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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)



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“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)の評価: 4.19/5点 レビュー 58件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21~40 2/3ページ
No.38:
(5pt)

琴吹さん………大好きだ!

様々な悩み事をもった人物が登場する今作ですが、作中で遠子先輩が言っていた通り登場人物の数だけ物語があるので、何回読んでも違った感じ方ができます。 僕は遠子先輩よりも琴吹さんの方が好きだったので、終盤はあまりにも琴吹さんが不憫で、心葉くんをぶん殴りたいと思う程でした。 琴吹さんからしたら遠子先輩は嫉妬の対象であると同時に、憧れでもあったと思います。 誰よりも心葉くんのことを理解していて、誰よりも心葉くんに思われている遠子先輩のことが、琴吹さんにとっては羨ましくて仕方がなかったんだと思います。 この上下巻は琴吹さんのそんな想いを強く感じるので読むのが辛かったです。 でも最後はみんな幸せになって……… それがまたいっそう悲しくなりました。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.37:
(5pt)

本編最終巻を読んで

「文学少女」本編を通して、登場人物に触れて
 ここまで一人一人に愛おしさを感じた作品はなかったと自分は思います。
 自分は心葉視点で見ていたけど、美羽や竹田が他の男に惹かれるのは
 よく分かるし、祝福したいと思うけど
 それがとても寂しく思った。
 心葉には遠子先輩っていう、キュートでかわいいけど大人っぽい人がぴったりだと思うけど
 描かれた他のヒロイン達への思いを捨てきれなかったし正直描いてほしくないとさえ思うこともあったけど
 描いてくれたおかげで愛おしさも生まれた事実があるから
 それほどの愛おしさを与えてくれた作品に感謝します。
 ありがとう
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.36:
(1pt)

人間

正直がっかり。
最終巻でここまで堕ちる作品も珍しいね。
心葉は自分勝手すぎないかな。
道化になるとか格好付けたこと言ってるんなら自分の感情を捨てて、ななせと付き合えばよかったんじゃないかと思う。
自分は同じような経験をしたことがあるけど小さい頃からの幼なじみに告白されて、好きな人への気持ちは諦めた。
もう少し周りの人間のことを考えてほしい。人間失格だね。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.35:
(5pt)

底の見えない暗さと、小春日和のような温かさ

“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の最終話・上巻です。

これまで謎だった遠子先輩と流人の家庭(生活)と、2人の両親の関係が「狭き門」になぞらえて語られていきます。
物語全体の起承に当たり、状況説明と登場人物の「狭き門」に対する配役、これまでに展開されてきた伏線の収束がされています。

事件の直接的な当事者の大半が既に死亡している事、遠子先輩が置かれてきた状況の異常性(まだ心葉からの視点のみですが)、そして流人が語る“過去の自分”、「背徳の門」の内容といったスパイスが、これまでの物語とは違う「なんとも言えない不気味な雰囲気」を醸し出している様に感じます。
その中にあって、心葉とななせのバレンタインの会話や、風邪で寝込んだ遠子先輩と心葉のやりとりといった暖かく柔らかい部分がとても際立って見えました。

遠子先輩は心葉にどんな想いを抱き、どんな夢を見たのか。知りたい、続きを読みたいのですが、この物語が完結してしまうのはとても寂しいですね。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)より
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No.34:
(5pt)

間違っていても、気持ちは真実。 ――それが“勝りたるもの”

“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の最終話・下巻です。

これまでの物語があったからこそのラストで、これまでの全てを見事なまでに昇華させた“完成された物語”です。
最後まで読んだ時、きっとそう思える筈です。
全ての人が納得できるハッピーエンドではありませんが、苦みや痛みを伴うからこそ強さや優しさが際立って、輝いて見えるのではないでしょうか。
思えば、「第一巻」から対比の様に痛みと希望が、過去と未来が、幻想と夢が描かれていました。その対比の美しさが、このシリーズの魅力でしたね。

それにしても、「恋愛大殺界〜」のくだりも物語に反映されていたと言うのが本当にすごい。
無駄なエピソードがないどころか、台詞の一つ一つまで細かく気が配られている見事な作品です。

今度は短編集に外伝、もう少し彼女達や彼等にお付き合いできる事を喜びましょう。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.33:
(5pt)

狭き門を越え、それぞれの未来へ……

ついにアニメ化するんですね……。ちょっと感想は控えます。どうせ、ネタバレ祭なので(苦笑)。

完結まで読み切って、ハッピーエンドに満足!!……するはずが、妙にモヤモヤします。「あの終わり方」を、ずっと望んでいたのに。多分こう思っているのでしょうか。

やはり、誰かが幸せになるためには、誰かが不幸になるしかないのでしょうか?

