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白ゆき姫殺人事件
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白ゆき姫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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安物のライターが、安物の週刊誌やツイッターで噂をそのまま垂れ流し、それが拡散していく。 情報社会・ネット社会の恐怖を描きたいのだろうが、「そんなこともう知ってるよ」「それがどうかしたの?」という感じ。主人公の城野美姫という名前も、勤務先やそこの商品名も、取って付けたようなネーミング。 推理小説でないのは分っていたが、では何の小説なのか不明。 読み終わって、得たもののない小説だった。 | ||||
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電車の乗り換えの5分の間に慌てて買ったものの大失敗でした…。 ミステリー云々以前に小説なんだろうか…という形式です。 本文読んで、後ろの方にある操作資料みたいなの読んでを繰り返します。 そういうのを物語にうまく織り込むのに、世の作家は頭を捻ってるんだと思うのですが、 これはそこを放置して、喋り口調でダラダラ書いてあるだけです。 全部そればっかりで終わります。 そして、その喋り口調もあまりうまくない…会話してるように受け取れない。 正直、面白くないを通り越して、苦痛でした。 先が気になる工夫などまったくないのです。 告白を読んだときは「すごい!」と思ったけど、 今は「この人もしかして小説書けないんじゃないの?」って思えてきてます。 同じ人が書いてるとは思えない…。 | ||||
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あまりに薄っぺらくて(内容が)、びっくりしました。 お金がもったいなかったです | ||||
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湊かなえはインタビュー形式というか、やり方に凝っちゃって、インタービュー、ツイッターやブログ、新聞、雑誌なんかの方法で事件の成り行きを表現したわけですね。 そして犯人が誰か?という部分はあまり重視しておらず、犯人が噂や第三者から見た印象でどんどん作られていくというところを言いたかった。あくまでも「どんどん作られていく」部分だけを言いたかった。 従って、加害者の動機や殺意を抱くまでの過程もないし、被害者も加害者も結局よくわからない人になってしまっている。 だからといって容疑者にされてしまった人のことも薄っぺらくしか表現できておらず、共感も否定もできない感じなんです。 こういうやり方なら宮部みゆきの「火車」は、容疑者は決して姿を現さないけれど、第三者から見た目での表現でとても理解できる上手い作品。 大体、芹沢ブラザーズなるバイオリニストが出てくるところなど、あれは必要だったのか? もっと他に被害者と容疑者の接点になる出来事や関係を思いつかなかったのか? 被害者の恋人だったというあたりは苦し紛れのこじつけとしか思えん。 さらに犯人が会社の文具を盗んだり、冷蔵庫の私物のお菓子を盗んだだけでなく、、最後には白ゆき石鹸を横流ししていたということになっていて、もう本当にこじつけで読んでいられないほどの不出来。 もうちょっと練ってから書いて欲しいし、スタイルばかりに凝りすぎて、殺人に至るまでの心理や関係などの表現をおざなりにしないでほしい。 「告白」はまだよかったが、 | ||||
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色々な情報が少しずつ明らかにされていくことで、最終的に「なるほど!」と思える結末が待っていると信じ読み進めたが、結果はどの証言からも特に予測もつかず、「へぇ、そうだったんですか」という結末だった。 それぞれの主観で話しているだけなので、伏線とかロジックとか、大どんでん返し!的な衝撃は皆無。 参考資料もめちゃくちゃ見難かったです。 ただ、人間は人と人との関わりによって像が形成されていくんだなということを改めて感じました。 私のまわりの人からみた人間像はどうなっているんだろうと考えさせられる作品でした。 | ||||
