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夜は短し歩けよ乙女
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	夜は短し歩けよ乙女の評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全439件 401~420 21/22ページ
	
	
	
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| こんなに楽しくて幸せな小説はそうそうない! 「おもしろい」ではなく「楽しい」。 独特の文体と奇抜な発想が、おもしろ可笑しく描かれています。 モッサイ男子と天然女子が織り成す、楽しい楽しい楽しい本。  | ||||
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| 本屋さんで何気なく手にとって買ってみたら、相当ハマりました。 現実と非現実が上手く織り交ざって、心地よい世界に入れる感じでした。 私は大学時代をまさにこの本の舞台である京都で過ごしましたが、 そういう人には大学生のバカみたいに楽しかったり切なかったり 無力感だったりという気持ちの移ろいとともに背景にある京都の景色が フラッシュバックしてとても懐かしい気持ちにさせられると思います。 筆者も京大出身者のようですが、どの大学でもおんなじようなこと してるんだなぁと共感しました(笑) 京都ならではの季節感も感じられて、京都好きにもオススメです☆  | ||||
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| 売れる前に手にしていたら! なんの躊躇もなく目を通していたら! 何ともったいないことをしたものか。これを「発掘」できていたらもっと幸せを味わえただろうに。 と、いう感じですね。 黒田硫黄と似た匂いがします。天狗党好きな人ならこれを読んでも後悔はしないはず。逆もまた然りです。  | ||||
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| 森見登美彦氏による文学ファンタジー。 京都を舞台に、黒髪の乙女と先輩が繰り広げる騒動を描く。 ケータイ小説が書店のハードカバー平置きコーナーを席巻する中、 レトロな雰囲気が一際異彩を放つ本書の表紙に惹きつけられ購入した。 本作は同じ舞台に立つ主人公二人の視点を交互に切り替えながら進行する。 黒髪の乙女に密かな想いを寄せる先輩。 そうとは知らずにその先輩と偶然(?)交流しながらも、我が道をロボットの二足歩行で行く黒髪の乙女。 乙女を想う先輩の本来のキャラクター設定は「内気な文学好き学生」なのだろうが、 時折、そのキャラの枠を大きく踏み越え大胆な行動に出る。 時に乙女の為に体を張って奮闘するが、それも「いいところを見せよう」という動機からではなく、 ただ「黒髪の乙女の喜ぶ顔が見たい」という純粋な想いに基づくように伺える。 また、その先輩の行動だけを見ると一歩間違えればストーカーなのだろうが、全くそれを感じさせないのが不思議だ。 作中では「唾棄すべき青春」と自らを卑下する描写が目立つが、実際彼は純粋でまっすぐで、勇敢な少年である。 本作では黒髪の乙女の無垢でコミカルな行動や発言に目を奪われがちになるが、 この先輩の勇気溢れる活躍に是非注目していただきたい。 願わくば彼にも声援を。 また、他にも二人を取り巻く奇奇怪怪なる人物達や、 繰り返し使われるシュールでコミカルな小道具が、 本作をより一層ファンタジックに彩っている。 文句なしの満点。  | ||||
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| 夜の先斗町界隈、古本市、学園祭と、『僕』のもう少しで好きな彼女に邂逅 出来そうで出来ないと言うシチュエーションと、『彼女』の天真爛漫な キャラクターと行動が、程度の差はあれ、個性が強く珍奇な脇役たちの パーソナリティが絡み合うことでバタフライ・エフェクトの如く巻き起こす 騒動を非常に巧みに描いている。おそらく作者はしっかりプロットを練り、 表に出る事の無い裏設定をちゃんと作っているのだろう。そのおかげで一歩 間違えれば矛盾に満ちてしまう可能性を一切排除してあるところはさすがである。  | ||||
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| 何て可愛いのっ!イラストのあまりの可愛らしさに、体に電気が走りました。 さらに、ページをめくると、キュートでありえない幻想世界が紙一杯に漂って、あっという間に私は怪しい京の世界に足を踏み入れていました。 物語は、現実にはありえない、ぶっとんだ日常が、ヒロインと彼女に恋している先輩の二人の視点から交互に語られることによって進みます。 少し読む目を止めて考えてみるとありえない事が、何気なく淡々と当たり前のように書かれていて、読み終わってから、そういえばこの場面ありえない・・・。と気付く事もありました。 ヒロインがとにかく可愛くて、微笑みが零れること間違いなし。 先ほどから私が連呼している‘ありえない’は普通、あまり良い意味では使いませんが、本作においてのみ、誉め言葉になります。 というわけで、思いっきり叫ばせていただきます。 『夜は短し歩けよ乙女』なんて、ありえないっ!! いや、もう本当に、可愛くてありえない素敵な本です。読んでいる間中、微笑が止まらない『夜は短し〜』読んでみませんか?  | ||||
