さよなら渓谷

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評判

さよなら渓谷の評価:

3.58/5点 レビュー 88件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全180件 81〜100 5/9ページ
No.100
(4pt)

いい作品

現実にはありえないと思うが、被害者と加害者がお互いそばにいることで、
世間からの差別を避けることができるならばその関係は成立するかもしれない。
最後のシーンに、事件の重い記憶からは決別できないが、
それでも未来はよりよくできるはずという希望を感じました。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.99
(4pt)

いい作品

現実にはありえないと思うが、被害者と加害者がお互いそばにいることで、
世間からの差別を避けることができるならばその関係は成立するかもしれない。
最後のシーンに、事件の重い記憶からは決別できないが、
それでも未来はよりよくできるはずという希望を感じました。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.98
(4pt)

映画も・・

映画を観てから 読んだので つい「真木洋子さん」が浮かんでしまいます・・

大森さんの記者も良かったですね・・・

原作よりも映画のほうが 良かったように思えてしまいます・・
ただ、渓谷のところは「原作」の方が 味わい深い感じがしました。。

やはり 映画です^^^
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.97
(4pt)

映画も・・

映画を観てから 読んだので つい「真木洋子さん」が浮かんでしまいます・・

大森さんの記者も良かったですね・・・

原作よりも映画のほうが 良かったように思えてしまいます・・
ただ、渓谷のところは「原作」の方が 味わい深い感じがしました。。

やはり 映画です^^^
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.96
(4pt)

どちらの“性”を選びますか

「人の心に潜む“業”を描ききる」と帯に書いてある。
「悪人」「パレード」と並んで評価されているが、犯罪を一般化しようという作者の意識が強かったのか、いくらなんでも突飛な結末だからなのか、ちょっと説教臭くて、2作品のより観念的だと感じる。
でも、私はひさしぶりに読んで、これは事実に基づいた話なのではなかろうかと思ってしまった。
犯罪は大きく2つおこり、幼児殺害と、集団レイプだ。
集団レイプに見られる“業”とは、男性の暴力、という意味だけでなく、女性の弱さ、ひいては、弱い者と強い者、という人の無意識・意識から、人がどうあろうとするか、であると感じられた。いろんな角度からスポットライトを当てて検証している。被害に合われた方は本著を読んでとても嫌な思いをしたかもしれないが、被害者という点で、レイプを捉えて描きたい意志に依って描かれてない。女は男にかしずかれて(?)、組み敷かれて生きるしかないのか、男は女を支配することが、強さなのか、と、問うてるのだと感じた。
幼児殺害は、いらないのではないか、とレビューされてるかたもいたが、母親による幼児殺害、に作者は、女性の“性”に閉じ込められた役割の窮屈さというか、そんな問題提起をしているのだとも読める。母親にならなければならない“性”(せい)と、強者にならなければならない“性”、それを各自自分の中で位置づけないと生きていけない“性”への深層的な強迫観念。
性同一性障害への理解は、障害として、差別問題として理解が図られる方向にあるけど、あまりにも野生や本能とかけ離れた人間が、“性別”に縛られてることへの、違和感の投げかけなんかなあとかあらためて思った。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.95
(4pt)

どちらの“性”を選びますか

「人の心に潜む“業”を描ききる」と帯に書いてある。
「悪人」「パレード」と並んで評価されているが、犯罪を一般化しようという作者の意識が強かったのか、いくらなんでも突飛な結末だからなのか、ちょっと説教臭くて、2作品のより観念的だと感じる。
でも、私はひさしぶりに読んで、これは事実に基づいた話なのではなかろうかと思ってしまった。
犯罪は大きく2つおこり、幼児殺害と、集団レイプだ。
集団レイプに見られる“業”とは、男性の暴力、という意味だけでなく、女性の弱さ、ひいては、弱い者と強い者、という人の無意識・意識から、人がどうあろうとするか、であると感じられた。いろんな角度からスポットライトを当てて検証している。被害に合われた方は本著を読んでとても嫌な思いをしたかもしれないが、被害者という点で、レイプを捉えて描きたい意志に依って描かれてない。女は男にかしずかれて(?)、組み敷かれて生きるしかないのか、男は女を支配することが、強さなのか、と、問うてるのだと感じた。
幼児殺害は、いらないのではないか、とレビューされてるかたもいたが、母親による幼児殺害、に作者は、女性の“性”に閉じ込められた役割の窮屈さというか、そんな問題提起をしているのだとも読める。母親にならなければならない“性”(せい)と、強者にならなければならない“性”、それを各自自分の中で位置づけないと生きていけない“性”への深層的な強迫観念。
性同一性障害への理解は、障害として、差別問題として理解が図られる方向にあるけど、あまりにも野生や本能とかけ離れた人間が、“性別”に縛られてることへの、違和感の投げかけなんかなあとかあらためて思った。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.94
(2pt)

