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笑うな
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【この小説が収録されている参考書籍】
笑うなの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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筒井康隆作品は二作目。短編集にも関わらず、一つ一つの話が濃密なのでそこまで早く読み進めることはできない。よく読めばわかるだろうけど「会いたい」「トーチカ」「末世法華経」「ベムたち」は難しかった。なかなかにえぐい描写もあるので、嫌だなぁと思ったりもする。確かに尖っている作家なんだろうと。序盤は短い作品が多いが、中盤あたりでギブアップしそうな読者もいそう。気楽な気持ちでは読めない。 個人的に好きなのは「猫と真珠湾」「駝鳥」「チョウ」「座敷ぼっこ」「タック」。特に座敷ぼっこがお気に入り。どーせ変な展開にしてくるんだろう、と思いきや、ど直球の哀愁ある話だったのでびっくりした。色んな分野の小説を書きたい挑戦者タイプの作家さんだなと改めてわかった。 | ||||
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表紙が破れてました。 | ||||
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読み応えがあり、引き込まれます。 | ||||
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筒井康隆の、ショート・ショート集である。 今回、時を経ての再読であったが、やはり面白いなぁ、この人は。 この、表題作でありトップバッターでもある『笑うな』にしても初出は多分1970年代で相当古い作品なのだが、いきなり笑わされた。笑いたくなくても「ひひひ」と笑ってしまった。 う〜ん。なんで「ひひひ」となってしまうんだろう。 だって、内容らしい内容がほとんどないお話なのに、こっちは「ひひひ」とくるのだ。 すっかり作者の策にはまってしまっている次第だ。 しかし、この作家はどういう執筆スタイルの人なのだろう。 或る時期から、前衛的な実験の数々を盛り込む様にもなったりしたので、作品自体のスタイルは結構各々で異なるのだが、基本的な執筆の姿勢とは如何なるものなのだろうか。 私としては、ナンセンスで、モノの勢いでめちゃくちゃになっていく過激なストーリーの印象が強いのだが、そういった話を書くときはノリ一発で一気に書いちゃうのかなー? それとも熟考を重ねて緻密な計算を以て筆を進めているのだろうか。 ううん。全然分かんない。 スラップスティックでブラックなショート・ショート34編。 とにかく、一つひとつが大変短いので、気楽に読める一冊である。 | ||||
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つまらん。以上。 | ||||
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筒井康隆さんらしい短編集です | ||||
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GOOD | ||||
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最初私は『笑うな』という書名を、面白い話が満載だが笑うなという意味の皮肉かと 思った。それは大きな誤解で『笑うな』という作品を含むショート・ショートでした。 好き嫌いの評価が分かれる本だと思いますが、ブラックジョークを主体とした作品集。 私たちの心の中の醜い部分を曝け出し見せてくれるという作品が多いように思います。 私には『夫婦』『帰宅』が特に面白かったです。 | ||||
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30年以上前に読んだ作品でふと思い出して、もう一度読みたいと思いました。 子供が本嫌いで小説や文庫本を一切読まずで、とにかく笑えたり、ちょっとミステリアスだったり、短編ばかりで色々なジャンルの作品があるこの本なら最後まで飽きずに読むだろうと思いました。 | ||||
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22の男です。父にすすめられた筒井康隆をこちらの本から入りました。 いやー、衝撃的な面白さでしたね。世界観がおかしすぎて常にニヤニヤしながら読んでました。松本人志さんのコントと同じような匂いを感じます。 頭のいい人の悪ふざけがこんなにも面白いギャグになるのかと思いました。 | ||||
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何も問題有りません。満足しています。 | ||||
