さよなら渓谷

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評判

さよなら渓谷の評価:

3.58/5点 レビュー 88件。 C ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 101〜120 6/9ページ
No.80
(3pt)

私には合わなかった

石ころの1つ1つ、葉っぱの1枚1枚まで細やかに表現する筆力には感心しました。
が、ページをめくってもなかなか物語が動き始めず、「ここで虫のエピソードって要るんだろうか?」とか「家の周りや部屋の中の説明はもういいからさあ…」とか、次第にうんざりしてきて、早々に読むのを止めてしまいました。
小説の冒頭の季節設定は真夏で、日差しや温度に関する記述はまだしも、登場人物の汗だの皮脂だの汗ばんだ肌だの…のリアルで細かい描写に気持ち悪くもなったし、なぜそこで下半身露出の描写までが必要なのかと…。
あと、雑誌記者とその妻の冷え切った夫婦関係を描いた箇所があったのですが、作者(男性作家)の描く女性像がどうも非現実的な感じがして、馴染めないなあ…と思ったのです。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.79
(3pt)

私には合わなかった

石ころの1つ1つ、葉っぱの1枚1枚まで細やかに表現する筆力には感心しました。
が、ページをめくってもなかなか物語が動き始めず、「ここで虫のエピソードって要るんだろうか?」とか「家の周りや部屋の中の説明はもういいからさあ…」とか、次第にうんざりしてきて、早々に読むのを止めてしまいました。
小説の冒頭の季節設定は真夏で、日差しや温度に関する記述はまだしも、登場人物の汗だの皮脂だの汗ばんだ肌だの…のリアルで細かい描写に気持ち悪くもなったし、なぜそこで下半身露出の描写までが必要なのかと…。
あと、雑誌記者とその妻の冷え切った夫婦関係を描いた箇所があったのですが、作者(男性作家)の描く女性像がどうも非現実的な感じがして、馴染めないなあ…と思ったのです。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.78
(3pt)

芸が光る

読み終わってからアマゾンのレビューを軽く見ると評価者とアンチが半々くらいで面白かった。息苦しい感じは初期作に近くて、構成の妙はさすがに「悪人」以降な感じ。「悪人」以前には配置が決まり過ぎていて物語としては良いが作り物めいていた必要十分な登場人物たちが、結構無理な内容の話のわりには不自然さが少なく描かれていた。芸が光る。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.77
(3pt)

芸が光る

読み終わってからアマゾンのレビューを軽く見ると評価者とアンチが半々くらいで面白かった。息苦しい感じは初期作に近くて、構成の妙はさすがに「悪人」以降な感じ。「悪人」以前には配置が決まり過ぎていて物語としては良いが作り物めいていた必要十分な登場人物たちが、結構無理な内容の話のわりには不自然さが少なく描かれていた。芸が光る。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.76
(5pt)

読後感は悪いです。でも考えさせられる内容です。

パレード、悪人と読んで本作で吉田作品3作目です。
集団レイプや母親による実子殺害など現実によく耳にする犯罪を切り口に、被害者と加害者双方の苦しみを描いておりますが、どうにもラストが物悲しいこのこの上ないです。

現実的にも、かなこと俊介にハッピーエンドはない気がします。

本作の登場人物のセリフで、もしも実の息子が集団強姦の被疑者になったとしったら、父親としてどう思うか、という問いに「がっかりする。(そんなことで将来を棒に振ってという意味で)」というのが、ズシンと響きましたね。

犯罪は割に合わないのは、被害者だけではなく加害者にも消えない傷を残す事だ、と改めて思い、かつこの言葉を作中に出す作者の感性がやはり好きですね。

きれい事に逃げてないだけ、私は本作は評価できると思います。

というわけで星5つ。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.75
(5pt)

読後感は悪いです。でも考えさせられる内容です。

パレード、悪人と読んで本作で吉田作品3作目です。
集団レイプや母親による実子殺害など現実によく耳にする犯罪を切り口に、被害者と加害者双方の苦しみを描いておりますが、どうにもラストが物悲しいこのこの上ないです。

現実的にも、かなこと俊介にハッピーエンドはない気がします。

本作の登場人物のセリフで、もしも実の息子が集団強姦の被疑者になったとしったら、父親としてどう思うか、という問いに「がっかりする。(そんなことで将来を棒に振ってという意味で)」というのが、ズシンと響きましたね。

犯罪は割に合わないのは、被害者だけではなく加害者にも消えない傷を残す事だ、と改めて思い、かつこの言葉を作中に出す作者の感性がやはり好きですね。

きれい事に逃げてないだけ、私は本作は評価できると思います。

というわけで星5つ。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.74
(4pt)

面白かったけど。。。。

冒頭は秋田の自娘殺人事件を連想させる書き出しであったが、流石はあっさり、吉田修一に遣られます。
主人公の名前すらない、『パークライフ』の筆者だとこう云う小説も書くのだな、と感服。

僕も最初から、尾崎とかなこの関係には気付きました。

ただ、かなこの行動、最後の行動が理解できない。女性なら別の感想あるのかな?
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.73
(4pt)

面白かったけど。。。。

冒頭は秋田の自娘殺人事件を連想させる書き出しであったが、流石はあっさり、吉田修一に遣られます。
主人公の名前すらない、『パークライフ』の筆者だとこう云う小説も書くのだな、と感服。

僕も最初から、尾崎とかなこの関係には気付きました。

ただ、かなこの行動、最後の行動が理解できない。女性なら別の感想あるのかな?
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.72
(4pt)

美化?

