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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 41~60 3/5ページ
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あまりにも長いのに最後まで読みました。 ミステリーはどんでん返しや最後の詰めで思いもよらない展開があると期待して・・・ でも、でも、中盤位から予想していたとおりの展開、えっそれで終わりという終わり方。 あのくだくだ長いのは何?ところであの結末では 裏門は開けっ放し、校舎の出入り口も 開けっ放しになってたはずでは?でなければ彼がいちど全部閉めてから飛び降りた? 主事さんが閉めたなら発見はもっと早かったはずだし。屋上の鍵もいろいろ考察されていたのに 最後はなにも触れられてない。真相は?どうのようにして開けたのかもう少し説明があってもいいのでは。 どうかどなたか教えてください、裏門の戸締りのことだけでも。なんか読み飛ばしたのでしょうか? 中学生が裁判するなかの言動にいくら小説だからと言って現実離れしていて、すごく違和感あって 気持ち悪かったのに、最後どんな展開になるのかと期待して読み続けた。その努力がばからしいものにならないためにも。 | ||||
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そもそもタイトルに惹かれてどんな作品なのかと買ったんですけど。 読み終えてイライラした。 え?結局何も始まってないじゃないって思った。 イタズラに何冊も本を買わせようって手法ですねって思った。 | ||||
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いかにも大作、秀作に見せかけたろくでもない作品。 こんな内容になんで結構な厚さの文庫本3冊も買わされなければいけなのでしょうか? こんな薄っぺらい内容で、上、中、下巻も必要ないと思う。 大体1部なんて何も始まってないし。 どこが何が「ソロモンの偽証」なんでしょうか? あの意地の悪い嫌われ者の女子が「ソロモン」? この作家って大げさなタイトル付けるのが好きなのかしりませんが、冒してる気がします。 | ||||
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そう、上中下とあって、それぞれに上げがあって、6冊も買わされたんでした。 そんな内容の作品ではない。 どこが、何が、ソロモンの偽証?! | ||||
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話の展開は面白いと思います。 ただ、これ中学生の考え方?話し方? 中学生じゃこんな会話しないよ。大人だってここまでしゃべれる人いないかもしれない。 展開の面白さより、この違和感の方が勝ってしまいます。 この違和感がこの先も続くと思うと、何だか読む気が失せてしまいました。 ということで、私はこの巻で終了といたします。 | ||||
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冒頭はよかったのですが、途中からだらだらと間延びした感じ。まだ途中ですが、読み進んでいくと何かの伏線になっているのだろうと思うのですが、ちょっとつらいです。 | ||||
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新潮社という出版社はアニメコミックコンテンツをもたないがゆえ、出版不況の影響をもろにかぶる老舗だが、だからこそ良質な文芸書で勝負する好きな会社であります。 が、大御所になると、批評や校正が甘くなり、作家を信頼して任せっきりになっているのでは。宮部さんはじめ何人かの作家の作品に「時代考証」が全くできていないところが散見されるのです。 本書の舞台は1990年というバブル期の中学校が舞台です。随所に「不登校」「熱中症」「ネイリスト」「ポケベル」「美白」「〜じゃね(東北弁の訛が由来)」「はぶき(仲間はずれ)」など、当時存在すらしなかった、あるいは社会人は使っても中学生はもっていなかった物や言葉が続々と登場する。たとえば不登校という言葉は1998年に文部省が定義したので1990年は登校拒否という言葉でまとめられていたのですぜ。機動捜査隊もどうよ。今の人たちに25年前の社会風俗や文化で語ってもわからないから、というのなら最初から現代で構成すれば良かったのでは?作家自身一番フレンドリーな時代ということで書いたのだろうけど、15年前に構想し、下書きや草稿をしたためていたのなら決してこんな日本の社会になかった言葉を多用したはずはないでしょう。 そういういちゃもんは置いていても、皆さん書いているように、長過ぎですよ、冗長です。どうでもいいシーンに何ページも費やし、そのほとんどが会話。三宅さん以外に登場人物のキャラが似たり寄ったりで個性に欠ける一方、家族が警視庁の捜一の父、法律家の母、ヒロインは顔いい、性格いい、頭いい、の欠点なしのスーパー家族で、かつてバブル期のスーパーヒットメーカー赤川次郎さん(東野圭吾さんの先輩格のような人)の書いたとんでもファミリーの事件簿のような構成で親近感がわきません。 