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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)
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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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おかげさまで最後まで楽しめました。ありがとうございます。 | ||||
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正直、こういう結末になるのかなァ・・という予感はあった。 ヒロインが露と消えるなんて王道ラノベのファンタジーは この作品に相応しくない。 ハッピーエンディング。そういう意味では軟着陸なのかな。 但し、心葉が全く違う『遠子の物語』を書いたのは予想外。 切羽詰って書いたのではなく、自発的に物語を生み出した のは結構感動的であった。 それにしてもエピローグ・・『G線』かよ!と思わずツッコミを 入れたくなった(笑) 特別編での伏線を妹や黒崎で回収するのもチョット・・酷い。 だから☆☆☆☆ | ||||
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心に響くという言葉が、一番しっくりする。それが読み終わった感想。 幾度も幾度も語られる「狭き門」の話は、最後まで物語の本筋として描かれました。 引用が多く、それがまた作中の登場人物を重ね合わせながら語られるので、 さっと読んだだけでは混乱することこの上ないですが、しっかり読めばまとまっていると思います。 読者が気になっているであろう二つのこと・・・ ・井上ミウは2作目を書くのか? ・心葉は結局どっちとくっ付くのか? ネタバレなので詳しくは書きませんが、ハッピーエンドとだけは言っておきましょう。 | ||||
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私は正直、この「下」を読んでショックを受けています。もちろんこのシリーズが大好きですが…。「不満を持つ人もいる」と思うような内容かも。この本の最後の終わり方は良いんですが、心葉くん、寄り道し過ぎじゃないか?今までは何だったの?言葉は本気だった?嘘をついてた訳ではないんだろうけど今までは何だったの?って感じがした。ある意味で、騙されたよ。その辺はもっとストレートに書いて欲しかった気が…。ななせについて微妙な複雑さが残りました。ある意味、人の人生は「キレイ事」ばかりじゃないので、そういった意味ではリアルです。文章もいつもながらに素晴らしく、伏線は見事です。過去の言葉やタイトルをここまで繋げるのは本当に素晴らしいと思います。けれど私のなかでは綺麗な部分のままであって欲しいものがあり、ちょっと辛かった…。ななせが可哀想だなって思うシーンもあるし、「上」で語った遠子先輩のあたたかな家族像があんな形で裏切りの話となり辛かったです。可哀想で…。物語を書く上で仕方のない事だとは思いますが…最後くらいはもっと幸せな話を期待してました。あとちょっと心葉の好感度が下がりました…それから竹岡美穂さんの文学少女の画集が出るそうです!楽しみですね!最後に野村先生こんな読者でゴメンナサイ…。短編集楽しみにしてます。 | ||||
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今回はついに、遠子先輩のお母さんと、お父さんについて書いてあります。 遠子先輩の過去は切ないです…。風邪で倒れたとき、お見舞いに来てくれた心葉くんに、遠子先輩が言う言葉も…。 それから、ななせが亡くなった親友の事を思い出す場面で、「一緒にチョコを食べてくれたの…」という所があります。 亡くなったキャラが、思い出として、何度か出てくるのも良いと思いました。前回の「月花を孕く水妖」も蛍について書いていましたよね。小説の中で死んだキャラは、そのまま出てこなくなる事が多いけれど、ちゃんとこの小説の登場人物たちは、彼らを思い出しています。胸にくすぶる痛みと、たいせつな思い出と共に…。しっかりとキャラクター達の心を描き出しているのが伝わります。 今回は「上・下」で繋がっているので、上を読んだら気になってすぐに下が読みたくなると思いますので、2つとも揃えてから読むのがいいと思います!とても引き込まれる展開でした。 | ||||
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感無量です。 野村美月先生は、ものすごくきれいに 「いまを生きるすべての人たち」を救ってくれました。 上巻を読んだときはもう心配で心配で、 遠子先輩が本を食べるのは家庭の事情による精神疾患なのではないか、 おばさんから否定され続けたため自己を評価することができず、 自分の物語(生きる意味)を持つことができない存在で、 その代償行為として他人の物語を体に取り込んでいるのではないか、 とまで思ってましたが、 少なくともそういう展開ではなかったです(笑)。 もっと強く、やさしく、愛に満ちた物語がここにはありました。 天野遠子は永遠のオレの先輩。−−忘れません。 | ||||
