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笑うな
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【この小説が収録されている参考書籍】
笑うなの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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反対に笑いたくなるのが、人間の悲しい性ではないじゃないでしょうか? パンドラの箱しかり、鶴の恩返ししかり、禁断の木の実を食べたアダムとエヴァしかり、黄泉の国から連れ戻すまでイザナミの姿を見るなと言われたイザナギしかり・・・。 「こうするなよ」と釘を刺されても、人間も神々も過ちを犯してしまうのですから・・・。各国の伝説や神話に共通しているのも面白く、また悲しく感じられます。 表題作の「笑うな」の他にも、思わず顔をくしゃくしゃにしてしまうほどおかしなツツイワールドがてんこ盛りです。買ってソンはないですよ。 ただ一言注意なんですが、通勤・通学列車の中では極力読まないでくださいね。 | ||||
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筒井康隆初完読です。というかこの本の前に『敵』というのを読んでみたんですが、つまらないので40ページ目でリタイアしました。 それでこの、笑うな、なんですけれども、こちらは一つ一つの長さを配慮してテンポよく短編が並べられており、非常に読みやすかったと思います。 それでこういうの読むと僕はどうしても故、星新一と比べてしまうんですけど、なんだかジョーク的要素という点においては筒井康隆のほうがずっと優れているんですねぇ。 僕自身星新一のSSに出会って、ブラックジョークの楽しさみたいなものを知ったわけなんですが、なんだか筒井康隆の方はブラックジョークが更に進化していて、解説を書いていたなんとかという作家の言うとおり“スラップスティックSF”という名称が非常に似合う感じなんですよ。 ただ、あまりにもそのブラックジョークが行き過ぎていて、どうしても心から面白い、とは言えない作品もあったことは事実です。加えてどうしてもオチを理解できなかったのが3,4編ありました。読解力が足りなさすぎると反省しております。 あと筒井康隆の文章ってどうしても好きになれません。すごく巧いとは思うんですけど、どうしても僕のツボから外れているというか、そんな感じがするので。なので結論としては星新一の方が好きです♪(意味不明) | ||||
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まさにバイブル的一冊。 高校生の時分にこれと出会ってから、 筒井大先生は私の最も尊敬する人物の一人となりました。 「笑うな」も最高だけど、「座敷ぼっこ」も大好き。 全ての作品において、毒がいい感じにシミテくる。 生きているということ、この世界自体にも これと同じたぐいの毒がある(と思う)。 だから、 いいんですよ~筒井康隆。 | ||||
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笑える話あり不条理な話あり、 とにかくバラエティに富んでいて本当に面白い。「トーチカ」の当て字に完全にやられました。おもしろ過ぎ。筒井康隆の魅力が短い話の中にぎっしり詰まってます。 筒井作品を読んだことのない人は、ぜひこれを読んでみてください。 | ||||
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この本にレビューを書いている「ペパー四等兵」さんと同じく、私にとっても筒井ワールドに接した最初の一冊です。 それは、周囲に人が居るにも係わらず笑い声を上げるのを禁じ得なくなった友人がキッカケでした。 以来、20年以上筒井作品を読み続けている、まさしく原動力となる面白さを持った作品群が収録されています。 いまだに、友人と「わ、笑うなよ、実は..」という言葉を使っては笑い合っているほど、脳みそに突き刺さっている、その作品を是非とも一読あれ! この手の作品から読み始めるか、「時をかける少女」や「わたしのグランパ」から読み始めるかで、その読者のその後の筒井ワールドとの係わり方が違ってくるような気もしますが...(笑)。 | ||||
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最初っから飛ばしまくりのツツイワールド。表代作はほんの数ページのものですが、これ読んで笑わない人がいるとは思えない。まんまと筒井おやじの策にはまる快感です。同様に、「バブリング創世記」も最高に馬鹿馬鹿しくておすすめです。そう、どなたか筒井作品の短編で合掌造りの家の出てくる暗い暗い短編をご存知ないですか? | ||||
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