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(短編集)
残り全部バケーション
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残り全部バケーションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 41~60 3/4ページ
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様々な主人公の人生に主人公同士が絡み合って、様々な事象を引き起こす物語。 「あれ、この人さっきのあの人だ!」みたいなことを沢山体験出来ます。 主人公が入れ替わりながら物語が進んでいくので、一気に読むことをおすすめします。 間を空けて読むと、主人公同士のすれ違いに気づかない可能性もあるので…。 伊坂幸太郎の作品を読んだことがある人なら気付くかもしれませんが、ラッシュライフと同じ形式です。 すれ違いを楽しむ物語です。 個人的にはラッシュライフよりも文量が少なく、内容的にも軽いので、こちらをおすすめします。 | ||||
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きっと友達同士でワイワイやりながら ブログ更新してるんですよ。 | ||||
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いまさら、読んで「なに?」と思われそうだが、本当に面白かった。 初出一覧を見て、かなり違う時期に、しかも掲載誌もばらばらの発表された作品なのだと、驚く。さすがは伊坂幸太郎さん。短編としてバラバラに発表しておきながら、それを最後に第五章「飛べても8分」を書き下ろしで付け加えて、完成してしまう。お見事ですね。 裏稼業もアウトソーイングの時代という設定が、まずすっとぼけていて、愉快。そして溝口、岡田コンビ、それに太田、高田の順に下請け悪漢が登場するが、とにかく、悲壮感ゼロ。善人のように悪事を繰り広げる。 いやいや、面白いぞ。会話のセンスは最高! | ||||
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伊坂さんの作品はたくさん読んでいますが、 この作品は特に終わり方が新鮮でした。 それに、心に響く言葉に出会えたので読んでよかったです。 | ||||
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五つの短編で一つの物語になっている本のようです。第一章の物語の終わりが、どのように展開されていくのか最後までわからなかったのですが、読み終わったときにやっとわかりました。時間軸や物語りの謎をきれい回収してゆくところはすごいし楽しかったです。著者の作品では、終末のフールと似たような雰囲気ではないかと思いました。 本書の中で、-飛んだら八分、歩けば十分、メールは一瞬-というセリフがなんとなく頭に残りました。すごく面白かったです。 | ||||
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それぞれ5つの別々の小説が 実は5章に分かれた長編小説となっております。 クールで冷酷な小悪党の主人公が実は義理人情に厚い 人物だった。 熱い男の命をかけた大勝負(表現が昭和ですみません・・・。) それがわかるのがほとんど後半の92%(タブレットで読んでいます) そこから一気に瞬きなしで(実際は瞬きしてます)読み進め、そして 最高潮が96%(タブレットです) 大丈夫か?このまま解決するのか? まだ、4%残っている。きっと解決するだろう。 不安になりながらも、いまだ瞬きなしで、読み進める。 残りが3%になり、さらに気になって仕方ない。 %がカウントダウンされる。 最高潮といったが、さらに大きな山がもう一つ出てくる。 読みながら、「これ終わらないんじゃない??」って不安になる。 残り2% ドライアイで涙が出てきそうだ。 いや、小説の内容で泣きそうだ。 そして、残り1% 結末を待たずに小説は終わっていった。 しばらく 私は瞬きの仕方を忘れてしまいました。 ジェットコースターの滑車がどんどん上に上がり、心臓がドキドキしているところから、 一気に加速して下まで落ちて行く。 そのまま滑車が1回転するはずが、3分の2回転あたりで、「はい、おしまい」って 言われ放置されたような、今もジェットコースターに乗っている気持ちのままです。 今夜はしばらく眠れそうにありません・・・。 目の瞑り方も忘れました。 | ||||
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面白かった。 「あるキング」から、伊坂さんへの評価は個人的に下がっていたが、これは良かった。 こういう、小悪党みたいなキャラクターを書かせれば、これほどうまい人もなかなかいるまい。 陽気なギャングや、グラスホッパー、ラッシュライフでも美学をもった悪党は出てくるが、サラリーマンをやっていると、こういったキャラにあこがれが生じるようだ。 彼らの人生が残り全部バケーションになればよいが、 「現実を見ろ」と言われそうでもある。 | ||||
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アウトローな世界で生きる3人のキャラクターを中心とした連作短編. いつもながら,こういう個性的なキャラクターを造形して いきいきと活動させるストーリーにぐいぐい引きこまれる. ちょっと荒唐無稽な日常のストーリーがラストで一気に収束する展開はお見事. 伊坂氏の本領発揮といったところである. ただ,最近の伊坂作品にはサイコパス的なキャラクターが多いような気がする. ノリの軽さと言動の殺伐さのギャップを狙っているのかもしれないが, 逆に人を人と思わない部分が際立ってしまって,ちょっと引いてしまう. | ||||
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本書は重ったるくも軽すぎもせず、気晴らし的に気持ち良く読めました。 程ほどの軽さと、重いテーマも軽快さに乗せて、読み手の気持ちを落ち込ませる事なく、気分よく読後に導いてくれたんで、「面白かった」と屈託なく思える感じでした。 | ||||