渓谷が何を意味するのか

タイトルにまで入れた渓谷が何を意味するのかが分からない。小説の中に何回か渓谷の描写は出てくるが、それが何を意味するのかが、私にはわからない。昔レイプした相手のその後の人生が悲惨なものになるという設定が不自然。レイプされた被害者がその加害者と一緒になるというストーリーの中で、作者が考えたのだと思うが、説得力に欠ける。                                               レイプ犯人と被害者のカップルという意表を突く設定が生かされていないと思う。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.93
(2pt)

渓谷が何を意味するのか

タイトルにまで入れた渓谷が何を意味するのかが分からない。小説の中に何回か渓谷の描写は出てくるが、それが何を意味するのかが、私にはわからない。昔レイプした相手のその後の人生が悲惨なものになるという設定が不自然。レイプされた被害者がその加害者と一緒になるというストーリーの中で、作者が考えたのだと思うが、説得力に欠ける。                                               レイプ犯人と被害者のカップルという意表を突く設定が生かされていないと思う。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.92
(4pt)

都合がよすぎる展開だが、考えさせられるものはあった

ただ、レイプ犯の完全な主犯のヤツがいくら反省したとは言えああなるかなあ。

先輩に命令されて仕方なくやったとかにした方がしっくりきたかも。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.91
(4pt)

都合がよすぎる展開だが、考えさせられるものはあった

ただ、レイプ犯の完全な主犯のヤツがいくら反省したとは言えああなるかなあ。

先輩に命令されて仕方なくやったとかにした方がしっくりきたかも。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.90
(5pt)

映画も観たい!!

映画が、もうすぐ公開される(私の地元で)タイミングで読了した。主演が真木よう子ということは、映画の方は当然おっぱい指数の高さが目当てになるのだが、、。そんな中、読んだ小説版は、期せずして傑作だった。ヒロインを真木よう子イメージで読んだのが良かったのかもしれない。アマゾンのレビューは、けっこうな酷評で、すっきりしない、現実性がないなどの感想が多いが、私にとってはとても面白く、今年読んだなかでもベストといえるかもしれないほどである。

解説でも指摘されているように映画に強い影響を受けた本作は、登場人物の内面を風景や行動や演出で表現していて、はっきりとした言葉では描いていない。読みながら、推測することが必要だ。しかし、それはまさしく現実の人間関係そのものだ。相手の行動やしぐさや、言葉の端々から相手の気持ちを考える。なんであんな事をするのだろう、なんで言うのだろう、と悩みながら読む(生きる)のだ。

すっきりしないなどの感想はもっともだが、現実にすっきりと本心を語る人間などいない。それこそ現実性がない。本作はたしかに、極端な設定ではあるが、人間関係の本当の現実を追体験できる傑作だ。

また、そもそも本作は、まったくのフィクションではない。実際にあった二つの事件を基に描かれている(と言われている)。こちらは、検索すれば、何件かの記事を読むことができる。現実性がないと感じた場合、現実の事件も調べてみると良いだろう。

本作はとにかく面白いと感じた。だれがなんと言おうと面白いと思えるほどだった。他のひとは、違うのかな??
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.89
(5pt)

映画も観たい!!

映画が、もうすぐ公開される(私の地元で)タイミングで読了した。主演が真木よう子ということは、映画の方は当然おっぱい指数の高さが目当てになるのだが、、。そんな中、読んだ小説版は、期せずして傑作だった。ヒロインを真木よう子イメージで読んだのが良かったのかもしれない。アマゾンのレビューは、けっこうな酷評で、すっきりしない、現実性がないなどの感想が多いが、私にとってはとても面白く、今年読んだなかでもベストといえるかもしれないほどである。

解説でも指摘されているように映画に強い影響を受けた本作は、登場人物の内面を風景や行動や演出で表現していて、はっきりとした言葉では描いていない。読みながら、推測することが必要だ。しかし、それはまさしく現実の人間関係そのものだ。相手の行動やしぐさや、言葉の端々から相手の気持ちを考える。なんであんな事をするのだろう、なんで言うのだろう、と悩みながら読む(生きる)のだ。

すっきりしないなどの感想はもっともだが、現実にすっきりと本心を語る人間などいない。それこそ現実性がない。本作はたしかに、極端な設定ではあるが、人間関係の本当の現実を追体験できる傑作だ。

