ヘラクレスの冒険

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ヘラクレスの冒険の評価:

4.20/5点 レビュー 20件。 B ランク

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平均点4.20pt

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全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(2pt)

ヘラクレスの「カボチャ」

 この作品の導入で、ポアロが引退後の趣味としてある野菜の栽培を語っている箇所が、昔から気になっていた。
 ハヤカワ文庫旧版の高橋 豊氏の訳では「ナタウリ」、本書の訳では「カボチャ」となっているが、前後の記述との違和感があった。
 原書をあたってみると、「vegetable marrows」であった。Wikipediaによれば、「vegetable marrow, a variety of squash, or a large courgette (zucchini in US English)」であり、現在であれば「ズッキーニ」と訳するのが適切だと思う。少なくとも、「カボチャ」はあまりにも乱暴である。「ズッキーニ」ならば、「taste of water」との表現や、調理法の描写とも一致する。
 長年の疑問が氷解したのはうれしいが、今回の新訳には異議をとなえたい。旧版は昭和51年初版であり、ズッキーニなど恐らく日本で流通していなかった時代を考えると、植物学的に正しい「ナタウリ」との訳は適切といえる。しかし、ズッキーニが普及している現在の訳として、「vegetable marrows」を「カボチャ」と訳するのは訳者の怠慢に思えてしかたがない。
 その他、全体として訳文が冗長で、日本語としてのリズムが良くないと感じた。機会があれば、旧訳をお読みになる事を強く勧めたい。
ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300600
No.1
(5pt)

ポアロ・ファンにおすすめ!

エルキュール・ポアロが挑む、バラエティー豊かな12の難事件。ゆすり事件に巻き込まれた若手政治家の話や、ある人物が2つの事件に登場し、ポアロの指示で潜入捜査をする話などが収められています。ポアロの活躍がたっぷり楽しめる一冊です。
ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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