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天を衝く
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【この小説が収録されている参考書籍】
天を衝くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 61~64 4/4ページ
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東北出身の方が読んでいたらたまらないだろうなと思いながら読み進んでいった。 読むほどに先を知りたくなる。こんなに面白い作品に出会ったのは久しぶりのことだった。 戦国時代を舞台にした作品だが、戦乱だけを扱った作品ではなく、政治的なかけひきの部分も重厚に描いているのが面白さの秘訣なのかもしれない。 | ||||
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上下巻というボリュームだが飽きることなしに読み終わることができた。 東北の大地に命をささげた人々の潔い姿が脳裏に強烈にのこっている。 時代的な背景があるとはいえ、その姿はある意味では悲しいものがある。 秀吉に喧嘩を売ったのは個人の意地だけだったのだろうか?見方は様々だろうが、私はもっと広い意味合いでの意地を示すためだったと思う。こういう人物のことがもっと広く知られても良いのではと読了後に強く思った。 本当に面白い作品なので一度読まれることをお勧めします。 | ||||
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『火怨』『炎立つ』にしびれた人なら、避けて通れない本でしょう。これらの作品同様、本書も実に熱い! 日本史の陰に埋もれた豪傑を見事に活写しています。 大河ドラマ『炎立つ』『時宗』がイマイチだったので、この作品がドラマ化されることは難しいでしょうが、誰が九戸政実を演じるかを考えるとなかなか面白いですね。上下巻合わせて1000ページを超えるボリューム。少々中だるみするところがあったため(特に下巻)、星ひとつ下げました。 | ||||
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ほぼ天下を手中におさめた秀吉軍10万に対して5千!では戦の結末は明らか(?)ですが、しかし単なる損得勘定だけではないのが武将の気骨。この辺は、何か「楠木正成」を連想してしまいます。そして南部宗家に対する九戸分家の意地、中央に対する地方の意地。そもそもは源氏の流れをくむ南部氏ですが、陸奥国に土着して数百年。「我らはもはや蝦夷だ」みたいなことを言うシーンがありますが、この辺は「火怨」にも通じるものですね。まさに高橋克彦ワールドです。ちなみに私は物語の舞台となった地の近くの出身ですので、自讃せぬよう、星の数は控えめにしました。 | ||||
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