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殺す警官
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殺す警官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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一気に読めます。 翻訳も読みやすいです。 ロンドンの雰囲気もうまく書けています。 イギリス、特にロンドンに土地勘がある人は楽しめます。 | ||||
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副業で殺しを請け負う敏腕刑事デニス。とはいっても、標的は悪人だけだ。今回の依頼では3人の麻薬ディーラーを射殺した。ところが、翌朝の報道で被害者が罪もない一般人だったと知る。やがて自分に酷似した犯人のモンタージュ写真が新聞に載り、そもそも依頼が罠だったのではと疑うが…。極悪にして正義漢というアンチヒーロー登場!緻密に構成された、殺人級のデビュー作。 | ||||
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警官でありながら裏稼業として悪人を始末する殺し屋という設定。もちろん非現実的な筋立てなので首をかしげるような部分も出てきますが私好みのスピード感あるストーリー展開で楽しめます。 英語はどちらかというとスラングも少なく比較的読みやすいと感じます。 | ||||
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警官なのに、副業では"殺し"をしているデニス刑事が主役。 ただし、殺すのは裁判で勝訴したレイプ犯や、法が届かない極悪人たちのみ。 正義感強くて警官になったものの、現状の警察に幻滅し こういう道を歩み始めた警官がいたとしても不思議はないな。。。 デニスの一人称で書かれているため、かったるくなる場面もあるが 多発していく事件が絡み合い、読者を飽きさせず最後まで引っ張ってくれる。 デニスは一体何の事件に巻き込まれていたのだろうか!? そして、最後どのように切り抜けることができるのだろうか!? クールでしぶといく強運の持ち主デニス。とにかく面白い!お勧めです。 | ||||
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別の新潮文庫のうしろに「なけなしの正義感が暴走する」とあったが、「ゆがんだ正義感が暴走する」のほうが適切だと思う。主人公は強い正義感を持ってはいるのだが、法は犯罪者を守るだけだと考えていて(この小説では事実そう)、それなら自分が殺してやる..そのうえ金ももらえるならいうことないじゃないかと悪人だけを殺す殺し屋というバイトをしているのだ。 そしてその夜も依頼をこなすのだが、実は自分が殺したのは聞いていたような悪人じゃないことがわかる。どういうことだ? 答えを知りたいが、もうひとつの不可解な殺人事件がおきて、現職の(正義感あふれる)警察官である主人公はそちらも追わなくちゃならない。 今まで見たことも聞いたこともない主人公とはいえない身勝手な主人公だから、好き嫌いはあるだろうが、暇つぶしに読むのなら十二分にその役目を果たしてくれるスリリングな小説だと思う。 | ||||
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THE BUSINESS OF DYING という原題のとおり、 英国版必殺仕掛け人の話。 児童虐待の実際は、アメリカと違わないのかもしれないが、この話の中では少なくとも、児童養護施設もまた事実上、子供の更正や福祉に向けてほとんど機能していないらしい。 「保護された」子供が言うことをきかないうえに数も多く、施設の職員は少なく身入りもよくないからである。 おまけに街路には、そうした子供たちにとっての誘惑も少なからずある。 18歳の街娼が殺害される。 裕福な親元を飛び出した家出娘である。 事件捜査に、はみ出し巡査部長のデニス・ミルンは、いわば暴走する。 デニスは、また、裏家業として「仕掛け人」もやっている。 本人にしてみれば自分は「信念を持つ正義漢」であるが、実入りのいいこの稼業で、ちゃっかり小金も貯めている。 そしてありがちな話だが、この商売には元締めがいて、「生かしておいてためにならぬ」かどうかの判断については、デニスは元締めを信じているのであった。 が、信じる者は「足元を」すくわれる。 むろん虚仮にされて黙って泣き寝入りするようなタマではない。 落とし前は、曲りなりに、つける。 話の中に、日本が喫煙大国なのに肺がん罹病率が低いのは寿司を食べるからだという珍説が紹介されている。 ついでに生魚はごめんこうむりたいという一英国民の感想も。 こういうのが随所にはさまれていて笑える。 英国ミステリーの共通項にも思える変化球(それであまり深刻にならない)と米国風のスピード感が交じり合ってまことにテンポよく読ませる。 | ||||
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