また、そもそも本作は、まったくのフィクションではない。実際にあった二つの事件を基に描かれている(と言われている)。こちらは、検索すれば、何件かの記事を読むことができる。現実性がないと感じた場合、現実の事件も調べてみると良いだろう。

本作はとにかく面白いと感じた。だれがなんと言おうと面白いと思えるほどだった。他のひとは、違うのかな??
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.88
(4pt)

なんだか…

読み進むごとに引き込まれていった。
でも力がいるなぁ。自分に元気がないと読むうちに辛くてしんどい。
少し気分がいい時にゆっくり読むのが良さそうです。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.87
(4pt)

なんだか…

読み進むごとに引き込まれていった。
でも力がいるなぁ。自分に元気がないと読むうちに辛くてしんどい。
少し気分がいい時にゆっくり読むのが良さそうです。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.86
(2pt)

映画のほうがおもしろいかも

CMでしょっちゅうやっているので先行して原作を購入したがよくわからない
映像のほうがいいカモでも、見に行かない
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.85
(2pt)

映画のほうがおもしろいかも

CMでしょっちゅうやっているので先行して原作を購入したがよくわからない
映像のほうがいいカモでも、見に行かない
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.84
(2pt)

渓谷にさよならはできないだろう

映画をみたあと、原作を読ませて頂いた。映画は原作を忠実に反映しているものと感じられ、双方ともに楽しめた。人物描写、ストーリー構成などは素晴らしいものがあると感じる。作品の完成度は高い。
しかし、個人的にはテーマが使い古されたものにしか思えない。
2人が背徳的な秘密を抱え、社会から隠れるようにひっそりと暮らすというのは夏目漱石の『門』をはじめ、いくつかの優れた文学作品でみられてきたことだし、愛という幻想のもと、全てを失っていく男の姿は最近ではミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』に昇華されている。
映像となったものをみて、違和感を感じてしまうのは、主人公のレイプされた女性である。あくまでも個人的な印象だが、彼女の姿は、いわゆるボーダーラインと呼ばれるような情緒不安定な女性の姿にしかみえなかったのは残念だった。2人が一緒になる経過を描いた部分では、アンビバレンツな感情の発露が稚拙に描かれており、ついてきて欲しいけどついてきて欲しくないというのを、ほんとうに2人の逃避行になぞらえて描くのはいかがなものかと感じた。
彼女の過去もレイプ事件によって陰惨なものとなったということであるが、DVの主人やリストカットなどの経過をみていると、距離感がうまくとれない女性の典型的な姿と見えてしまう。これは男性的な視点でしかないし、女性にとっては不快感を与えるかもしれないが、そういう不安定さはひとつの女性特有のものであり、男がそういうものに惹かれてしまうというのは、アンナ・カレーニナをはじめ、至る所で描かれてきた。
奇しくも、主演の真木さんというのは前の映画『ベロニカは死ぬことにした』で、そうした情緒不安的な女性を演じており、なにかリンクするようなものがあったのだろうか。
また夫を偽の密告で貶めるというのも、明確な容疑者が先に捕まっていることから、すぐにばれることと思うのは当然で、どうしてこの作品のように主人が警察から執拗に責められるのか、そこは理解できなかった。

主人公の女性は、レイプのときに自分をおいていった女性の名前を騙り、自分を辱めた男性を屈折的に愛し、社会から隔絶されたような渓谷に暮らす。しかし、今回の事件のような揺さぶりがはいると、すぐに自分の主人の愛を試さずにはいられない。彼女はレイプされた過去におびえながら、同時にその過去(レイプした男)に依存していきている。最後に彼女が自分で決めないとというのは、そうした共依存の状況から抜けられるかどうかは彼女次第であり、主人が愛という幻想の中で生きる事を決め、自分に無制限の愛を与えてくれることが確信されたために発せられたものであると感じる。彼女が自律的に生きていくこと、それが渓谷にさよならをするということだろう。しかし、この小説のエピソードからは、そうした状況にはならないというのがわかる。だから、彼女はまた渓谷に必ず戻ってくると思われるのである。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.83
(2pt)