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| 思いっきりうさんくさい擬古文調で暴走する、 キュートな妄想系ノンストップ・ラブコメディ。 アブなくない妄想系というのも珍しく、 読者は一気に読み終わるカタルシスを味わうだろう。 あり得ない天然系美少女も アブノーマルな脇役たちも 一歩間違えば危険なマニア小説となってしまうところ 微妙なバランスでずらしてくるところは絶妙。 さまざまな小説・映画からの影響は 賛否両論分かれるところであろうが これだけブレない世界観を見せつけられると それだけで高く評価してもいい。  | ||||
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| お友達のすすめで読んでみたのですが、とても楽しめました! だーっと読むより、ゆっくり本の世界の空気にひたりたくなるようなお話で 途中読むのがもったいないかななんて思うくらい素敵な世界観の御本でした♪ イメージ的に竹久夢二が好きな人はきっとお好きな世界なのではないかと思いました♪ 日だまりみたいな日常と、ほんわりファンタジーが絡んで 語り口が変わっても、心地よさは変わらない感じで♪ とても素敵な乙女道でした^^♪乙女必読♪  | ||||
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| かわいらしい表紙イラストに惹かれて買ったのですが、 古臭さを装った文体に最初は馴染めませんでした。主人公のへタレぶりもイライラするし。 ところが読み進むうちに、そのエキセントリックワールドに嵌ってしまったのです。 登場人物はみな一筋縄でいかない変な人ばかりで飽きさせない。 そして主人公が思いを寄せる不思議ちゃんが、だんだん愛おしく思えてくる…。 ラストのキュートなエンディングは胸がきゅんとなります。 はちゃめちゃなようでよく計算された小説です。 作者の力量は大変なものだと思いました。  | ||||
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| いや、罠ってほどではないですが、勘が良ければ結末が想像できるという意味で「良い小説はすべてミステリ」という誰かが言った名言が見事にあてはまります。 藤田治の純愛(バカ)ファンタシーと古川日出男のマジックリアリズムを融合させて、そこに美文調文体を振りかけるという荒技が成功していて、読んでいる間は浮き世の憂さを忘れさせてくれます。癒しを狙ってない(エモじゃない)のに幸せになる良書。  | ||||
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| このカバーデザイン、凄いアイキャッチですよ。 いかにもイマドキらしいピンとした線の絵柄と、ちょっと古びた浮世絵のような色彩で、 道後温泉がチンチン電車に乗っかったような不思議な乗り物が描かれている。 これが平積みにされてしまうと、そこだけ何じゃこりゃなキッチュな世界が広がっていて、 思わず手に取って見ずにはいられませんでした。 で、即立ち読みモード突入。 どうせ2,3ページ読んだら「クダラネ」って展開になるだろうなとか思ってました。 しかしこれが見事に裏切られましたよ(いい意味で) ページを繰るごとに、不覚にもこの不思議世界にどっぷり引きずり込まれてしまい、 知らず知らずのうちに私も夜の先斗町を徘徊しておりましたですよ。なんですかこの世界は。 京都の町を舞台とし、浮世絵模様の光景が怒濤のように展開します。 「んなバカな」 と言ってしまえばそれまで、でも何故か最後まで読ませてしまうパワーは認めざるを得ません。 まいったな、コレ面白いですよ。一章を読み切った所でレジ直行でした。 春夏秋冬「彼女」と「私」を巡る4つの恋のエピソード集・・・それがこの作品です。ま、オムニバスですね。 こう書くといかにも「キュートでポップ!とびきりのラブコメディ!」なんて陳腐な帯とともに、 新刊本の洪水に流れ去ってゆく一冊にも見えますが、案外コイツはむんと胸を張って踏ん張りそうな予感がします。 散りばめられた近代文学のテイストや、作中で見せる著者の本オタクぶりなど、ところどころ小技が効いてます。 漱石、太宰、いや千と千尋かうる星やつらか、電車男か。何だか色んな物ごっちゃ混ぜの不思議世界を冒険した気が。 このキャッチーな装丁と、作風が見事にマッチしてますよ。 本屋さん大賞ノミネートもむべなるかな、飛んで火にいる夏の虫とは私のことです。 やられました。  | ||||
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| 起こる出来事はライトノベルかコミックのようですが、舞台(京都)にマッチした純文学 のような文章なのでその落差がおもしろい。 また、意中の人とろくにしゃべったこともないけれど、なんとかして近づこうとする 主人公→ラストでちょっと仲良くなる?(付き合うではなく)ってところが大昔の少女漫画 っぽくて可愛らしいです。 可愛い作品ですが、ヘンさが私のツボとはちょっと違ったので、大ハマりとまでは いきませんでした。  | ||||
