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インサート・コイン(ズ)



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インサート・コイン(ズ)の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

2022年で読んだ中でいちばん面白い小説

ゲーム小説にて、ライター小説。師匠と弟子。ほんとうに気になる日常の謎。ドラクエ。全てが好きな自分にピッタリな小説でした。続編のナウローディングも面白かった。
詠坂雄二またゲーム小説書いてくれないかな。
インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)より
4334773656
No.2:
(4pt)

懐かしのゲームタイトルを題材にした5編からなる連作集

「残響ばよえ~ん」
青春のほろ苦さと同級生の謎、それを簡単に解く流川、最後のドンデン返し的な結末も見事。
「俺より強いヤツ」
ケンカが強い3人「泥犬」「病狐」「屍狼」そのうちの「泥犬」はあの人だよね、ドゥルシネーアの休日の。
インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)より
4334773656
No.1:
(4pt)

つづけますか?

雑誌「ジャーロ」に連載された連作短編シリーズ。ゲームネタを扱った「日常の謎もの」ミステリ。収録の5編はそれぞれマリオ、ぷよぷよ、スト2、シューティングゲーム(帯にはゼビウスとあるが、むしろインベーダーゲームだろう)、そしてドラクエをネタとしている。いずれのネタも扱い方に愛情と敬意が感じられ、ゲーム好きにはたまらない。
 語り手は中堅ライターの柵馬。探偵役は先輩の流川。そして著者の詠坂自身も登場し、メタ的な仕掛けが施されている。最大のギミックはこうしたキャラクター設定そのものと言ってよかろう。1979年生まれの同い年と設定された柵馬と詠坂、そしてこのふたりが憧れてやまなかった先輩ライター流川という取り合わせでなければ成立しないある図が現れてくるのだが、これは今、とても普遍的で切実な答えとして読者の心に響くはず。
インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:インサート・コイン(ズ) (光文社文庫)より
4334773656

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