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(短編集)
魔法少女育成計画
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魔法少女育成計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 41~48 3/3ページ
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評価が高かったので、本屋で購入をさせてもらいました。 読んでみた感想としては、「なんだか浅いなぁ」と……。 そう思った理由は、登場人物の造形が薄っぺらく感じてしまったところ。 魔法少女が多く、新しい人物が出てきた!と思ったらすぐ死んでしまいますし(16人もいますから)、 群像劇っぽいところもあるので感情移入がし辛かったのかもしれません。 傍観者として物語を眺めちゃいました。 それと魔法少女っぽさが薄いです。 何人かはしっかりと魔法を使っていましたが、描写が少なかったせいなのかな。 魔法能力を皆持っているのに、なんだかそれを上手く生かせてない印象を受けました。 次の作品は前・後で分かれるみたいですので、描写が増えて面白くなるかもしれませんね。 | ||||
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ネット上やほかの方が書かれているように魔法少女版甲賀忍法帖という認識でよいと思う。 思いがけない重要そうなキャラクターを殺す思い切りはよいと思った。 ただ、文章力はやや物足りないものがあり、キャラの内面描写は掘り下げが足りないし、魔法を使った戦闘シーンも少し稚拙な部分があると思う。 しかし、それを差し引いてもライトノベルには珍しい挑戦作だと思う。値段分の価値はあり。 第二弾として前日談の刊行が予定されているとのことなので期待して待つ。 | ||||
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『魔法少女まどか☆マギカ』の設定をパロった上でその裏をかくならいいのです。 違う世界観を見せてくれるならいいのです。 せめて、どこかひとつでも新しい部分が見えていればそれでいいと思うのです。 しかし……。 ここでいくつか例をあげます。 「四次元ポケットに隠した大量の近代兵器」で攻撃する魔法少女。 「絶対に当たる武器」+「数百発単位の物量波状攻撃」で攻撃する魔法少女。 「透明マント」+「変身能力で味方の姿に化けて」不意打ちする魔法少女。 「魔法少女を誑かすため嘘をつくマスコットキャラ」と 「そいつの言葉に耳を貸さないで」と叫ぶ別の魔法少女。 残虐な師の教えを忠実に守るあまり師の寝首すらかく魔法少女。 その忠実さと残虐さの真相は「正体が子供」だったから。 上記はあくまで作品中のごく一部の例でしかありませんが、 これだけ書けばご理解頂けるかと。 『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate stay/night』『BATTLE ROYAL』などなど、 メジャーな作品のシーンやプロットをそっくりそのまんま流用しすぎです。 文章も無理に奈須きのこっぽくしなくてもいいです。 普段は癖のない簡素な文体なのに、ところどころで突然饒舌になって、 通常使わないような難しい漢字を連発されても苦笑しか出ません。 ここでの評価がずば抜けて高かったので期待しましたが、 中身はパクリの寄せ集めでオリジナリティはひとかけらもありません。 その志の低さに心底ガッカリしました。 例えば『魔法少女まどか☆マギカ』は 既存の魔法少女作品の文脈を模倣しつつ裏をかき、 ループものSF作品を下敷きに新たな世界観を見せました。 例えば『Fate stay/night』は バトルロイヤルもの、英雄仮想戦記もの、 伝奇ものを下敷きに新たな世界観を見せました。 例えば『シュタインズ・ゲート』は 『バタフライ・エフェクト』をはじめとした 時間SFを下敷きに新たな世界観を見せました。 この作品にそのような新しさはひとかけらもありません。 焼き直しの焼き直しの焼き直しでしかなく。 伝えたいことも何もなく。ただただ残念です。 | ||||
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ネットの某書評サイトで紹介されていたので購入。 ライトノベルも魔法少女物も普段は読まない自分から見ると、山田風太郎の忍法帖シリーズを思わせる作品です。 ただ、二番煎じというつもりはありません。 夢と理想で一杯の魔法少女たちの闘争、という点が忍法帖よりもえぐさを際立たせていると思います。 あと、魔法少女たちの人助けについての描写(自転車を直したり廃棄物を片付けたり)も面白いと思いました。確かに、現実の人助けでドラマチックなものは少ないと思います。 仏教の開祖シャカムニ仏は、仏教教団を導くために食事のときくちゃくちゃ音をさせないことや、ディルドーの作成所持禁止などの戒律を何百も作りましたが、この魔法少女の人助けも同じような「超人の哀愁」を含んでいると言えるでしょう。 ただ、内容が薄く少々物足りない気がしました(よく言えば、軽快に進むということですが)。 ですので星四つとしました。 | ||||
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ストーリー展開がとても上手な作品です。キャラの特徴、魔法がはっきりしている為に スラスラと頭に入ってきます。 まどかマギカの設定にぼくらのに出てくるコエムシみたいなキャラなど、二番煎じっぽい上で 決して違和感を抱かせない物語です。 キャラクターたちの追い込み方もまた、逸品です。 読むときはイラスト部のキャラ設定を見てみて、 誰が生き残るかを予想してみるともっと楽しめますよ!! | ||||
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ネットの書評を見かけて、冷やかし半分で購入しました。 2011年の某アニメ以降、血みどろの魔法少女物が多数作られるのではないかと言われている中で、 二番煎じと言われかねないタイトルをあえて出版した作者と出版社の実力は、 予想を上回る出来栄えでした。 特殊能力が1人1つに限定されている中で、 組み合わせ次第で誰が勝ち残ってもおかしくない群像劇と異能バトル、 紙一重の判断と運不運で決した勝敗、 敵が残した武器やアイテムを回収して使用するなど、 バトル物として非常に良い内容です。 周囲の人間に正体がばれてはいけないという制約を利用しての闇討ち、 キャンディ(魔法少女の評価ポイント)の点数を操作して自分達のチームリーダーを真っ先に脱落させる反逆行為など、 頭脳戦も見事です。 登場人物についても、狂っているキャラも含めて、しっかり描かれています。 また、ゲーム用に設定したキャラの姿に変身するため、現実での容姿,年齢,性別と一致していない点も見事。 唯一の男性である、男子中学生の「変身すれば完全に女だ」と顔を真っ赤にしながらの発言に爆笑しました。 「変身端末の画面がハート形で大変見にくい」、 「助けられた人間から見ると、(そこそこの容姿でも)補正がかかって凄い美少女に見える」 など魔法少女物に対するドライな文章もあって見事です。 | ||||
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ラノベのイラストと内容がこれほど一致するのも珍しい。すべてが頭一つ抜きん出た小説だと思ってもらいたい。 昨今のラノベは、グロ描写や、善悪の転換、細かい設定ばかり追い求め、キャラクターがテンプレート化してたのだが、たとえ後半に出てきて少ししか活躍しなかったキャラクターでも思い入れをさせるこのラノベは、素晴らしいにつきる。 群像劇としても、展開、意外性、結末とよくまとまっているし、魔法少女の設定に関しても無理はない。ないといえば「萌」要素がないぐらいか。 この作品から、またラノベが違うステージにいくのかもしれない。変化を感じさせる作品、読後に感じたのはその一言 | ||||
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一度読み終わったライトノベルをもう一度読もうと思ったのは初めて。それぐらい濃い。 一度目はダークなサスペンス。二度目は切ない心理ドラマ。 キャラがつかみにくい、ストーリーが追いにくい、という欠点はありますが、二度目を読ませるチカラが間違いなくあります。 でも、できれば、16人もいる魔法少女たちのキャラをもっと活かすために、1冊ではなくて数冊のシリーズとして書いて欲しかったです。 | ||||
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