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| ふと休憩時間にタイトルと装丁に魅かれて手に取ってしまいました。 初見から2度目には財布に余裕がありダメ元で購入しました。 「おもしろーい」と思い翌日の休みはだいなしです。 どこにも行けず・読み終わるまで出れず… 重要事があっても外に出られない、そいつが出してくれないのだ。 …詭弁論部に入りたいです。  | ||||
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| 「人事を尽くして、天命をまて。」 冴えない大学生が、黒髪の天然キャラ女学生に恋をする。 全編不思議な雰囲気につつまれている。宮崎アニメの『千と千尋・・・』を思い出させるような、なんともノスタルジックな雰囲気。舞台が京都というのが、「そんなこともあるかも」という気持ちを盛り上げてくれます。 イメージとしては不思議系のマンガやアニメのような展開ですね。女学生のなんともいえない癒し系の天然さと、個性的な人たち(どう見ても人でないのもいますが)との掛け合いがなんとも心地よいです。 ふんわり、ほんわりした春の日のような作品。気楽に楽しめるので、おすすめです。  | ||||
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| とにかく全身で楽しめる小説である。どうにもこうにもさえない大学生のひたすらなひたすらな恋の物語…なのであるが、これがまたそんじょそこらの恋愛小説なんかじゃないのだ。 出てくるわ出てくるわ キョーレツなキャラのオンパレード。 本屋大賞2位になって表彰式で書店員から爆推薦されまくっていたから今年ブレイク必至であろう。 これを読めばきっと恋がしたく なる。  | ||||
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| はじめは、文体に馴染めず、とても読みづらかったです。1・2章は、ファンタジー溢れる物語で、頭の中で想像するのがとても大変でした。3章になると、グッと現実味のある物語になっていき、文体にも慣れてきたというのもあってか、この本の中では一番のおもしろさだったと思います。(森見ワールドになれたってこと?)結構笑っちゃいました。 最後に読み終えたときは、主人公の恋の行く末を応援したいというか、なんかちょっとすがすがしい恋をした時の気持ちが蘇ってきたような感じすらしました。  | ||||
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| 10数年前に確かに僕も大学生でした。 そして、大学生の4年間は、いかに無駄に過ごしたかが、 後の生活を大きく変化させるものだと最近になって考えるようになりました。 そして、この本にはその「無駄」な時間のすべてが詰まっているように感じます。 京都の風景と独特な文章の「ながれ」 そして、そこに移される、現実とも虚構とも(いや虚構ではあるのですが)つかぬストーリー、 確かに、僕たちはこの本と同じような無駄な時間を過ごしてきたように思います。 そして、今になって、こんな時間が愛おしく思えてならないのです。 僕たちは、これから先、あと何度この本のような贅沢な時間を過ごすことが出来るのでしょうか。 もしそんな時間はもう二度とこないのであれば、 この本が手元にあることを感謝するべきなのでしょう。  | ||||
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| 文体が変わっているので好みわかれるかもしれません。女子…とか、文学好きな方は好きかも。昔の純文学のパロディっぽくも感じられます。ありえない映像を頭の中でイメージするのが楽しかったです。これって文学?恋愛小説?ファンタジーノベル??いろんな感想が交錯する新感覚の一品! | ||||
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| 独特の文体やキャラの台詞回しに、親しみにくさを覚える方も多いとは思いますが、何しろ舞台は京都です。これくらい古めかしいほうがこの本の世界観には合っているんじゃないかなぁと、私は勝手に思っています。何よりこの本は、そんな些細なことなど気にならない程の魅力で溢れています。愛する黒髪の乙女の為に奮闘する先輩や、ふわふわした雰囲気を持つ黒髪の乙女は、語りつくせぬ程キュートですし、独特の語り口も新鮮で、作者のユニークさが伺えます。かわゆい奴らの恋に胸がきゅんきゅんして、何度も何度も読みたくなってしまう本です。 | ||||
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| 京都の大学生のコミカルな片思い生活を春夏秋冬で綴った恋物語。 不思議な登場人物たちと物語が、京都ならでは・大学生活ならではの独特の雰囲気と妙にマッチしていて、本当にこういう不思議が起こりそうに思えてしまう。独特な文体といい、物語に酔いました。  | ||||
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