の美沙は心に深い傷を負う。

夫が自宅で殺された。血まみれで居間に倒れていた夫は、最後にひとこと「ゆきこ」と言い残して息絶えた。

こんなに楽しくていいのかな。 小さな町に撮影隊と事件がやってきた。

団地のベランダから落ちそうになった西沢芳恵の一人息子を救った佐原。 いかにも善良そうで魅力的な男だった。

文具メーカー勤務の竹中秀治は、職場結婚することになった純江と新居を探していた。

工藤ちづるは、資産家の伯父を持つ安井努と交際している。

結婚早々、夫の前妻の息子・正実(11歳)と二人きりで三日間過ごすことになってしまった新妻の紀子(24歳)。

結婚1周年を祝って間もない加奈子に、突然の訃報が届いた。

スタイリストを目指す沙也は、同級生涼子の失踪、父の失職と、難題を抱えながらも、懸命に夢を追い求めていた。

昼は甘酒屋、夜は江戸を賑わす大泥棒という顔を持つ鼠小僧・次郎吉。

〈この恨みは、死んでも必ず残る。きっと、化けて出てやる。

ある日、爽香の元に高校の同級生・井田の娘から一本の電話が。なんと、妻殺しの容疑で井田が逮捕されたという。

深夜、自宅の電話が鳴った。「今、踏み切りのそばなの。

高校生の有貴は三年前の殺人事件を機に記憶を失った母と二人暮らし。父は別居し、若い恋人に夢中だ。

高級老人ホームに入居する婦人の野々山あすかと、窃盗をくりかえし裏社会に生きる久米明日香。

殺し屋を看取った日から、少女の周りで何かが動き出す。傑作長編ミステリ。

“辻海運”の社長令嬢・希世美は、S女子大の三年生。何不自由なく育ち、大学生活を楽しんでいたが、突然父親の会社が倒産。

人気ラブホテルの一室で、殺人事件が起きた。「私、今、人を殺したんです」と名乗り出たのは、なんと名門女子校に通う高校生。

綾子、夕里子、珠美が訪れたレストランを、国友刑事がまさかの張り込み中!捕らえられた男女の容疑は大企業の社長殺害。

団地に暮らす専業主婦・浩枝は、現実と見まがうような「人が死ぬ悪夢」にうなされていた。

大人気「幽霊」シリーズ第27弾! 宇野警部と恋人の永井夕子が旅先のレストランで食事をしていると、”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。

修学旅行中の高校生、結木寿子がスカウトマンの目に留まり上京。アイドルの階段を駆け上がる。

ハネムーンから戻って来たばかりの保科伸子を待っていたのは、父親からの突然の告白だった。

「杉原爽香の娘を殺して」夜明け前の公園で交わされた契約が、危険な事件の連鎖を誘い込む。

静かな入江にある“ホテル犬丸”に休暇を楽しみにきた佐々本三姉妹―綾子、夕里子、珠美。

東京の大学へ入って一人暮しがしたい―。

林の中の古びた洋館―それが私立野々宮図書館だ。ここに所蔵されている本は、どれも犯罪や事件に関係のあった本ばかり。

観劇に訪れた正統なる吸血鬼の末裔フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカ。

霊感バスガイド・町田藍が案内するツアーでは「必ず」何かが起こる? 弱小バス会社〈すずめバス〉の名物は、藍の霊感体質を活かした〈幽霊見学ツアー〉。

小さな村を飛び出し、東京でモデルとして活動する片桐早苗。

伊原ユリ、四十一歳。夫は目下入院中。

「正統」な吸血鬼の父・クロロックのお供でドイツにやってきたエリカ。

天才ピアノ少女〈黒鍵〉との出会いが事件の始まりだった！ 夏休み最後の日の夜。

七十歳。いまさら何かが起きるなんて思ってもいなかった──。