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夏と花火と私の死体
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夏と花火と私の死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 1~20 1/7ページ
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表題作はストーリーよりも、その視点の置き方に驚かされた。『優子』がとても面白かった。すっかり騙された。 | ||||
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ここの画像を見ると表紙が変わってしまっているのか・・私が持っているものは田舎の神社と夏らしい入道雲が描かれ、けれど色調はほの暗く作品の不気味な雰囲気がよく出ています。最近はなんでもアニメ調にしてしまって子供の読み物みたいに見えてしまいちょっとどうかと思います。 デビュー作だそうですが乙一さんを読むのはこれが初めてでした。漠然とミステリ作家だと思っていましたがホラー寄りの作風でしょうか。かなり好みっぽいです。 展開に無理があるとか話にリアリティがないという批判が多いようですが、犯罪とトリックの論理が大事なミステリではなく、ホラーならむしろ雰囲気を楽しむものだと思うので、そういうふうには感じませんでした。 すべてをひっくるめてなんともいえない雰囲気がよかったです。 時代設定は一昔前なのか?田舎の夏、神社とむせ返りそうな濃い緑、セミの鳴き声と太陽の強い日差し、風通しのよさそうな日本家屋でアイスクリームを食べたり昼寝をしたり。 そして子供ゆえの短絡的な衝動から起きる殺人とサイコパス的な登場人物たち。郷愁を誘うおっとりした雰囲気の中だけにその不気味さが際立ちます。 個人的には悪い奴にはなんらかの罰が下る方がよかったと思いますが、この結末でもまあありです。 もひとつの「優子」もひと昔前のレトロな雰囲気がよかったです。おかしくなっていたのは本当は誰だったのか?人形をめぐる奇譚とも言えますね。 「夏と花火と私の死体」もそうですが、この「優子」が16歳の時に書かれたというのは驚きです。好きな作風なのでこれからどんどん読んでいきたいと思います。 | ||||
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高学年の娘が、どこかでチラッと読んで、面白そうだから欲しいとずっとせがまれていました。文庫で買えて良かったです。 | ||||
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タイトル買いした本ですが・・・。 内容はもっと、良かったです。 なんだか、本当にありそうな奇妙な恐さがあります。 まあ、ミステリーはみんなそうなんだろうけれど、終わりの方で急展開を見せ、止まらなくなります。 「夏」に読むのをオススメしたい一冊です。 | ||||
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良かったです! | ||||
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『夏と花火と私の死体』 悲惨な状況のはずなのに死体に愛嬌を感じてしまいなんだかポップに読めてしまうホラー。 いつ死体の存在がバレてしまうのかドキドキしながら読むのが楽しかった。 『優子』 うわー。騙された。っていう感じ。意味がわかると怖い話みたい。怖さよりもなんだか痛快さが残った。 | ||||
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文庫本っていうと硬い物語を想像するけれど、 これは読みやすい。 ファンタジーホラーを世に広めた自信作だと思う。 | ||||
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死んでいる主人公が話しているのが印象的。 一度読むと止まらない本だった。 | ||||
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最後はこう来たか と言う感じ ジェットコースターに乗っているような感覚で先へ先へと読んでしまう | ||||
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読みやすいしきれいにまとまってる感じ おすすめです | ||||
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"最後に、踏み台にしていた大きな石の上に背中から落ちて、わたしは死んだ。(中略)体中の穴から赤黒い血が流れ出している。それはほんの少しの量だったが、そんな顔を健くんに見られるのかと思うと悲しくなってきた。"1996年発刊の本書は斬新な語り口で当時話題になった著者デビュー作。 個人的には著者の本は未読だったのですが。ミステリにはまっている事もあり、初めて手にとってみました。 さて、そんな本書はあまりにあっけなく(冒頭22ページ)で殺された幼い9歳の五月こと"わたし"が殺されて死体になった後も【変わらず物語の語り部として】引き続き、大人たちの追求から自分の死体を隠そうとする健と弥生の2人の兄弟の様子を映像的に描いているのですが。 まず、やはり驚かされるのは"死体が語り部"という視点の斬新さ、また執筆時16歳の著者の【無駄のない文章、構成力でしょうか】それが本書の非凡さを感じさせつつも、肩の力を抜いた自然体で書いたようにも感じられるのに興奮しました。 また一方で、内面描写は死体の"わたし"だけで、健や弥生他の登場人物たちは映画の様に態度や言動しか描写されていないので【内面の心理状態は読み手が推測するしかない】のも、例えば"優しい少年"として登場してきた健が次第にサイコパスじみて不気味に見えてきたり、とても効果的に効いていると思いました。 早熟な才能にびっくりしたい方や、昭和の雰囲気漂うミステリ好きな方にオススメ。 | ||||
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Twitterでフォローしてる人がおすすめの小説としてこの小説を紹介していたので読んだ。 久しぶりの活字だったが、ミステリー微ホラーが好きな私にとってはすぐに読めた。 | ||||
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すげえなぁ、と、とにかく感心する。 わずか145ページの中に、トラウマだったり狂気だったり、ミステリーだったりホラーだったり、とにかく詰め込んでくる。 息をつかせず、ぐいぐい引き込んでくる。 文体のよさもあるし、舞台設定の段階でもすでに面白い。そんなわけで、クラッカーを食べるみたいにすらりと読みきってしまった。しかし読後の「やられた!」感は尋常でなく、残るものも多い。 一見すると弥生が恐ろしいのだが、ストーリーを最後まで読むと、健や緑の方がはるかに残酷で救いようがないのだと気づく。なぜなら弥生には罪の意識があるが、二人にはそれすらもなく、死体隠しをゲームと同じように楽しんでいるから。 このあたりの斜述もとても巧妙で、物語をいっそう面白くしていたと思う。 | ||||
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昭和の風景がよく描かれており、ノスタルジーを感じながら読む事が出来た。 | ||||
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この作品が最初に賞をとったときに友人たちと「なんだよ、このタイトル」と揶揄していたのを思い出します。それでも、その時、読まなかったのはあまりにも評判が高かったからでした。数年後、こっそり(笑)読んでみて、あまりの作品の完成度に圧倒され、読まなかった自分の愚かさを痛感することになります。 後年、著者が荒木先生の効果音を脳内でイメージしながら書いたと聞いて、改めて読むと思わず納得してしまいました。 | ||||
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驚愕しました。 当時16歳の作者が、このような小説を描けるものなのか。 自分と比べては申し訳ないが、当時の自分は女の子のお尻を追っかけまわしているだけの そして、相手の気持ちもわからないどうしようもない奴でした。 作者は言葉も良く知っていて、表現も豊かであり、内容も素晴らしい。 言うことなしで楽しめました。 一緒に収録されている「優子」は絶対高校生には書けないと思う小説です。 違った意味で怖いです・・・。 | ||||
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巻数が増していくにつれて徐々に薄味になっていく作品が多い中、 変わらず面白さを提供してくれる素晴らしい作品です。 そろそろ最新刊を買うのは控えようかと思われているあなた、是非購入することをおススメ致します。 | ||||
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迅速かつ丁寧な対応で信頼のできるお店です。 しかし、本の表紙が画像の絵表紙でなかったのが残念なので星4つです。 | ||||
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読みやすいし、結末が読んでで ふぁ!ってなる。おもろい。おすすめ | ||||
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内容については満足です。 乙一さんの作風が好きだし、処女作とか賞をとったからどうのとか過度な期待もないので、1つのお話として買ったので。 ひとつだけ残念だったのが、商品紹介の画像と、実際に届いた本の表紙が、違っていました。 なので星を1つマイナスしました。 | ||||
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