……今さらでしょうけどね。
「終わった彼」と「終わった彼女」が、「見習い」シリーズでその答えを見つけてくれると信じて……。この一言を、この作品に残します。
「――出会えて、よかった」
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.32:
(4pt)

“文学少女”と、狭き門。そして、終わりが始まる。

想像の遥か斜め上を行く展開と、あの終わりには、「ぐあー気になる!!」と、読了後思うはずです。自分は先に「このラノ2009」で既に知ってしまったから最悪でしたが!!(自棄)皆さんも似た失敗はなさらぬように!!

本気モードと化した流人が怖い。恐すぎます。エゴモードと化した遠子先輩が可哀相すぎる。デレモードに入ったにも関わらず、琴吹さんが不憫すぎる。そして心葉が……
「作家になる」という覚悟。それが今回のテーマでしょう。美羽の一言は、一応小説賞に応募を考えていた自分に「待った」をかけました。読者とは、冷たい存在だと。
叶子さんの一言は、心葉だけでなく、そう考えていた読者の心にも陰を落とします。
これらの展開がどうハッピーエンドへ向かい、誰が誰を救うのか。
全て、下巻で決着です。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)より
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No.31:
(5pt)

登場人物の数だけ物語がある

最終巻まで読んでとても感じたこと。遠子先輩の言葉でもある

「いろんな登場人物の気持ちになって、物語を読み返してみるのよ。
すると、新しい物語が生まれるのよ。」

この言葉がこの物語の全てのように思えました。
登場人物全てに過去・現在・未来がある。
死んでしまった人物であっても生きる人物の未来に繋がっている。
読者はまず「井上心葉」の言葉・目線で物語を追いましたが、
違った目線で読み直せば新しい物語が見えてきそうなお話でした。

救われていないと感じた方の多かったようである人物についても自分は可能性として
思うところがありましたが、登場人物の現在・過去・未来を「想像」できるのも
この物語の楽しみ方のひとつですね。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.30:
(5pt)

文学少女シリーズはマナの味

『“文学少女” と神に臨む作家 下』です。
本当に予測のつかぬ展開の連続で最後まで楽しませてもらいました。いやもう完敗です。
『狭き門』を活かしつつ、登場人物たちに結末を上手く与えたと思います。
見所は、遠子先輩ではなく心葉による謎解きです。
ただ三角関係については、ある程度予想通りの妥当な結末というところでしょうか。
最後の最後エピローグまで、実があって、読後感も良かったです。

以下シリーズとしての総括。
遠子先輩という極めて個性的なキャラに振り回される心葉の一人称で語られる物語ですが決してありきたり感は無く、それどころか多くの強み、魅力を持っていました。
学園モノという身近さに加え、前半のコメディー的要素、パンチラ、貧乳、ツンデレ、コスプレなどの萌え要素、遠子先輩の推理ならぬ想像によるミステリー謎解き要素、などが上手く絡んでいました。
有名文学作品をスイーツの味に譬える遠子先輩の蘊蓄。
壮絶な背景を以ていつつもひたむきに生きているキャラたち。
読みやすく丁寧な心理描写、情景描写。
伏線を張り巡らせた、予想もつかぬストーリー展開。
イラストも良かったです。
ライトノベルのシリーズは色々なレーベルから多々出ていますが、その中でも間違いなく上位に位置するシリーズだと思います。

難点を言うならば琴吹さんがかわいそう。あくまでもななせではなく琴吹さん。
ラブコメものにおける三角関係のサブヒロインというのは得てして扱いがヒドいものです。琴吹さんに関しても、特に扱いがひどい巻もありましたし、全体を通じても報われないことばかりでした。でもそんな報われない部分が琴吹さんのキャラの良さとして人気の一端を担っているようにも思えますが。

本編は終了しました。名残惜しいですが、学園モノなので、理3足切りされた遠子先輩が卒業してしまえばもうダラダラ続けることは不可能なので、きちんと終了して良かったと思います。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.29:
(5pt)