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幾重にも重層に紡がれた物語「文学少女」の根底が明らかになる本作。 上巻を読んで違和感を感じても大丈夫です。 毎度のことながら、終盤にてすべては反転します(笑) 余計な言葉は蛇足です。 圧倒されました。 感動しました。 本シリーズに出逢えたことを感謝します。 | ||||
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こんな小説は初めてでした。今までで一番ハマり感動してすっきりする小説です。全く先が想像できずに胸がどきどきしました。全てが巧く上手くまとまって非常に読みやすかったです。何度も胸を締め付けられ熱くして切なさを味わい感動して涙を流しました。期待以上の物ができあがっています、最高です。非常に切なくて甘くて悲しくて楽しくて色んな感情を味わえます。大好きです!!!!!!!! | ||||
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外伝の“文学少女”と月花を孕く水妖と、神に臨む作家 上 を読んでから、私なりにどういうことなのか? と推理していたんですが、私が想像していた答えとはぜんぜん違ったので、びっくりしました しかもその答えはすごくなんていうか・・・言葉ではうまく説明できないんですけど、 あえていうなら、「納得」でしょうか。思わず「あぁ〜そういうことか!!」と 言ってしまったほどですww謎をここまで、綺麗にまとめることができるのか!?と思いましたねww これほどオススメな本はめったにないと思います!!!! 読んでみる価値ありです!! 次は短編集だそうです!あと、挿絵の竹岡美穂さんの画集が出るそうです!! 今まで、4ヶ月おきに出版されているので今度は12月ぐらいに発売だと思いますww すごく楽しみですね!!! | ||||
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《文学少女》シリーズでは毎回、心葉による一人称の語りの合間に 作中人物の独白(手記)に当たる、太字の記述が挿入されます。 ――過去のトラウマのため、現実から逃避しがちで、いわゆる〈信用できない語り手〉の傾向もある 心葉の「語り」と、誰が何の目的で表しているかが最初は伏せられている太字の記述の「騙り」――。 これまで、そうした語り/騙りの二重構造によって読者を誤誘導し、意外性を演出していく手法が用いられ てきたわけですが、シリーズ本編の最終巻である本作においても、当然その仕掛けは用意されています。 今回は 「天野結衣(遠子の母)が、親友である櫻井叶子(流人の母)に宛てた手紙」 という体裁の記述が挿入されていますが、なぜこの形が選ばれたのか、 その真意が分かると納得、そして感動!! なんというか、行間には、文面以上に切実で、懸命な想いが 溢れていたのかと想像すると、こちらまで胸が熱くなります。 また、本作では、謎のままだった『水妖』の未来の場面についての「回答」も示されています。 これまた納得、そして微笑w かねてからの懸案だった遠子・ななせ・心葉の三角関係問題に、きっちり結論が出されます。 残念ながら、シリーズ本編はこれにて完結ですが、短編集と外伝がでる、とのこと。 遠子先輩が、今度はどんな表情を見せながら文学を素敵に語ってくれるのか、今から楽しみです。 | ||||
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ついに文学少女シリーズの完結編です。外伝や短編集は出るようですが。 1巻からずっと野村さんの伏線回収の上手さに驚き、してやられたと思ってきましたが、この巻の最後は自分がどれだけこの著者を甘く見ていたかがわかってくるものでした。 このシリーズは明らかに数週じゃ読み足りない、覚えるくらい本を読まないとすべての裏がわからない、それほどに読み応えのある本だと私は思います。また、このシリーズに出てくるネタ本も読むべきだとは思っていますが、私は生憎ほとんど読んでいません… また、竹岡さんの絵もとても綺麗でそれがこの本をさらに好きにさせてくれます。表紙も、巻頭も、挿絵も見事に話の雰囲気と合っていて、絵のためだけにも買う価値があると思います。 実は私は1巻は半分表紙買いでした、そしてこの巻もシリーズだから買ったというのではなく絵買いできるレベルでしょう。 なんだか、この本のレビューじゃなくてシリーズのレビューになってしまった気がします… 最後に、迷っているのであればとりあえず1巻だけでも読んでください。 | ||||