しかも、事件の真実を追って中学生という身分にたちはだかる、あらゆる困難や支障を知恵と勇気で打破する、ってのが見たかったのに、捜査一課の事件資料や調査内容を家庭で娘にしゃべっちゃう父、守秘義務が絶対の探偵事務所や弁護士が第三者の中学生に内幕を全部話してしまう安易かつありえない物語の進行と道具使い。ったくね。 宮部さんは素晴らしい大作を過去に発表されてきた人。全部読んでいます。心理描写や法律知識に長け、身近な素材から深遠な物語を生み出す希有な人なのに、この作品はただ長いだけで得るものがない、と思う。二部の後半からむかむかし始め、3部はもう拷問のようです。 中学生が校舎から飛び降りた事件の背景についての物語構成はやはり90年代のTBSドラマ『たとえば僕が死んだら』で野島さんが設定したものだし、学園ものは今や、この人の右に出る人はいないでしょう。そう、湊かなえさん。餅は餅屋に任せ、宮部さん得意の舞台設定で今後はたのしませてください。 | ||||
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手が悪くて単行本が重くて持てないので是非とも文庫本に発行してほしいのです。 | ||||
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火車以来の宮部ファンでしたが、10数年前に模倣犯で挫折して(映画があまりにもひどかった影響もあり)、しばらく遠ざかっていました。最近「ペテロの葬列」を読んで面白かったため、改めて模倣犯、楽園と読み、満を持して(?)本作にとりかかりました。宮部さんの現代ものは、昔は超能力をテーマにしたものと純粋なミステリーに大別できたのが、最近はある種の人格障害を取り上げたものが多く、それはそれで興味深いのですが、そういう特異な性格の人物とその周囲の人物の描写に力が入る分、ミステリーとしての面白さは失われているように思えます。 本作について言えば、他の皆さんのレビューにもある通り、こんな中学生は今も昔もいません。優等生とワルにはっきり区別されすぎていて、現実には、一人の中に色々な面があり、何でもできる超優等生とこれまた典型的な不良なんてめったにいません。中学生の男女が仲好すぎるのも非現実的です。中学生の親ですが、幼馴染でも異性とは距離を置きたがる年ですし、まして、具合が悪くても異性を介抱したりしません。(ウン十年前の自分が中学生の時もそうだったので、15年前でもそうだったと思いますよ。)お話だからと言ってしまえばそれまでですが、少年少女小説ではなく、大層な題名の付いた推理小説なのに、ストーリーに重要な意味を持つ人物設定の甘さというのか類型的すぎるところが何とも残念です。ストーリーも途中特に3部に入ってからは先を読みたいという気持ちにはなりますが、読み終わってみると、正直、「結局これだけ?」という残念な感じが否めませんでした。 | ||||
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三部作通しての総評となります。 宮部さんの久々の現代物ミステリーでしたが、お得意の人物描写の濃さは変わっておりませんでした。 その濃さと題材の複雑さ故に、三部作二千ページ超という作品になっております。 古くからの宮部さんの現代物ミステリーファンとしては、期待の大作だったのですが・・・ まず気になったのは、子供達の描き方が少々古い。 90年前後の中学生というよりは、80年前後の中学生です。 自分が作中の中学生と同じ世代の人間なだけに、言葉遣いや背伸び感の違いというのが、気になってしまってどうにもマイナスでした。 あんなに、バブル臭の漂う会話や大人びた会話はしてなかったですわ。 あと、主要格の大人の描写がいくらなんでも甘すぎです。 サイコメトラーばりに気の利く大人がわんさか出てきます。 宮部さん作品に共通しているキャラクターの描き方ではありますし、それが痛快に思う作品も多いのですが、題材を鑑みれば、逆に大人の鈍感さ馬鹿さをもっとクローズアップして欲しかったです。 そして、第二部以降の主軸となる「中学生による裁判」。 これが、自分には最後まで受け入れられませんでした。 大人の描写が甘いと述べましたが、それ以上に中学生達の描写が甘い。 半数程度がスーパー中学生で、知識量、頭の切れ、気の利き方が半端じゃないです。 そのスーパー中学生達が裁判をテキパキと進めていく様はまるで少年漫画のようで、まったく現実感がありませんでした。 情報化の進んだ現代ならともかく、90年代当時の中学生がほぼ独力で裁判というのはあまりに強引すぎです。 そもそも、「裁判」という形の必要性に説得力が感じられませんでした。 「このミステリーがすごい」などの評があてにならないのは重々承知ですが、今回はそれらの評に違わぬ出来だと期待してしまったので、残念な内容でした。 どうでも良い追記ですが、こういったタイトルの付け方は陳腐なのでやめて欲しいです。 バベルとかユダとか福音だとか、聖書がらみや古い神話から内容と関係の無い単語を安易にもってくるのは辟易します。 | ||||
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不要なエピソードが多かった 無駄に長編というか・・ 第3部でようやく惹きこまれました。 幼い中学生たちが自分たちで考え解決しようとする姿勢が 大人から見て心強かった。親子で読むのに良いと思います | ||||