文学少女にまつわる物語

二月。遠子の卒業が近づく中、少しずつ距離を縮めていこうとする心葉とななせ。そんなある日、かつて心葉の担当編集だった人が訪ねて来る。再び井上ミウに戻るよう、促しに来たのだった。しかし、既にミウを振り切った心葉は、その誘いを断る。その夜、突然、家に押しかけてきた遠子は、なぜミウに戻ろうとしないのかと問い詰める。遠子は担当編集と知り合いだったのだ。
 徐々に明らかになる遠子と流人の家庭の事情。手段を選ばず心葉を作家に戻そうとする流人の暗躍。一度は振り切ったはずの亡霊が、天野遠子の物語として、再び心葉にからみついてくる。そんな中、ただ一人、書かなくてもいいと言ってくれるななせ。ななせの優しさに包まれた心葉を、流人はどうするのか…という感じで下巻に続きます。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)より
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No.28:
(5pt)

救いのある結末

上巻も含め中盤までの暗い流れを、遠子顔負けの"想像"で心葉がまとめきった。暗鬱な展開のまま終わる可能性も考えていただけに、救いの多いラストで良かったとは思う。
 シリーズのほとんどを、遠子が狂言回しとして動いていたけれど、「神に臨む作家」だけは、心葉を見えない部分だけで支え続けたななせが、その役回りを果たしていたと言えるのではないだろうか。彼女がもう一つの選択肢を与えることがなければ、心葉は最後まで決断をしないで終わったかもしれない。
 エピローグでは、シリーズの随所で張られてきた伏線が綺麗に回収されている。今回、ある意味でハッピーエンドになった結果、割を食った人も何人かいると思うので、彼らにも幸せなストーリーが訪れることを祈りたい。まあしかし、選ばれた、もしくは選んだ人間は、紆余曲折を経たとしても、最終的に行き着くべきところに行き着く、ということか。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.27:
(4pt)

怪談的ハッピーエンド

この終わり方はある意味『牡丹灯籠』的要素を持っていると思います。『牡丹灯籠』も見方によっては色んな解釈が出来ます。一見死霊にとり殺された怪談に思われがちですが、死霊に成り果てたとは言え愛してい女の愛を受け入れあの世で結ばれたハッピーエンドとも言えます。(実際ハッピーエンド解釈版のものを見た事があります。)

当初、『文学少女』こと遠子を文字通り妖怪でこの世の存在ではないと思っていました。それは父親たる文陽によって、その血と性(さが)の存在がつまびらかになったことによって覆されます。つまり『文学少女』こと遠子も肉体を持ってこの社会に生活する純然たるこの世の存在だったのです。

文陽はその性(さが)によって周りの人間を決して幸福とは呼べない状況にはからずも陥れてしまっていく。そして遠子自身も心葉を思いやりつつもその性(さが)に自由ではいられない以上(自身も言及している)、文陽と同じ陥穽に陥る可能性は0ではない。しかしその先に待ち受けている(かもしれない)苦難がイコール不幸とも言えない。文陽の場合はほぼイコールになってしまいましたが。

つまり、このハッピーエンドは何気に非常に深く重いハッピーエンドとも言えるのではないでしょうか。少なくともこの二人の未来にはめでたしめでたしだけでは済まされない何かが待ち受けている事は想像に難くありません。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.26:
(4pt)

読者を裏切らない文学少女シリーズ、卒業編

『“文学少女”と神に臨む作家 上』です。
ついに文学少女シリーズも最終話ですが、上下巻となっています。上巻は完全にヒキなので、上下揃えてから一気に読んだ方が良いと思います。

今までは、心葉の周囲の人物に起こった事件を、文学少女たる遠子先輩が推理ならぬ「想像」で解決してきましたが、今回は遠子先輩が渦中の当事者。

作家、というものについてが、もう一つのテーマです。
作家とは、『狭き門』をくぐる孤高の存在。そして作家と読者との関係。ネタバレになるため多くは語れませんが、なかなか考えさせられます。

流人くんがキレまくっていて、すごいです。
琴吹さんの部屋に訪れた時の場面が、とてつもなくあまあまで良かったです。シリーズを通してツンデレだった琴吹さんの、デレの収穫ともいうべきでしょう。

上下巻の上としては、あくまでもヒキなので★4としておきます。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)より
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No.25:
(5pt)

