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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)
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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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文学少女シリーズは好きです。 短編集、見習いも含めて自分が読んでるラノベの中では最も好きです。 ただ、この巻は琴吹さん派か遠子先輩派かで好き嫌いはわかれるでしょう。 僕は前者なのでどうしても評価は低くなります。 お許しください。 どうしても納得できませんでした。 大好きだからこそ、譲れないんですね。 そんなに差が出るほどだったのか。 すべてを失った娘とすべてを手に入れた娘。 嫌われるのを覚悟で主人公のトラウマの元と立ち向かう彼女のほうがいいと思いましたし トラウマがあるから書けないという彼に書かなくてもいいという彼女のほうが私は良いと思いましたし 主人公が原因で襲われかけても尚、好きだと言ってくれる彼女のほうがいいと思いました。 短編集で琴吹さんは臣君といい関係になれるフラグは立っています。 でも僕はそうであってほしくはなかった。 ただ、文学少女はやっぱり好きなんだよなぁ。 | ||||
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アニメの劇場版を見て気に入り、「遠子の物語」を知りたくて、この上下巻を読みました。 作者は「刊行された順番で読んでいくことを強く推奨」しているそうですが、 キャラに思い入れがないかったり、これ単体で読んだ場合、確かに評価は下がるでしょう。 既刊のネタバレも一通り含まれているようですし。 結論から言えば、「遠子の物語」として読むとイマイチです。 まず、そもそも、遠子の出番が少ないです。 「完結編」としての帳尻合わせの方を優先しているように思えます。 話の展開が非常に遅く、非常にやきもきしました。 遠子の見せ場もかなり少ないし、人物像の掘り下げも足りていません。 琴吹さんがらみのエピソードは微笑ましいですが、 最後ああ持って行くのなら、いっそ不要でした。 ひらすらに「遠子の物語」の腰を折る結果になっています。 きっと、作者は琴吹さんが可愛かったんでしょうね。 でも、話の中では不遇で、見せ場も足りないと思います。 あと、詳しくは書きませんが、犯罪にえらく優しい世界なんですね? 確かに犯罪行為をされたのに(したのに)、 ろくな説明もなくスルーする姿勢は他巻も同じでしょうか? 登場人物の全てがそのことをあっという間に許し、忘れてしまうかのようです。 ケータイ小説みたいにいい加減で、正直ドン引きします。 文体や比喩の表現は秀逸で、あまり他にもなく、とても魅力に溢れています。 ストーリーの仕掛けや、テーマの本とのつながりなど、面白い点も多いです。 けど、ひたすら完結編という重圧に振り回されまとまりを欠いている、 という残念な印象も受けます。 | ||||
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※バレ入ります。ご注意ください。 “文学少女”と恋する挿話集4が出た機会に改めて本編を読み直したが、 本当に最後は心葉にとってのハッピーエンドだったのだろうか? 心葉の担当になるまで全く会うことのなかった遠子の態度から、 遠子は心葉との関係はあくまで作家と編集者と捕らえているように感じられる。 つまり遠子が恋したのは心葉の”作家”の部分だけであって、 一人の男性としての心葉ではなかったのではないのか。 そうでなければ、就職後も心葉の担当になるまで全く会おうとしなかった意図が理解できない。 もしも本当に男女の恋愛という意味で遠子が心葉を想っていたのなら、 遠子が念願かなって編集者になれた時点で立派にひとり立ちできたわけだから、 その時点で立派に作家としてやっている心葉に会いに行くはず。 遠子が心葉から離れた理由がお互いの成長にあったのだから。 (新人の一編集者が希望する作家の担当につくなんてこと、実際には会社的に有り得ないし) ここまで外伝含め文学少女シリーズを読んできた自分なりの結論は、 心葉と遠子の再会は、心葉の失恋の完結である。 (もちろん作者の意図はきっとそこには無いだろうけれど) | ||||
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望んだ二つが 両方とも手に入った彼女と、 自身で得た成長以外は 何も残らなかった彼女・・・ そんなコントラストが 頭の中に残ってしまい、 どうにもやりきれなくなってしまいます。 いつも一番一人ぼっちで、 いつも一番危険なところにいて、 いつも一番大きな勇気を見せたはずの彼女が、 最後まで誰にも、 何も与えてもらえなかったのは 本当にかわいそうでした。 本当に、かわいそうでした。 | ||||
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既にみなさんの書かれているとおり、伏線回収は素晴らしかったです。 ラストも、全てを丸く収めて、なおかつ感動的に終わらせるにはこれしかないんじゃないか、というくらい素晴らしい終わり方でした。 けど、自分は素直には感動できませんでした。 ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、この作品で誰が一番傷つき、一番救われなかったのか。 読み終えたあとに、それを考えてみてください。 兆候はありました。予測もできました。 でも、どうしても納得はできません。 全体的に見れば素晴らしい作品ですが、その一点だけで自分にはすっきりしない終わり方に感じてしまいました。 | ||||
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いよいよ最終巻です。今回は上下巻ものでの発行です。感想としては遠子先輩と流人は身勝手すぎる。これまでのキャラとは全く違うわがままで自分たちの都合だけを心葉に押しつけるという身勝手な行動が心葉を苦しめているのを理解するべきなのではないのだろうか。下巻ではしっかりとした理由を語って欲しい。 | ||||
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