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本編最終巻。本編は終わりましたが、あとがきによると別の機会でこの物語の世界に触れることができるみたいです。 多くの謎がありましたが、全て解かれます。上巻のもそうですが『〜月花を孕く水妖』のあの場面のことも全て納得しうるものでした。いや、かなり驚かされましたが。 上巻が暗く重いものだったのに対し、下巻のこの結末はすごく微笑ましい。賛否両論でしょうが私すごくよかったと思います。是非、この物語の結末を見届けてください。 読み終わったら最初からまた読み直したくなってきた…… | ||||
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私はこのシリーズの大ファンであり、読んだ既刊全てで、作者の見事な物語さばきに踊らされ、ラストでは「やられた・・・」と呆然と呟くのが常であった。 とうとう完結編を読み終わってしまった。どこか開放感のある爽やかな甘み、口の奥に残る苦み、そして胸をしめつけられるような痛みに襲われ、今までで一番大きな声で「やられたーっ!」と叫び、握り拳を床に叩きつけた。 読後、作者が刊行前にこんな言葉を語っていたことを思い出す。 「やっぱり『レモンパイを焼いてるのは誰だ』と皆さん思ってるみたいですが(笑)、そこまできちんと書きます」 「心葉がどっちとくっついても、そこで人生終わっちゃうわけじゃないですから」 「全員が幸せになれるようにと思って書いていますから」 (出典はこちら) 小説を読んでどのように感じるかは読者によって異なる。この結末に不満を持つ人もいるだろう。 少なくとも私はこれが、全ての登場人物が“ほんとうのさいわい”を得られる結末なのだと信じている。 このシリーズは完結し、次に野村美月はどんな世界を描き出してくれるのだろうか。 “文学少女”に続き、シリアスだろうか。それともコメディ路線へ回帰するだろうか。早くも今からわくわくしている。 もちろん、今後刊行されるという“文学少女”の外伝や短編集も待ち遠しい。 この“ロマンシエ”が、この先どのような物語を紡いでくれるのか。 どうにも期待してしまう私は、美羽が言うところの「作家を裏切る読者」かもしれない。 自戒すべきだろうか。 | ||||
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いよいよ最終巻です。今回は上下巻ものでの発行です。感想としては遠子先輩と流人は身勝手すぎる。これまでのキャラとは全く違うわがままで自分たちの都合だけを心葉に押しつけるという身勝手な行動が心葉を苦しめているのを理解するべきなのではないのだろうか。下巻ではしっかりとした理由を語って欲しい。 | ||||
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文学少女がフィナーレに向けてついに動き始めました。 これまで様々な登場人物の過去が各巻で明らかにされてきましたが、 本書はとうとう、天野遠子の秘められた過去を暴き始めます。 そして流人の正体と発言の真相はいかに…? 今回のネタ本はジッドの『狭き門』です。 相変わらず著者の紡ぐ繊細な世界観は衰えていません。 下巻の発売が待ち遠しいです。 短編集や外伝も期待しています。 ちなみに… 「文学少女」が六月より『ガンガンパワード』で漫画連載されるようですね。 楽しみなような、怖いような…(笑) | ||||
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今回の話は全体的に暗いです。最終話なのに暗い。まさかの展開がありまくりで理解に頭を使いました。遠子先輩の過去や両親の話がメインです。そして流人が怖いです。色んな事実が明らかになります。 ほのかな恋愛面では今回もやはり遠子先輩が切ないです。心葉と遠子と琴吹さんの三角関係では両者の間でふらふらしていた心葉君がとうとう琴吹さんに傾きました。残念です。遠子派としては多少イライラっときました。最後の終わり方も残念ながら納得できません。 そして気になる続き。このまままとまるのかなこの話。と思ってくる程微妙なとこで切れてしまいました。続きが再び気になって仕方ありません。次回も楽しみにしています。 | ||||
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何で最終巻を上下にわけんねんっ! と思わず発売前からつっこみをいれ、読み終わった今はただひたすら、次の下巻がでるまで獣のようにうなりまくるしかないのです。あいかわらず野村美月さんの引きのうまさには、殺意すらおぼえるほどです。後、今回話しに大きく関係している「作家」という単語が非常に耳に痛く、心にこもりました。最終巻にすべての答えはでる……んでしょうね。この作者ならっ!! | ||||
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今回の本はものすごく苦しくなるような話で、最後の流○のセリフがものすごく怖く、今後の展開をすごく気にしてしまう本なので短気な人は上下揃ってから買うのをお勧めします。 | ||||
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