相変わらず読ませるが、最後が少々「?」ではあった。しかし全体的にはきれいにまとまってる感じ。個人的にはこの人の書きぶりはとても好きなので、内容はさておき、読んでいる最中は思いっきり入りこめた。性犯罪者と被害者が一緒に住むのはアリかもしれないが、それにしても主人公を美化しすぎな気も...全体的には面白く一気に読んだし読後感もそれほど悪くはなかった。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.71
(4pt)

美化?

相変わらず読ませるが、最後が少々「?」ではあった。しかし全体的にはきれいにまとまってる感じ。個人的にはこの人の書きぶりはとても好きなので、内容はさておき、読んでいる最中は思いっきり入りこめた。性犯罪者と被害者が一緒に住むのはアリかもしれないが、それにしても主人公を美化しすぎな気も...全体的には面白く一気に読んだし読後感もそれほど悪くはなかった。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.70
(3pt)

レイプはやめた方が良い

「悪人」の吉田修一の本。
悪人の評価が微妙なのだが、あれだけでは評価できないなあ…と思っていたら、前に「元職員」という本も読んだ事があった。

あの「元職員」は今一の本だったので、もしかすると吉田修一は私には合わないのか?

ただ三冊の共通点として、吉田修一は映画が好きだと言う事と、小説内にエッチなシーンが多い…と言う事か。

この小説も、大学時代に体育会で野球部に所属していた4人が女子高生をレイプして、裁かれ、当然大学を首になり、野球部は1年間対外試合禁止とかになってしまうのだが、それなりに就職をしてがんばったため上司の妹と結婚まで約束したのに、ある日突然失踪してしまう。で、全く知らない街に美女と同棲始めるのだが、たまたまその新居?の隣の母子家庭の奥さんが子供を殺してしまい、その事件の調べの中で、昔のレイプ事件が掘り返され…という感じの話。

途中で、あっと驚く展開と言うか仕掛けがあるのは面白かった。

ただ、全体のテーマである、レイプをした方とされた方はどのようにして救われるのか?許されるのか?、本人はもとより、家族、地域社会、会社などとの関わりの部分は、考えた事もなかったので面白い部分ではあった。
結局、心の傷というのは、いつまでたっても消えたようでも消えていない、人間ってそれほど簡単な生き物ではないのだ。

レイプされた女子高生の両親が不和になり離婚してしまう…というくだり、男親として考えるものがあった。自分ならどうするだろう。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.69
(3pt)

レイプはやめた方が良い

「悪人」の吉田修一の本。
悪人の評価が微妙なのだが、あれだけでは評価できないなあ…と思っていたら、前に「元職員」という本も読んだ事があった。

あの「元職員」は今一の本だったので、もしかすると吉田修一は私には合わないのか?

ただ三冊の共通点として、吉田修一は映画が好きだと言う事と、小説内にエッチなシーンが多い…と言う事か。

この小説も、大学時代に体育会で野球部に所属していた4人が女子高生をレイプして、裁かれ、当然大学を首になり、野球部は1年間対外試合禁止とかになってしまうのだが、それなりに就職をしてがんばったため上司の妹と結婚まで約束したのに、ある日突然失踪してしまう。で、全く知らない街に美女と同棲始めるのだが、たまたまその新居?の隣の母子家庭の奥さんが子供を殺してしまい、その事件の調べの中で、昔のレイプ事件が掘り返され…という感じの話。

途中で、あっと驚く展開と言うか仕掛けがあるのは面白かった。

ただ、全体のテーマである、レイプをした方とされた方はどのようにして救われるのか?許されるのか?、本人はもとより、家族、地域社会、会社などとの関わりの部分は、考えた事もなかったので面白い部分ではあった。
結局、心の傷というのは、いつまでたっても消えたようでも消えていない、人間ってそれほど簡単な生き物ではないのだ。

レイプされた女子高生の両親が不和になり離婚してしまう…というくだり、男親として考えるものがあった。自分ならどうするだろう。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.68
(4pt)

救いの物語

「悪人」がよかったので、本書を手にしたが、期待にたがわず面白かった。物語の背景は、母親の子供殺しあり、集団レイプありで重苦しいが、読後感は、意外にサッパリしている。それは、本書のテーマが救いにあるからであろう。

不思議な俊介とかなこの関係は、後半明らかになるが、最後は新たな出発の場で終わる。吉田は、「悪人」から一歩突き進めた男女の関係を「さよなら渓谷」で描いてみせた。

小編だが、一気に読破した。ただ、タイトルの「さよなら渓谷」は、あまりピンときません。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.67
(4pt)