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終わったあとに読み返したくなる。さすがとしか言いようがない。 | ||||
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伊坂作品の中でも特に読みやすい。キャラクターのやり取りがお洒落。エンターテイメントに徹していて清々しい。複雑なこと考えなくても楽しめるので、新幹線や飛行機の移動のお供に最適!長くないのでラストまで一気読み。 | ||||
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残り全部バケーション、と主人公岡田に言わせたところで、 この小説は勝ちかな、なんだかやられた、と。 人生の残り全部バケーションみたいなもの、ってなんという素敵な響きなのだろう。 ラストシーンについては賛否両論ありそうだが、(物足りないか?) 何となく最近の伊坂氏の作風なのだろう、きっと。 | ||||
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人に言えない裏の仕事をしている溝口と岡田を中心に展開される5つの短編集。 どの話も軽快なテンポで爽快感があり、相変わらず読んでいて楽しかった。物語が徐々につながっていく展開も著者らしくてよかった。 個人的には「タキオン作戦」と「小さな兵隊」が好きだった。 「タキオン作戦」は、たまたま出会った虐待を受けている少年を救うために岡田が仕込んだ壮大な計画が展開される。一見関係のない話がどう収束するのか、読んでいてワクワクする話だった。 「小さな兵隊」は、問題児と言われている小学生の岡田少年と、好奇心旺盛な男の子の物語。弓子先生を守るために奮闘する様子は手に汗握った。岡田少年の「いつだって、先生の出す問題を解くのは、俺たちじゃないか」という小学生らしいセリフが好きだった。 | ||||
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五個の短編小説、それぞれがモヤモヤと完結しているようでも連鎖しているのよ。読みながら、この場景どこかにあったぞ、とページを戻すことがありました。でも最後まで読むと霧が晴れる感じが爽快! 登場人物が魅力的でカッコいい。昔見たTV[傷だらけの天使]を思い出しました。 | ||||
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この本には5つの短編が掲載されています。 私は「Reborn はじまりの一歩」で表題作の”残り全部バケーション”を読んだ時には どの登場人物にも感情移入ができずに楽しめませんでした。 ページ数が少ない割に登場人物が多くて ひととなりを想像しにくかったからだと思います。 その短篇が一つの本になったので 期待は薄いけれど読んでみました。 短篇同士がつながって 登場人物の人物描写が濃くなるにつれて 私は夢中でページを手繰りました。 最後のページを読み終えてから 短篇同士のつながりを確認したくて 本を最初から再読しました。 私の期待を超える作品でした。 登場人物のある台詞が著者の台詞に聞こえたので 引用いたします。 「いや、別に読まなかったならそれはそれでいいんですよ。 (中略)こういうのは、いろいろ仕掛けて、 どれかに引っかかってくれればいいな、 というものだから」 | ||||
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伊坂幸太郎の作品は全て読んでいますが、読後の爽快感があり、 魅力的な登場人物(こんな人はいないだろうけど、いたらいいなと思わせる)や言葉の選び方が特に好きです。 最近の作品では、PK,夜の国のクーパーがありますが、あまり私の好きな伊坂作品ではなかったです。 残り全部バケーション、まず題名が素敵です。 登場人物もそれぞれが魅力的です。 かなりクオリティーが高く、伊坂さんの魅力がたくさん詰まっている作品だと思うので、 伊坂作品を読んだことがない方にもおすすめできます! この作品で伊坂さんを知って、他の作品を読むきっかけになればと思います。 個人的には、出だしの文章が秀逸で一気読みしてしまいました(笑) | ||||
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なんか題名、いいですよね。 伊坂特有の時系列をうまく使ったストーリー展開。読み手が、「なんで?」「で?」と思えば、それがしっかり用意されているわけですな。 読み手の視線をうまく誘導しながら、当然いろんな展開もありながら、最後全て繋がる!いやー緻密な構成、展開、ディティール表現、総称して文体とでも言いましょうか。さすがです。伊坂初心者でも楽しく読めると思います。 あと強いて言えば、伊坂シリーズは出版された順番に読んでいくのがベストかなと。いつものやつです。 | ||||
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タイトルから想像しにくいハードボイルド.のコメディ?笑 グラスホッパー・マリアビートルにも通じるような世界観が 古くからの伊坂ファンには痛快です. | ||||
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最近の伊坂さんの作品はお話としては面白いのですが、 伊坂さんらしさが薄れてきたような気がして寂しく感じます。 ですがこの本は間違いなく伊坂さんだ!と言えるお話でした。どの章もあっと驚くラストばかりで、 最後まで一気に読んでしまいました。やっぱり伊坂さんと言えばラストのどんでん返しです。 | ||||
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相変わらず、会話もテンポよく、読んでいて楽しい。 話の展開が見えませんが、いつものように話は繋がり、オチはつけてくれます(ラストは賛否両論あるかと思いますが)。 個人的には最終章が良かったです。溝口がイイ味出してます。 | ||||
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