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湊かなえの作品はどこか苦手だ。 登場人物の心の無さを感じるのか、作り物、操り人形のように思えてしまう。 初めて読んだ告白も、面白いとは思ったが、この人の別の作品を読みたいとまでは思えなかった。 告白以来、二度目の湊作品を読む機会があったので読んでみたが、印象としては変わらなかった。 美人OLが殺害され、同僚の女性社員が容疑者として扱われる。それを週刊誌の記者が近しい人々に取材していくという内容だ。 容疑者の人生を暴き晒され、千差万別の性格、人格を人々から抱かれる。そしてそれを記者に面白おかしく書かれてしまう。 現実の事件でも似たことが行われていることだろう。 その容疑者が犯人ではないのは読む前から思うことだし、誰が犯人なのかも気になるが落としどころ、オチが最も気になっていたが、特に書くほどの内容ではない。 設定の部分である噂の一人歩きも、恐怖を感じることはなかった。また報道が過熱している状況が想像しづらく、ただ狭い空間でしか起きていないものに思えてしまう。 いったいこの作品は何を伝えたいのだろうか。告白でも感じたのだが、登場人物に感情移入することができない。 事件があり、逃亡する容疑者、取材する記者、語る人々、どこを見てもただの操り人形。人間とは思えない。 酷評しているが、またきっかけがあれば湊かなえの作品を手にするだろう。 話の作りは好きだし、一気に読んでしまいたい部分もある。 いつか、読んで良かったなと思える湊作品に出会いたいものだ。 | ||||
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まず、またしても一人称で語るのか、と1ページ目を開いてとてもがっかりしました。もうこのパターンは飽きました。もしかしてこの方はそれ以外の書き方ができないのかもとさえ思いました。そして読み進めるうちに登場人物の描写の薄っぺらさがとても気になりだしました。第1章を読み終えて「参考資料XXページ」とあり、そこを見るとウェブの書き込みの羅列や週刊誌の記事。アイデアとしては新しい試みかとは思いましたが、とても読みにくい上に量も多い。通常ツイッターでもなんでもそこまで一言一句追って読むことはないし、この「参考資料」を入れることによる効果があるのかは非常に疑問に思いました。むしろ逆効果。これで一挙に冷めました。そして、肝心の中身も最後まで読んでも、疑問だらけ。結局何が言いたかったのかは分からずじまい。犯人捜しというよりは、SNSやマスコミでの広がりを臨場感を持たせたっかったのかもしれませんが、こちらには伝わりませんでした。ストーリーとしてもとても中途半端な印象。出版社や編集の方ももうちょっとアドバイスされてもよかったのでは?この方の本はもう二度と買うことはないでしょう。本当に時間とお金の無駄でした。 | ||||
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映画の番宣を見て原作が読みたくなって購入。 結論から言うと後半あっさり終わりすぎて「は?」ってなった。 三木典子さんがいい人なのか嫌な奴なのかも分からず。 記事の書き手である赤星さんの人物像も全く伝わってこない。 いろんな人が口々に語っている城野美姫さんにさえ感情移入できない。 読んでがっかりの作品だった。 | ||||
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『告白』が面白かったので、そのノリで新幹線に乗る前に買いました。車内で読もうと。。 年代のせいでしょうか?あまり書くとネタバレになるので詳しくは書きませんが、最初の文体から、後悔が。。これで最後まで引っ張るのかと恐れながら読み進みましたが、その予想通りで。。。 極めつけは、資料と称する類いの新聞記事様式やツイッター様式の文章。。これは、ひどいです。読むに値する文章ではありません。新聞記事っぽく書いているけれど、明らかに違和感があります。でも、新聞記事様式は、何とか読みましたが、ツイッター様式は、ひどすぎます。 もはや、このような作品は、小説という分類には入れて欲しく無いというのが、正直な感想です。高尚なものだけを文学に、とは思いません。でも、これは文学ではありません。 | ||||
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今回はすべての文章が一人称で書かれています。 私は、俺はと。 これがなんと読みにくいこと。 湊かなえさんの作品に往復書簡というのがありましたが、あれに通じる部分があります。 あれも手紙のみで作品を構成するという、面白い試みではありましたが、 結果としてすごい読みづらい作品になっていました。 今回も試みは面白いですが、読むに堪えない作品にしてしまっては元も子もありません。 | ||||
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どんでん返しがあると思ったら全然ないし、犯人の殺害動機が弱すぎてなんで殺したのって感じだった。初めて湊さんの作品読みましたが、期待していたぶんガッカリです。 | ||||
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週刊誌、SNSがいつの間にか殺人事件の犯人を作り上げていってしまう、、、。 現代の日本がいかにこうしたメディアに影響されているか、その怖さがひたひた押し寄せてくる…。そこが本書の一番の柱なんだろうけど、いかにせよ、巻末に「資料」という形でまとめられている構成が、読みにくいことこの上ない。むしろ、各章の中にそれぞれちりばめた方が読者の気持ちを引き寄せられたのでは? また、事件の残忍さの割に犯人やその動機に説得力がない。なにか薄い感じが…。 このところの湊かなえの多作は、彼女から練り上げる作業を奪っているのでは?意図するところや、斬新な試みは面白いので、もっとじっくりと書いてほしかった。 | ||||
