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(短編集)
頭の中がカユいんだ
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頭の中がカユいんだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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レビューで評価されていて濃い内容なのかとおもったが、軽い内容でスラスラと読める本だった。 中島らもの信者でなければ☆☆☆が適当な内容である。 ほかに収録されていた「東住吉のぶっ壊し屋」「私が一番モテた日」「クェ・ジュ島の夜」も同様に軽い内容でスラスラ読める。個人的には「私が一番モテた日」がよかった。 本編は出だしに主人公(中島らも)が家出するのだが、なにが苦しくて家出するのか書かれていない。 あとは広告代理店で働き、酒を飲み、ウィットの富んだ業界人としての生活が綴られてある。 家には帰らず、仕事のあとはオフィスでそのまま寝るか、ナンパした女とホテルで寝るか、カセルホテルで寝るか、サウナで寝るか、泥酔して友人の家で寝るか、運が悪ければ公園ででも寝るんだろうが、それがどうした!と思ってしまう。 家に帰りたくないならホテル代の3千円を残して酒を飲めばいい。 自分でホテル代やらまで酒に使ってしまうのが問題であり、そんな自分でワザワザ作っている苦など知るか!である。 そして結局、中島らもは「なにが苦しいのか」もよく分からないのだ。 この本には業界人の酒びたりでウィットの効いた日常だけが書いてある。それだけである。 ただ随所に面白いところや頷くところが散りばめられているので「軽くて面白い本」として読むのにはいいかと思う。 ※他の方のレビューで「少しぐらい気が狂っているとして、それがどうしたというのだ」と書いてる人がいるが それはアマニタパンセリナに書いてある文章である。(カドくんのくだりで) この本にはそんな名言はないので誤りを指摘しておく。 | ||||
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