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本題(少年の転落死は自殺か殺人か)とあまり関係のない事柄の記述が多く、迂遠な感じがした。全3冊で2千ページを超える大作?だが、枝葉末節を省けば1冊で足りたと思う。 当初、警察も学校も少年の両親も、少年は自殺だと思っていた。しかし、告発状が関係者に送られて、ここからどんでん返しを期待したのだが・・・。学校内裁判(裁判ごっこ?)で、結局、「やっぱり自殺だった」という結論になり、それが結末になってしまった。 優秀な中学生たちとは言え、中学生が本物の法曹関係者も顔負けの裁判を準備・実行していくというのは現実離れしている。そこはフィクションだから譲るとしても、この結末では、学校内裁判が「自殺ありき」の出来レースだったという印象しか持てなかった。 | ||||
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いくらなんでも中坊が…なんて…、あまりにも非現実的で、いくらフィクションでもSFに近いくらいだ。 中坊に対する警察、先生、マスコミの対応などはみんなありえない、ありえない。 作者はどのくらい社会経験があるか知らないがフィクションも過ぎるとバカバカしくなる。 もう少し現実に近いフィクションにしないと次作に興味がなくなる。 | ||||
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ソロモンの偽証、ソロモンは誰? ソロモンという壮大な人物を付けた題名に惹かれ、読み始めました。 偽証って、裁判で嘘を吐いたことですか? 嘘を言ったのは、三宅樹理一人ですよね? としたら彼女がソロモン? 3巻読みながらずーっとそのことを考えてました。読み終えたいまでもなのですが。3巻共に一気によみましたが、ワクワク感があり2巻に対する期待がいっぱいありました。2巻目では登場人物の描写が細か過ぎて読むのが面倒と感じましたが、後で何か重要なことに繋がるかもと飛ばすことを極力避けました。 3巻目に至っては、それが多すぎました。どなたかが冗長だと書かれていますが賛成です。 3巻目を読み始めたとき、2巻目までのテンポと異なる気がして無理してた一気読みの勢いが止まりました。法廷だからかもしれません。 傍聴人、陪審員の細かな描写に辟易し、何か映画化やテレビ化を意識しているようで、飛ばし読みしました。 読後感はやっと読んだ。前の巻を繰って見ることもなく、何か残念。 | ||||
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面白くなる前に、修飾が多く読み進めていくのが疲れる 一般の批評がよかったので一度に3部まで買ってしまったが一部だけなら多分二部は買わなかった | ||||
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「火車」「理由」はページをめくる時間が惜しいぐらいのめり込みました。しかし、本書はページをめくる気さえおきませんでした。それでも通読しましたが、この本を読むのにかかった時間を返してほしい、と思うほど、つまらなかった本です。 | ||||
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「つかれた」のはこの作品の内容、本の重さ 模倣犯のとき「少しでも重さを軽くしたいので出版と相談して・・」宮部さんは話しておられましたが 今回は通勤途中で読むのに本当に重たかったです 内容はもう少し文章を省略して読者の想像力に任す部分が有っても良いのでは? あれも入れたい コレも外せない このエピソードは重要 田舎の炊き込みご飯状態で膨大に膨れ上がり 読後は「三冊の内容はこれだけ?」と言う状態でした 「龍は眠る」「レベル7」以来の読者としては今回は残念な結果でした 次回作に期待しています | ||||
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綴じ代が甘い。本を開けたら最初の数ページがべらべらと脱落しそうだった。仕方がないので糊でくっつけましたけど。本そのものはきれいだったので残念です。 | ||||
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「無駄に長い」というのが、読後の率直な感想です。 こいうった読み物を「まとめる」という発想はなじまないかもしれませんが、 3部作を1冊にまとめても良いのでは?と思いました。 結末には正直何も感じなかったのですが、 読んでいる時は先が気になって寝不足になってしまったところは さすがに上手いなと思いました。 でもそれだけで... 読み物に何を求めてはいけないのかもしれませんが、 読後に残ったのは「長かった...」それだけです。 | ||||
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第1部はすらすらと読み終わりましたが、終盤から嫌な予感。中学生が裁判をする? 第2部は延々とその準備。読むスピードも10分の1に!途中で読むのを中断しましたし、私にとっては拷問でした。 いくら小説(フィクション)でも、こんな中学生たちいるのかなぁ〜?と、現実と乖離し過ぎです。 また、不良の父親ですが、こんな傍若無人ぶりでは仕事先はありませんよ。経営が成り立ちません。 ストーリーよりも、登場人物たちと非現実的な会話で.......苦しい三冊でした。 | ||||
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