■スポンサードリンク
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐I
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ウィンディ・ガール サキソフォンに棲む狐Iの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サックスプレイヤーを主人公にした小説はそう多くはない。田中啓文の永見緋太郎シリーズ、栗本薫の矢代俊一シリーズ、奥泉光「虫樹音楽集」、福田和代「碧空のカノン」くらいが思いつくが、田中啓文はその中で最もサックスという楽器をを知っている作者だろう。栗本の専門はピアノ、奥泉はフルートで、福田はまだサックス初心者だ。だから、永見緋太郎シリーズは貴重だし、内容もそれなりに充実している。それで新たな永見シリーズ(今度は永見典子)が登場したとあって期待したが、ちょっと首をかしげた。なるほどサックス、あるいはジャズに関わる部分はリアリティ満点だ。それに比べ、ストーリーがなんと他愛なさすぎることか。まだ緋太郎シリーズのほうが工夫があった。ちょっとこれでは読み続けることは困難だ。第2巻に続くようだが、恐らくもう手に取ることはないだろう。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!