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正義をふりかざす君へ



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【この小説が収録されている参考書籍】
正義をふりかざす君へ
正義をふりかざす君へ (徳間文庫)

正義をふりかざす君への評価: 3.71/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

結末に不満

長野県棚尾市を舞台にかつてホテルでの食中毒死な絡み地元新聞社の激しい追及をきっかけに、窮地に追いやったそのホテルを買収した新聞社の社長を数々の事件を通して追及していく男を描いた作品。
最後は呆気なかった。
新聞社社長の自殺ではなく、悪事を暴きしかるべき責任を追及してほしかった。
一般文学通算2399作品目の感想。2020/05/16 09:10
正義をふりかざす君へAmazon書評・レビュー:正義をふりかざす君へより
4198636184
No.8:
(3pt)

まあまあ

元妻の依頼で、不破勝彦は故郷・棚尾市へ久々に戻った。不倫の証拠写真を撮った者を調べてほしいという。不破はかつて義父のホテル業を手伝うために地元紙・信央日報を退職した。しかし食中毒事件で義父は失脚、妻との不仲もあって、彼は故郷から逃げ出したのだ。七年ぶりに戻った不破は、ホテルが古巣の信央グループに買収されていたことを知る。そして、何者かが彼を襲撃する!
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No.7:
(3pt)

物語に入り込めず…

「ローカル線で行こう」が面白かったので、読んでみたのですが、
いまひとつストーリーに入り込めないまま、
それでも少しずつ読み進めて、完読しました。
社会派の物語で、日本の時勢に合致する要素もふんだんに盛り込まれているのですが、
説明過剰だったり、あるいは説明不足だったり、
人物描写が希薄だったり、説得力に欠けたり…。
正直なところ、本来はスリリングな話であるはずが、
その臨場感を味わえず、読み疲れを起こしてしまったように感じます。
個人的に、東野圭吾さんや桐野夏生さんのような、人の“情”が描かれた小説が好きなんですが、
真保裕一さんの作風は、それとは違うタイプかなぁ〜と思いました。
作品によって違うかもしれず、作風の広い作家さんなのかもしれませんが…。
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No.6:
(3pt)

普通

題名に期待して読んだが、内容がありきたりで、正義のほり下げが浅い。
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No.5:
(3pt)

読み応えはあるが、・・・

5時夢で新潮社の中瀬親方がオススメしてたので読んでみた。
420ページを一気に読み下した。
読者の気持ちをつかみ、事の真相へ読み手を導く構成力と平易な文学的表現は素晴らしかったし、読み応えもあった。
ただ、やや無理のある筋書きで、「なんで?」と感じる点がいくつかあった。土曜ワイド的なそんなこと気にしないで
読み進めというような。性格的にそういうところが気になってしまうんですよね。
真実が徐々に明るみにでるところでも、思ったほど驚きを感じなかったし、読んですぐ意味が分からなかった部分もあ
った。
ドキッとしたのは自殺した宴会部長の家にお詫びに行ったシーンでお茶の代わりに・・・・・が出されたところかな。
でも、読み物としては面白かったです。
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No.4:
(3pt)

あからさまな出世欲・権力欲

いつもながらの筆力でスピード感あるストーリー展開。登場人物が限られているのに因果関係の推測が難しく、読者の裏をかいていく展開は流石。

しかし、ここまであからさまに出世欲、権力欲を全面にしてなりふり構わない人たちはいないとは言わないけど、表面的にコンプライアンスがうるさくなっている世の中では、少し現実離れして見える。
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No.3:
(3pt)

マスコミって・・・

これだけ人に嫌悪される主人公・勝彦が不憫で気の毒で・・・

もう、親の敵(そう思い込んでる人もいる)がごとく
罵倒されるんだけど、実際そんな体験してそれでも
元妻(義父)のために頑張るなんて聖人君主です。

その元妻と友達の弥生もちょっと酷いと思います。
弥生も妻も礼儀というか、最低限の礼儀は尽くしても
いいと思うんだけど・・・失礼すぎませんか?
結局弥生も利用されただけなのかな?

市長を巡る両陣営の争いに巻き込まれるんだけど
あんな街絶対住みたくないです。

こんだけ怒ったり同情したり本を読みながら感じることが
出来たってことは本としては面白いと思います。
先がどうなるか読めなかったし
意外な人が動いていたり・・・・

ただ最後がちょっと甘い感じがしました。
あれだけ悪事を働いた人間がこんなあっさり?って
思いました。 もっと知人の面前でギャフン!土下座!逮捕!
でも良かったかな・・・単純な私は思っちゃいました。

マスコミのあり方も考えさせられました。
事件の時にわぁ〜とかき立てるだけかき立てて
訂正記事とかほんの隅っこで・・・
警察も信用できない〜。一般市民って弱いんだと
そちらが怖くなりました。このあたり真保さん上手です。

一気に読めましたが、すっきり感はありませんでした。
二番目の奥さん、遺書書いておくべきでしょ(笑)
勝彦さんがこの後、幸せに暮らして欲しいって思いました。
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No.2:
(3pt)

地味ながらも作者らしい作品

タイトルからして、なかなか考えさせられる作品です。

地味な展開ですが、その分リアリティがあります。正論だけでは難しい。

あと主人公が狙われる要因はちょっと弱いんじゃないか、と思いました。そこまで神経質にならなくても、(狙う側が心配していることに)辿り着けないんじゃないかなと思います。

但し、元妻から主人公が受ける相談の幕切れは、私は予想がつかない事だったので良かったです。
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No.1:
(3pt)

ネタバレ!スミマセン。でも主張したい!

ネタバレ!スミマセン!

 ラストで黒幕が自殺します。

 読み出しから、グイグイ引っ張られていくように、丁寧な作り方をしています。工夫しているのが心地よく感じ取れます。

 眠るのが惜しいと感じるくらいストーリーに引き込まれていきました。

 しかしながら・・・ラストは不発でした。黒幕は最後までヒール(悪役)に徹していただきたかったです。そうでなければ主人公を邪魔しつくした意味があいまいになるように感じるからです。

 この辺りは著者の美学・流儀なのでしょうが…エンターテイメント好きな私には物足りなく感じました。

 けれど読んで損はしません。

 あなたは私の意見に賛同してくれますか?それとも著者の流儀を支持しますか?


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