救いの物語

「悪人」がよかったので、本書を手にしたが、期待にたがわず面白かった。物語の背景は、母親の子供殺しあり、集団レイプありで重苦しいが、読後感は、意外にサッパリしている。それは、本書のテーマが救いにあるからであろう。

不思議な俊介とかなこの関係は、後半明らかになるが、最後は新たな出発の場で終わる。吉田は、「悪人」から一歩突き進めた男女の関係を「さよなら渓谷」で描いてみせた。

小編だが、一気に読破した。ただ、タイトルの「さよなら渓谷」は、あまりピンときません。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.66
(1pt)

信じられない。最悪 星ゼロが評価です

吉田修一さんの本はパレードからハマって色々読みましたが、この本からぱったりと読まなくなりました。性被害の現実をもっと知ってから書いてほしかったです。特に性被害者のその後の精神被害を、もっとしってからじゃないと。。。犯人と一緒になんて、話になりません。現実じゃありえなさすぎる、こんなの。
なんでこんな展開にしたかったんだろ??ただ平和ぼけした人たちが好奇心で読むには面白いとでも思ったんでしょうかね??全く理解できなかったです。
というか、おそらく抗議の手紙やメールがハンパなく来たんじゃないですかね。ww
もっと現実を知りましょう、吉田さん。格好つければなんでも良い話になるなんて大間違いですよ。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.65
(1pt)

信じられない。最悪 星ゼロが評価です

吉田修一さんの本はパレードからハマって色々読みましたが、この本からぱったりと読まなくなりました。性被害の現実をもっと知ってから書いてほしかったです。特に性被害者のその後の精神被害を、もっとしってからじゃないと。。。犯人と一緒になんて、話になりません。現実じゃありえなさすぎる、こんなの。
なんでこんな展開にしたかったんだろ??ただ平和ぼけした人たちが好奇心で読むには面白いとでも思ったんでしょうかね??全く理解できなかったです。
というか、おそらく抗議の手紙やメールがハンパなく来たんじゃないですかね。ww
もっと現実を知りましょう、吉田さん。格好つければなんでも良い話になるなんて大間違いですよ。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.64
(3pt)

わかりかねます

幸せになりそうだったから。。。の結末が切ないけど幸せになってよかったのではと思ってしまうあたり私はまだまだ甘いのでしょう(笑)
幼児殺人事件は必要だったのかな。。。子供を持つ親として疑問です
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.63
(3pt)

わかりかねます

幸せになりそうだったから。。。の結末が切ないけど幸せになってよかったのではと思ってしまうあたり私はまだまだ甘いのでしょう(笑)
幼児殺人事件は必要だったのかな。。。子供を持つ親として疑問です
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.62
(3pt)

“被害者”と“加害者”のふたりにいつまでも残る「傷」

「週刊新潮」に’07年7月から12月まで連載された、純文学畑の作家吉田修一が『悪人』に次いで書いた“犯罪文学”。

はじめは我が子を手にかけた、現実に起こった事件をモデルにした、ある女の幼児殺人事件だったが、この小説のメインテーマはそうではない。この事件はきっかけにすぎず、実際は隣家に住む若夫婦の過去を取材記者が探り当てるところから始まる。その15年前の“事件”が歳月をかけてもいつまでも「傷」として残る“被害者”と“加害者”のふたり。

物語はこのふたりの過去とそれを調べる取材記者のエピソードなどを交えて、意外と静謐に進んでゆく。

次第に明らかになるふたりの関係と真実、そして結末はとても哀しい。「幸せになってはいけない。一緒に不幸になるって約束した」、「幸せになりそうだった」だから・・・。

なるほど“考えさせられる”重苦しいテーマの作品ではあるが、『悪人』でドラマチックに吉田修一が描いた“魂の叫び”みたいなものは感じられず、読後感はスッキリとしなかったし、あまり心が揺さぶられなかった。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.61
(3pt)

“被害者”と“加害者”のふたりにいつまでも残る「傷」

「週刊新潮」に’07年7月から12月まで連載された、純文学畑の作家吉田修一が『悪人』に次いで書いた“犯罪文学”。

はじめは我が子を手にかけた、現実に起こった事件をモデルにした、ある女の幼児殺人事件だったが、この小説のメインテーマはそうではない。この事件はきっかけにすぎず、実際は隣家に住む若夫婦の過去を取材記者が探り当てるところから始まる。その15年前の“事件”が歳月をかけてもいつまでも「傷」として残る“被害者”と“加害者”のふたり。

物語はこのふたりの過去とそれを調べる取材記者のエピソードなどを交えて、意外と静謐に進んでゆく。

次第に明らかになるふたりの関係と真実、そして結末はとても哀しい。「幸せになってはいけない。一緒に不幸になるって約束した」、「幸せになりそうだった」だから・・・。

なるほど“考えさせられる”重苦しいテーマの作品ではあるが、『悪人』でドラマチックに吉田修一が描いた“魂の叫び”みたいなものは感じられず、読後感はスッキリとしなかったし、あまり心が揺さぶられなかった。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042