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図書館でたまたま見つけて借りました。 話がさっぱりというか、あらすじがわかりません。 ネタバレで構いませんので、誰か教えて下さい。 | ||||
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文章も幼稚で内容も薄っぺら 登場人物も個性が全くなくて、全部同じ人が証言しているの?って思ってしまう感じでしたが、わざとなのでしょうか 読書の時間がもったいなかったと思いました。 | ||||
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なんとか一気に読んだけど、読むのに忍耐が必要。まぁ人間なんてそんな生き物かな?という所は流石ですが、面白くはない。 | ||||
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ページをめくる手が進まない。 それが一番の感想。 ネット社会で情報が根拠なしに広まる、そんな様子をある殺人事件を軸に描きたかったようですが、 結果的に陳腐な内容になってしまった感が否めません。 本書の半分が、各登場人物の独白。 のこり半分が「事件に関するネットの記事」と「事件に関する週刊誌の記事」という珍しい構成です。 各人物の独白と記事項目は、時系列毎にタグ付けされており、それを同時に読みながら進んでゆくのですが、 これがまた面倒くさいのなんの。 結局事件も単純な結末で、消化不良感が否めませんでした。 ということで星2つ。 購入は・・・筆者のファンなら逆に購入しないほうが良いです。 がっかりするでしょう。 ネタが切れているのに無理やり執筆する必要は無いと思います。 | ||||
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湊かなえさんの本は、全部読んでいます。「告白」「贖罪」はよかったけど、他の作品は、正直、出れば出るほど、どんどん面白くなくなっていくいように思います。超残念。でも、もう買うのはやめようと心に決めても、ついつい出れば買ってしまうのは、やはり、それなりになにかがあるんでしょう。 | ||||
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一世を風靡した作品、「告白」。新しい切り口の小説で、私としてもすごく好きな作品でした。 その後、「少女」を読み、あれ?と思い。「贖罪」を読み、確信に至り。でも湊さんの本は贖罪のように装丁がすごく綺麗で、一度話題になった作家という事もあり、「白ゆき姫殺人事件」もつい読んでしまいました。 結論。失敗。 物凄くつまらないわけではありません。しかし、湊かなえさんはもう何冊も本を出しましたが、どれ一つとしてデビュー作の告白を超えられていないのです。 初めの一人のある女性だけのセリフの章には「おっ?」と思わせられました。その後も会話文だけなのですらすら読ませられました。 しかし、期待させたわりにラストが面白くなかったというか…。ラストのさわりの一部は途中でよめてしまう。犯人に関しては面白いけど、どこがどんでん返しの驚きが足りない。展開としては面白いのに、見せ方が悪かったのか…。 この小説ではツイッターや新聞記事やブログを本当にそのページのようにして載せていますが、それも魅せ方に工夫が足りないように感じました。こういうものを載せるという発想は面白いけど、このブログなどによって明かされるもの、同時進行の背景であり物語の裏側はそこまで面白くはありません。 本当に面白い作家には代表作は一つではないはずです。告白レベルのものが書けるまでは湊さんはもう書かなくていいし、こちらも読まなくていいのでは。 | ||||
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殺された三木典子の、いやらしさが全然伝わらない。チケットのことにしても、セレクトショップのことにしても、女の世界ではままある程度。 その上、犯人が殺した手口の残忍さに、動機がついていけていない。 内容もページ数も薄ーい本。勿体無いけど、中古本屋にたたき売り。 | ||||
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この方の最初の作品が一番面白かったです。『告白』はかなりのめり込んで読みました。読んだ後も面白いなぁと思えた作品だったのに、2作目、3作目とだんだん物足りなくなりました。この作品は表紙につられて買いましたが、やっぱり物足りない。今までの作品の中でも最低かもしれません。他の作品もそうですが、結末の説明が少なすぎて消化不良になります。結局、どういう事だったの?!というモヤモヤが晴れません。 一人一人の話から物語が構成されているのは面白いですが、矛盾した話の場合、最後に種明かしが欲しいです。 | ||||
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