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(短編集)

見えない復讐



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【この小説が収録されている参考書籍】
見えない復讐
見えない復讐 (角川文庫)

見えない復讐の評価: 3.00/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

やっぱり復讐は読了感良くないかっ。

復讐の為の計画を綿々と練るはなしかと思いきや、復習自体の計画に関するエピソードは少ない。
初めから真ん中くらいまでは、話の展開も読めず。。。入りきれもせず。。。
雲を掴むような思いで読んでいました。
残り25%で一気に展開といった感じぐっとスピード上がりましたが、やはり題材が復讐なだけに気持ちが良いものではないような。。。
ネタバレになるので、あまりいえないのですが。。。
見えない復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:見えない復讐 (角川文庫)より
4041010136
No.1:
(3pt)

ひとは、駒ではない。

共通の<復讐相手>をもつ「実行者」と「支援者」。
しかし、「実行者」は「支援者」の意図を知らない。
「支援者」は自らの手を汚す事なく<復讐>を実現しようとする。
しかし、最後の最後で「実行者」から裏切られる。
「人は、駒ではないのだ」と・・・。

論理的に考えたとおりに人は動くものではない。
これは石持作品の登場人物に対する、作者自身のアンチテーゼのような気がしなくもない。
透徹した論理展開の先に、「それに従わない」ひとがいたら、そこで作品世界は瓦解してしまうのか?

ここ数作の連作集で見せている「後味の悪さ」。
次の段階へ進むための一歩だと信じて星三つ。
見えない復讐 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:見えない復讐 (角川文庫)より
4041010136

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