シリーズ全作で1つの「絵画」を作った名作

"文学少女"こと天野遠子と,"ベストセラーを生み出した事で精神的致命傷を負った作家"の井上言葉の「ボーイ・ミーツ・ガール」の最終巻。各巻ごとにレビューを書くとネタバレになるので最終話で。
「ボーイ・ミーツ・ガール」は,ライトノベルの定番ともいえるジャンル。しかし,このシリーズは少しどころか大幅に違う。普通は,「偶然会いました」なのだが,妖怪ヒロイン(?)の遠子先輩は言葉君を「作品をとおして」知っている。ここで2人は出会い,言葉君の「作品」が強い絆を生み出している。これは,とても珍しい例ではないだろうか。
他にも,言葉君が好きなんだけど素直に表せない,けど行間やちょっとした仕草で言葉君への想いが伝わってくる魅力的な同級生の琴吹さんをはじめとして,ひと癖もふた癖もある人々がおりなす物語が各巻にあふれている。
文体は,読みにくい部分,引用部分,独り言・思考部分等があり,ブロックを組み合わせたような作品ともいえる。しかし,なぜか放り出す気にならない不思議な魅力を持っている。そう,お気に入りの紅茶をゆっくりと口に運びながら1ページずつ楽しむ。私の読み方は,そんな感じだった。
各巻は,絵の一部分で全体を読み終えると絵画ができあがっている。後味のとてもよい作品であった。各巻での伏線や言葉の端々は,最終巻で「文字通り」完成する絵画の一筆とも言って良いだろう。

イラストは,苦戦しただろうが物語に溶け込んでいる。この作品の透明度や登場人物たちを描き出すのは,きっと作者・編集者と何度も話し合いプロットを何度も読みかえし,その結果はイラストが作品により魅力を与えている。

星5つの評価であるが,まず1冊目を読んでほしい。そして,あなたが登場人物達と一緒に生きていけるという感覚をもてたら,遠子先輩と共に"味わって"読んでほしい。そして,最後の文字を読み終えてできた絵画をどう評価するか,それはあなた自身を映し出す鏡なのかもしれない。

p.s.
遠子先輩,常に「ぺったんこの胸」と表現されているが,最終巻の最後にあるアフターストーリーで少しは主張できる位になったのだろうか。実は,すごい気になったのがここだったりするのは私だけ?(笑)。
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No.24:
(3pt)

全てを手に入れた彼女と 何一つ報いられなかった彼女と

望んだ二つが
両方とも手に入った彼女と、

自身で得た成長以外は
何も残らなかった彼女・・・

そんなコントラストが
頭の中に残ってしまい、
どうにもやりきれなくなってしまいます。

いつも一番一人ぼっちで、
いつも一番危険なところにいて、
いつも一番大きな勇気を見せたはずの彼女が、

最後まで誰にも、
何も与えてもらえなかったのは
本当にかわいそうでした。

本当に、かわいそうでした。
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No.23:
(3pt)

いいラストでした・・・けど

既にみなさんの書かれているとおり、伏線回収は素晴らしかったです。 ラストも、全てを丸く収めて、なおかつ感動的に終わらせるにはこれしかないんじゃないか、というくらい素晴らしい終わり方でした。 けど、自分は素直には感動できませんでした。 ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、この作品で誰が一番傷つき、一番救われなかったのか。 読み終えたあとに、それを考えてみてください。 兆候はありました。予測もできました。 でも、どうしても納得はできません。 全体的に見れば素晴らしい作品ですが、その一点だけで自分にはすっきりしない終わり方に感じてしまいました。
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No.22:
(5pt)

ラストのラストは各自想像

今までのシリーズで張り巡らせてきた伏線が綺麗に解決されていきます。意外な事実に先を急ぐ心を押しとどめ、しっかりしたエピローグですっきりしました。8冊目ですが1冊目から変わらない充実した内容と、成長したキャラクタ達が素敵です。
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No.21:
(4pt)

直球勝負の最終エピソード開始

最初から本筋です。これまで周囲の事にちょっかい出して進まなかった作品ですが、これは直球勝負です。主人公の心の葛藤がとても気になりますが、タイトル通り上巻であり感極まった状態で次巻へ続くとなってしまいます。2巻に渡る長編ですが脱線無しのため頭の中は話の整理が大変です。なのでここで一呼吸して後半に備えたいと思います。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)より
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No.20:
(5pt)

いいです

この作品は読み終わったときの感じが言いようもないほどいいです。
胸がスッとします。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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No.19:
(5pt)

いい最終回だった

近頃泣ける小説がなかなか無かったのでとても良かった。これは泣ける。伏線も回収されてすっきりできた。元ねたになってる小説(狭き門 (新潮文庫))も読んでみようと思った。
ラノベに分類されてて読者層が限られているのがもったいない。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)Amazon書評・レビュー:“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)より
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