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公開処刑板 鬼女まつり



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公開処刑板 鬼女まつりの評価: 3.67/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

「事件」の描写が欲しい。

デビュー作『公開処刑人 森のくまさん』の続編の位置にある作品。『森のくまさん』については未読だが、(おそらくは)それぞれ独立した作品なので本書を読んで「分からない」部分はほとんどない。あるとすれば結末に登場する固有名のみであるだろう。さて、このようなテーマの作品ではネットに匿名で書き込みをしている人物が本当は誰なのか、ということがどうしても焦点にならざるを得ないし、それがどれだけ意外であるかが面白さの中心とはなるだろう。その点では主人公に近すぎず、遠すぎない人物に配したことが実に巧みである。付け加えれば、現実に起きた「事件」についてもう少し詳細に描写していたならばもっと迫真性が増しただろうと思われる。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.5:
(4pt)

森のくまさんの続編(一応)

公開処刑人もりのくまさんの続編にあたる作品。

あんまり前作とのつながりは感じられなかったけど、ところどころふんわり繋がっている感じはあった(あしだかおるとか…)。

いやでも今作のトリックはしっかり読めば見破れた気がするな〜。悔しいー!
せっかくならこのまま新たな続編書いてほしい。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.4:
(5pt)

誰でも簡単に使用できるネットでのミステリー。

現代のネット社会問題やスネークなどをリアルに表現されたミステリーで、自分の身近にももしかしたら起こっているかもしれないというスリルを味わうことができました。

堀内先生は前作の森くまといい、ネットの会話をまるで本当に書かれていたような内容を作られるので、小説の世界に引き込まれます。

現代のミステリーを見たい方にお勧めします。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.3:
(4pt)

不思議な魅力がある

この作者の作品は決して大傑作といえるほどのものはないけど、読みやすくてこじんまりしたところが、憎めないというか惹かれます。この作品はネットにおける「まつり」をテーマにしており、非常にリアル感が漂っています。コンピュータウィルス冤罪事件なんかにも触れられていて、時代感がありますね。ミステリってあんまり現実の事件は入れないという印象があるので、これは新鮮でした。次回作が楽しみな作家ではあります。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800208505
No.2:
(5pt)

おもしろかったです。

デビュー作品、公開処刑人森のくまさんに続き、今回は、公開処刑板。
掲示板の書き込み、というテーマは、今現実にどこかで起きていると思わせるもので、どうやって展開していくんだろうとおもわせ、読み進めていきました。
結末まで読み、そのまま、次作を読みたいと思わせます。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.1:
(4pt)

ネットの怖さがヒシヒシ伝わる秀作

ネットの狂気と怖さがヒシヒシと伝わる秀作。ニュースなどで伝えられる学校のいじめによる生徒の自殺、ネットの掲示板に書き込まれるウワサや真実を上手く調理し、あっと思うようなストーリーに仕上げている。

前作の主人公の森のくまさんが、チラッと登場するのもにくい演出。面白くて一気読み。

ネットの匿名性が人間の残虐性を刺激し、それが、いじめを増長しているのかと思うよいな怖さを感じた。

鬼女は森のくまさんよりも怖い。
公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:公開処刑板 鬼女まつり (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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