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笑える小説をサイトで調べて購入しました。 サイトには、笑いすぎて電車では読まない方がいいと書かれていましたが、そこまでではないと感じました。 爆笑するほどではありません。 私の期待が大きすぎたのかもしれません。 本の中身はいくつもの短編がのっている形でした。 中には少しだけクスッとするような短編もありました。 しかし、ちょっと分かりにくい短編もありました。その分かりにくさの原因は説明しにくいんですが、簡単にいったら文学的で分かりにくいということです。最近の若い小説家の本ばかり読んでいる人には、受け入れにくいかなと思いました。 タイトルが「笑うな」とあり勘違いしましたが、全部が全部笑える短編ではないようです。 爆笑を期待して買ってしまったので、評価が低くなりましたが、短編ばかりなので、ちょっとずつ読み進められるのがいいですね。 | ||||
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太宰治の”畜犬談”を読んで、その面白さに驚きました。例えば太宰治がタイムスリップしてM1グランプリで脚本を書いたとしても違和感がありません。昔も感覚や想像力に訴えかける笑いはあったんだなと知りました。 現在の作家がどう笑いを作るのかも読んでみたいと思い、とあるサイトで知った筒井康隆の”笑うな”を読んだ次第になります。全く笑えませんでした(3つ目の話で読むのを止めました)。自分の糞をキャンバスにぶちまけて”天の川”とか言ってるような類いの作品でした。美術館に飾ってあるそのキャンバスを見て、へー、深いなあとか言う人たち以外だと、小学生なら笑うのかな?この本 | ||||
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タレントの方のオススメだったので読みましたが、私にはあまり面白くないです。 | ||||
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表題作の笑うな…は笑った。 小説は沢山読む方だが、小説を読んで笑うなんてことは10年に一度くらいしかない。 でもこれは腹がよじれるくらい笑いました。 | ||||
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毒がある。毒に酔ってみたいという誘惑がある。それに応えるのが、この本である。 理屈はともかく、34編、どれも、こわくて面白い。 筒井康隆の本領発揮。 傑作である。 | ||||
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笑うなでタイムマシンを発明したと二人とも笑うのがおかしかった。あととある罪悪感もです | ||||
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笑いのポイントが現代の笑いとは違う部分がありますが、新鮮でした。短編なので読みやすく、ひとつひとうの作品の内容がとても印象に残ります。現代の浅いお笑いよりも、こういう頭をつかう笑いも面白いなと思いました。他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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大家のショートショート作品集。「スラップスティックでブラックな味」と言う惹句はその通りで、あっと言う間に読了し、読書の楽しみを満喫する事が出来たが、個人的のお気に入りをあげるなら「会いたい」の美しい詩的文章の表すリリシズムとSFの見事な融合。ドタバタ、スラップスティックの大家である筒井康隆さんのSFだが、こういうセンチメンタルなものを内包した作品群もあって、心洗われるような思いになる事もしばしばだ。 今読んでも十分に面白く、最高水準のショートショートSF作品集と賞賛しておく。 | ||||
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私のようなタイプ(王道の小説が嫌いで、ブラックユーモア好きで、映画好き)の人間は筒井を愛読していそうなものだが、実は私はあまり読んでいない。レーゼシナリオへの興味から『シナリオ・大魔神』『シナリオ・時をかける少女』と戯曲『スイート・ホームズ探偵』を読み、短編小説は川端賞をとった『ヨッパ谷~』ほか幾つかを読みかじった程度で、長編は読んでない。唯一、一冊を通読したのが、この『笑うな』という短編集だ。もちろんタイトルに魅かれたのだ。 本書の中で一番好きなのは、A・バージェス『時計じかけのオレンジ』風の言語感覚が冴えを見せる『トーチカ』だ。トーチカと聞くとインベーダー・ゲームを思い出す。あらイヤン。 映画だったら、『文学賞殺人事件』『ウィークエンド・シャッフル』などを見た。前者は傑作。後者はそれほどでもないがジューシィ・フルーツの『夢見るシェルター人形』(ゲーンズブール&フランス・ギャルのカバー)がエンディングなのが嬉しい。 | ||||
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