渓谷にさよならはできないだろう

映画をみたあと、原作を読ませて頂いた。映画は原作を忠実に反映しているものと感じられ、双方ともに楽しめた。人物描写、ストーリー構成などは素晴らしいものがあると感じる。作品の完成度は高い。
しかし、個人的にはテーマが使い古されたものにしか思えない。
2人が背徳的な秘密を抱え、社会から隠れるようにひっそりと暮らすというのは夏目漱石の『門』をはじめ、いくつかの優れた文学作品でみられてきたことだし、愛という幻想のもと、全てを失っていく男の姿は最近ではミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』に昇華されている。
映像となったものをみて、違和感を感じてしまうのは、主人公のレイプされた女性である。あくまでも個人的な印象だが、彼女の姿は、いわゆるボーダーラインと呼ばれるような情緒不安定な女性の姿にしかみえなかったのは残念だった。2人が一緒になる経過を描いた部分では、アンビバレンツな感情の発露が稚拙に描かれており、ついてきて欲しいけどついてきて欲しくないというのを、ほんとうに2人の逃避行になぞらえて描くのはいかがなものかと感じた。
彼女の過去もレイプ事件によって陰惨なものとなったということであるが、DVの主人やリストカットなどの経過をみていると、距離感がうまくとれない女性の典型的な姿と見えてしまう。これは男性的な視点でしかないし、女性にとっては不快感を与えるかもしれないが、そういう不安定さはひとつの女性特有のものであり、男がそういうものに惹かれてしまうというのは、アンナ・カレーニナをはじめ、至る所で描かれてきた。
奇しくも、主演の真木さんというのは前の映画『ベロニカは死ぬことにした』で、そうした情緒不安的な女性を演じており、なにかリンクするようなものがあったのだろうか。
また夫を偽の密告で貶めるというのも、明確な容疑者が先に捕まっていることから、すぐにばれることと思うのは当然で、どうしてこの作品のように主人が警察から執拗に責められるのか、そこは理解できなかった。

主人公の女性は、レイプのときに自分をおいていった女性の名前を騙り、自分を辱めた男性を屈折的に愛し、社会から隔絶されたような渓谷に暮らす。しかし、今回の事件のような揺さぶりがはいると、すぐに自分の主人の愛を試さずにはいられない。彼女はレイプされた過去におびえながら、同時にその過去(レイプした男)に依存していきている。最後に彼女が自分で決めないとというのは、そうした共依存の状況から抜けられるかどうかは彼女次第であり、主人が愛という幻想の中で生きる事を決め、自分に無制限の愛を与えてくれることが確信されたために発せられたものであると感じる。彼女が自律的に生きていくこと、それが渓谷にさよならをするということだろう。しかし、この小説のエピソードからは、そうした状況にはならないというのがわかる。だから、彼女はまた渓谷に必ず戻ってくると思われるのである。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546
No.82
(3pt)

「物語」としては、面白いのですが・・・

レイプ事件をめぐり、加害者の痛みと被害者の苦しみ。そして、究極として、加害者と被害者の間に「愛」が生まれることがありうるのか?といったテーマを取り扱っています。
その意味では、この物語は、両者の間に「愛」が生まれる条件を描いているとも言えるかも知れません。

なかなかこの物語が、胸に落ちてこないのは、この主人公たちの「奇妙さ」に同意が出来にくいからかも知れません。
加害者の男の「良心」が、異様に気になります。
それ程の「良心」の持ち主が、レイプ事件を起こすこと自体に「奇妙さ」を感じます。
「勢い」で起こした事件であると言う事を受け入れたとしても、ここまで被害者に「許し」を求めるだろうか?
この加害者の人間性に、どうしても「非現実」を感じてしまいます。
想像力の限界なのかも知れませんが、どうしてもこの小説を受け止められない原因がここにあるかも知れません。
「物語」としては、面白いのですが・・・。
さよなら渓谷 Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷より
4104628042
No.81
(3pt)

「物語」としては、面白いのですが・・・

レイプ事件をめぐり、加害者の痛みと被害者の苦しみ。そして、究極として、加害者と被害者の間に「愛」が生まれることがありうるのか?といったテーマを取り扱っています。
その意味では、この物語は、両者の間に「愛」が生まれる条件を描いているとも言えるかも知れません。

なかなかこの物語が、胸に落ちてこないのは、この主人公たちの「奇妙さ」に同意が出来にくいからかも知れません。
加害者の男の「良心」が、異様に気になります。
それ程の「良心」の持ち主が、レイプ事件を起こすこと自体に「奇妙さ」を感じます。
「勢い」で起こした事件であると言う事を受け入れたとしても、ここまで被害者に「許し」を求めるだろうか?
この加害者の人間性に、どうしても「非現実」を感じてしまいます。
想像力の限界なのかも知れませんが、どうしてもこの小説を受け止められない原因がここにあるかも知れません。
「物語」としては、面白いのですが・・・。
さよなら渓谷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: さよなら渓谷 (新潮文庫)より
4101287546