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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全351件 101~120 6/18ページ
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映画版はどうなっているのか。中学生が主人公で、ある生徒の自殺を巡って、教師を取り巻く大人の対応が納得いかないので、自分たちで裁判を行って真実を突き止めようという話で、この法廷がしめくくりになっている。いまの学校教育の問題点がたくさんでてくる。いじめや不登校や思春期の悩みなど。 それを取り巻く大人の思惑。はじめは興味がなかったが、ある教師に逆恨みをして、その教師の手紙をポストから盗み出すマンションの隣人の女が出てくるあたりからおもしろくなった。そのあとは、いろいろな悪い大人が、主人公の中学生たちにからんでくる。中にはテレビのプロデューサーもいて、ずる賢くたちまわる。この悪くて自己保身しかないようなおとなの登場が、この話をおもしろくしている。 長いけど面白い。あまり話題にならなかったのは、同時期に公開されたビリギャルにさらわれたのかな。 | ||||
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登場人物それぞれの心理描写が繊細である。推理しながら読む楽しみを十分味わった。続編を早く読みたくさせる一冊であった。 | ||||
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著者の発想に驚く。息詰まるストーリー展開に圧倒された。早く続きを読みたくなる。 | ||||
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思っていた物よりとても綺麗でした。また利用したいと思います。 | ||||
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「模倣犯」以来のハマリ度で、一気読みしました。まだ、一冊目ですが、次が読みたくてたまりません。 登場人物の一人一人が丁寧に描かれていて、まるで、クラスの一員として事件に関わっているような錯覚に陥ります。 宮部先生、さすがです。 | ||||
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とにかく満足しました! シーン毎に主観が変わって、複数台のカメラから法廷を見聞きしているような感覚でした。 | ||||
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宮部さんの作品にはいつの間にかグイグイ満足しています。引き込まれてしまいます。 | ||||
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本作は宮部みゆき氏による長編ミステリー。 ■第一部 中学二年生の転落死体。自殺と思われたが、目撃者を名乗る人物からの告発状により、殺人事件の疑い。 さらに第二の死、強盗事件、放火、同級生の事故。 マスコミにも取り上げられ、事態は混迷を極める。 ■第二部 学校を取り巻く事件に翻弄され続ける中学生。大人達は本当のことを教えてくれない。「だったら自分たちで真実を突き止めよう」たまりかねた中学生達が立ち上がり、学校内裁判を計画する。 ■第三部 学校内裁判開廷。召喚された証人たちによる数々の証言。 誰も想像しなかった真実へとたどり着く。 本作は文庫で6冊の長編である。 このくらいになると手に取るのにそれなりの決心が必要だった。 しかし実際に読み始めると、グイグイ引き込まれ、気付けば深夜になる毎日。夢中になって読んだ。 特に第三部は読み応えがあった。元々法廷モノの映画が好きでよく見ていたので、意表をついた尋問やそれに対する切り返しにわくわくした。 二週間で読了したが、もう少しこの中学生達を見ていたかったので、読み終わるのが残念だった。 (と思ったら、6冊目の最後に収録された書き下ろし短編「負の方程式」でちょっとしたサプライズのおまけ付き) 映画化されているようだが、まだ観ていない。 このくらいのボリュームになると、前後編の2本立てではかなりダイジェスト感が出ると思う。 どうせならドラマ化の方がよかったかもしれない。 一時間の尺でストーリーが進行し、一週間後の展開を楽しみに待つ! という楽しみ方をしたいと思った。 | ||||
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中学生の子を持つ親として、ラストが物足りないとは思いませんでした。 感情豊かで揺れやすい思春期の子供たちの心情が良く伝わってきました。 そして、真実はいつも単純なことであると思っています。 今どきの中学生には、この物語の判事、検事、弁護人ぐらい優秀で、弁護人助手のように人を思いやれる子は、実際にたくさんいます。 中高生にも読んでもらいたい本です。 | ||||
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第1章を単行本で読み次が気になって直ぐに取り寄せました。一気に読み終えて感動しています。 | ||||
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第1章を単行本で読み次が気になって直ぐに取り寄せました。一気に読み終えて感動しています。 | ||||
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これまでは登場人物の相関図がときどきわからなくなり、巻頭の相関図を参考にしていましたが、やっと頭に入りました。中学生らしい会話や考えが親しみやすく、面白く読みました。 | ||||
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宮部みゆきさんは語り上手なので、読み始めたら一気に読んでしまいました。弁護士、検事とも中学生にしては頭が良すぎるので、実際とはかけ離れていると思いますが、結末に向けて盛り上がってゆくので早く真実を知りたい気持ちになります。 | ||||
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私は、現在56歳です。私が書くのと、同じようなレビューを書いていらっしゃる方が他におられるか、確かめてはいないのですが、(すみません) 和彦君の養母が「わからないけれど、おまえがここにいてくれてよかった」と言い、それに対して、和彦が「でも---結局、その言葉が充分なこたえなんじゃないかって」と思い(=裁判でそう答え)、涼子さんが、「わたしもそう思います」と答えて『くれた』箇所では、本当に、本当に、この小説を読んで良かった、と思いました。 私の事を「幼い人だ」「アタリマエのことじゃないか」とお考えの方も沢山お出でかと思いますが、実は、これが、宮部 みゆきさんのあらゆる作品の根本にいつもある気がし、 それで、読者も、読後に安堵の気持ちを持つ気がする。 | ||||
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宮部さんの本は全て読む事にしている。始まりとしては平凡かもしれない。 | ||||
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宮部さんの作品は全て読む事にしている。その変遷がおもしろい。 | ||||
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中学生の裁判は非現実的ですが、 たのしくみさせていただきました | ||||
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映画の前編は、この第3部のエピローグから始まる構成になっている。ただし、教師になった登場人物は小説とは異なっている。映画未見の方のために誰が教師になったのかは伏せるが、私は小説のエピローグの方がしっくりくる。 さて、本書は「法廷」という副題の通り、学校内法廷が開かれた6日間の出来事でほとんど埋まっている。確かに、中学生にこれほどの洞察力があるのかとか、こんな言葉遣いはしないとかの批判があるのは当然だが、素直に読めば大変面白い展開になっていると思う。言葉遣いについては物語がバブル時代のことなので、今とは違うことも差し引いて考えるべきだろう。 この小説を読み終えて感じる事は、やはり宮部みゆきは達者な作家だと言うことだ。出てくるキャラクターの設定がしっかりしているので、読んでいて安心感がある。中でも、廷吏役を務めるヤマシンは出色のキャラだと思う。 全3部を読み終えて色々と考えることはあるが、表題通り「その後の彼らはどうしたのか」が気になる。1名についてははっきりしているのだが、私は大出俊次のその後を知りたいと思った。これだけの経験をして、それでもそのままだったのか、それとも少しは変わってくれたのか。できれば、少しでも良い方に変わっていて欲しいと思う。甘い期待なのかもしれないが。 | ||||
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子供は大人で、大人は幼稚。 ろくな大人は出てこないし、子供はこんな中学生いるわけない、という感じ。 それでも「中学生のときこう思っていたかも」という描写が少し入ることで、ぐっとリアリティが出る。 ひとつの真実を追う物語ではないので、ミステリとは違う気がするが、傑作であることには違いない。 | ||||
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読みやすいので全六巻すぐに読み切ってしまいました。まとめて買った方がめんどくさくなくておすすめです。 | ||||
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